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2010-12

【感想】K-1 WORLD GP 2010 FINAL(2)準決勝+決勝

間が空きすぎていますが先日の感想の続き。

トーナメント準決勝
○ピーター・アーツvs.セーム・シュルト×
予想:×

この試合が自分の予想外。
まさかアーツが再びシュルトに勝つとは。

以前にアーツがシュルトに勝った時に用いた戦法。
とにかく前に出て仕掛け、シュルトの間合いとペースで試合をさせないといったもの。
今回も基本的にはそれだったのですが、プレッシャーのかけ方が以前よる強烈で、
1Rではシュルトも反撃するシーンもあったのですが、試合が進むにつれシュルトは徐々に後退。
最終的にはシュルトの方が手が出ないような状態になっていました。

ダメージ的に有効だったものは少ないですが、手数やアグレッシブさでアーツの判定勝利。
プレッシャーの合間合間にローなどを細かく当て、3Rには顔面にパンチもまとめていましたが、
ダメージとなると微妙なところでしょうか。

3Rのややビビっているシュルトを見ているとちょっとかわいそうな気もしましたが、
それだけアーツのプレッシャーのかけ方が半端なかったということなのでしょう。

決勝戦のことなど眼中になく、シュルトに勝つために全力を尽くした試合内容。
格闘技の心技体のうち「心」の部分を見せ付けたようなアーツの試合っぷり。
これに感動した人は多かったのではないでしょうか。
私も感動しました。

40歳にもなったおっさんがこれだけのことをやれるのに俺は一体なにやってんだ!
って思うほどでした(苦笑)

この試合を見ただけで今回のK-1を見てよかったと思いました。
さすがアーツ。
ミスターK-1。
まだ彼の試合が見たい。

トーナメント準決勝
×グーカン・サキvs.アリスター・オーフレイム○
予想:○

互いに判定勝利で上がってきたもののサキの方が延長戦もあり、
ローの打ち合いで削られた体力は大きい状態でスタート。

やはり満身創痍だったのか、ギタとの戦いを凌いだその心も
アリスターの強烈なミドルでへし折られあえなく完敗。

腕の脱臼も併発していたらしく、心が折られるのも仕方なしか。

トーナメント決勝
×セーム・シュルトvs.アリスター・オーフレイム○
×ピーター・アーツvs.アリスター・オーフレイム○
予想:×

健全な世代交替を願うならば応援するのはアリスターなのですが、
古くからK-1を見続けているせいか準決勝の頑張りを見てしまったせいもありアーツに情が。

しかし、入場シーンからしてアーツはすでにほぼ戦闘不能状態。
試合内容に関しては文句のいえないアリスターの完勝。
シュルト戦で残ったアーツの微かな魂の残り火をアリスターがかき消すが如く刈り取る結末。
これがワンデイトーナメントの残酷さ、過酷さ。
同じように勝ち上がってきたアリスターも条件は同じですが、
この世にシュルト→アリスターの連戦を勝てるファイターは皆無でしょう…。

アーツを応援してしまった私としては現実を見せ付けられた結末でした。
アーツvs.シュルトが決勝であの終わり方だったらどれだけ感動的だったことか…とも思いましたが、
アリスターのような新世代のファイターが前に出てきてこそ格闘技。
この結末が正しいのでしょう。

シュルトの5回目の制覇は阻止され、アーツの10何年ぶりかの優勝も阻止し、
K-1のその年に売り出された選手は優勝できないというジンクスを覆してまで優勝したアリスター。
できれば来年も継続参戦を望みます。
そうすることでスポーンやギタ、サキなどの技術やスピードよりの選手がパワーを兼ね備えて帰ってくるかもしれません。

まさしくアリスターいわく「俺がK-1のレベルを上げた」。
その通りでございます…。

あとはテレビで放送しなかった試合の予想の当たり外れだけ。

リザーブファイト
○エヴェルトン・テイシェイラvs.エロール・ジマーマン×
予想:× 判定3-0

ジマーマン連敗になってしまいました。

ワンマッチ
○セルゲイ・ハリトーノフvs.シング“心”ジャディブ×
予想:× 1RKO

ハリトーノフはK-1に順応できていないようですね…。
それか私がジャディブを過小評価しすぎてしまったでしょうか。
といってもベスト16の実力があるんですよね、ジャディブは。

ワンマッチ(藤本祐介引退試合)
○ヘスディ・カラケスvs.藤本祐介×
予想:○ 1RKO

藤本は見事に玉砕。

今回の的中率は6/10
まあまあ。

満足度は8/10
かなり楽しめました。
判定はやや多かったですが割りとテンポよく見れた気がします。
これはフジテレビがあくまでトーナメントということを押し出して他の試合をカットしたからかもしれません。
あとは多くの人が望んでいたシュルト以外の王者の誕生。
これも大きいかなと。

新世代の選手の実力が上がってきていることも確認できて前向きな結末だと思いました。
来年も楽しみです。K-1ヘビー級。

終わり。

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【感想】K-1 WORLD GP 2010 FINAL(1)準々決勝

K-1決勝戦が終わって数日。
ダイナマイトのカードもいくつか発表され、年の瀬が迫ってきた感があります。
ダイナマイトの予想をする前にまずはK-1決勝戦の感想をカキカキ。

トーナメント準々決勝
×マイティ・モーvs.ピーター・アーツ○
予想:○

アーツの予想以上のコンディション。
左ミドルやローでモーの一発を見切れる距離を常にキープし、
磐石のKO勝利。
モーは何もできなかったといっても過言ではない内容。
アーツの完勝。
すばらしいです。

京太郎に負けた時からすれば信じられないほどのグッドコンディション。
あの減量失敗した体つきからよくここまで戻ってこれたなと。
40歳とは思えない…。

トーナメント準々決勝
○セーム・シュルトvs.京太郎×
予想:○

京太郎は予想していたものとほぼ同様の戦法をとりましたが、
スピードが予想以上にあったのと、攻めるときの思いっきりのよさが
思った以上にシュルトをひるませたように思います。

やはりそれだけでは勝つには不十分で、有効打を多く当てたシュルトの判定勝利。
しかし思った以上に京太郎は頑張ったと思います。
判定に影響するほどではありませんが、ローも効いていたようですし。
京太郎の体格からすればあの戦法の中から一瞬のスキをついて有効打を当てるくらいしか
想像力の乏しい私では戦法が思いつきません。

もっと鈍重なビヨン・ブレギーとかになら勝てた内容ではないでしょうか。

トーナメント準々決勝
○グーカン・サキvs.ダニエル・ギタ×
予想:○

勝敗予想自体は当たりましたが内容は予想以上に大接戦。
どちらが勝ってもおかしくない内容でしたが、延長ラウンドは手数とスピードで
若干印象点のよいサキに軍杯が。

実力が拮抗したが故の判定決着。
延長戦。
削り合い。
見応えありの試合でした。

思うに体格が日本人と大して変わらないサキのファイトスタイルこそ日本人が目指す
ファイトスタイルの理想型なのではないでしょうか?
と個人的に思ってみました。

トーナメント準々決勝
○アリスター・オーフレイムvs.タイロン・スポーン×
予想:○

1Rはまさかのスポーン優勢。
早期決着しようとするアリスターが強引に攻めたところをスポーンがカウンターで一気に攻勢に。
アリスターはあわやというところまで追い詰められましたが、
そこで冷静になったのか2R以降は一発狙いの大振りは控え目になり、
細かいジャブやストレートが多く見られるように。
カウンターを狙っているスポーンからすればやり辛い展開になり、
ガードの上からでも吹っ飛ばすほどのフックを放つアリスターのパワーに徐々に押される形に。

最終的にはアリスターが2.3Rを奪い返し逆転勝利。
しかしこの日、もっともアリスターを苦しめたのはスポーンなのは間違いないでしょう。
パワー差で屈したスポーンでしたが、動きのキレとセンスはアリスター以上。
ホーストのようにスピードを落とさず体重とパワーをもう一ランク上まで上げれれば、
アリスターやシュルトを食える存在になれるかもしれません。

戦前はスポーンの圧倒的不利を語っていましたが、目から鱗が落ちた気分です。
この試合はアリスターの油断を責めるのではなくスポーンの善戦に素直に拍手。

続く

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【予想】K-1 WORLD GP 2010 FINAL

ふと気づくともう年末。
ふと気づくともうK-1決勝戦。
歳をとると時間の経過が早く感じてしまって仕方ありません。

てなわけで予想。

トーナメント準々決勝
×マイティ・モーvs.ピーター・アーツ○

アーツが一発をもらわないようにローを重ねてパンチの距離を制するパターンを予想。
体格的に一発で仕留めるのが難しいモーが相手だけに下手な大振りは
アーツにとってリスクしかないように思います。
堅実にアーツの判定勝ちを予想。

トーナメント準々決勝
○セーム・シュルトvs.京太郎×

京太郎の得意なサークリングしてカウンターを狙う戦法がシュルトの射程の長さで
まったく通用しないと思います。
京太郎はどうゆう戦い方をするのでしょうか?逆に聞きたくなるほど差がある気がします。

トーナメント準々決勝
○グーカン・サキvs.ダニエル・ギタ×

パンチ対ローの勝負。
お互い得意武器がハッキリしているので見ている人にわかりやすい、
面白い試合になりそうです。
スピードで上回るサキが勝つと予想。

トーナメント準々決勝
○アリスター・オーフレイムvs.タイロン・スポーン×

同じヘビー級にカテゴライズしてはいけないような体格差があるんですけど…。
正直アリスターが手数を抑えてプレッシャーをかけるような戦い方をしてきたら
スポーンに打つ手なしと思わざるを得ないんですけど。
いや、技術的にではなく体格的に。

リザーブファイト
×エヴェルトン・テイシェイラvs.エロール・ジマーマン○

エロジマンは攻撃力はAランクなんですけど、以外にもローが打たれ弱い。
機動力が死ぬ前に勝負がつけば。

ワンマッチ
○セルゲイ・ハリトーノフvs.シング“心”ジャディブ×

両者とも高身長で長リーチ。
ボクシングテクはハリトーノフが上だと思いますが、未だにローのカットがイマイチな印象。
シングはローで効果的にダメージを蓄積できればあるいは…。

ワンマッチ(藤本祐介引退試合)
○ヘスディ・カラケスvs.藤本祐介×

ブンブン丸こと藤本も引退。
この日本人選手の引退ラッシュはK-1終焉を意味するのか?なんちて。

それにしても。うーむ。
シュルトにあれだけ接戦を演じたカラケス相手に藤本とは。
引退試合だから仕方ないかもしれませんが、実力差がありすぎるカード。
藤本はもうブンブン振り回してマグレ当たりを期待するしか(苦笑)

トーナメント準決勝
×ピーター・アーツvs.セーム・シュルト○
×グーカン・サキvs.アリスター・オーフレイム○

2年前のアーツならいざ知らず、去年、今年のアーツからは
打倒シュルトを期待するほどの力強さは感じられず。

サキもあの筋肉の鎧の上から有効な打撃が通るのかどうか疑問。
逆にアリスターのパンチ一発で終わってしまいそうな気すらします。

トーナメント決勝
×セーム・シュルトvs.アリスター・オーフレイム○

やはりこの二人のどちらかが優勝すると考えるのが自然な予想でしょうか。
私の予想はアリスターですが、主催者側がその年に押し出した選手というのは
優勝できないというのがK-1の法則でして(笑)

今年こそはそれが覆るか!?

それにしても今年はダークホース的選手がいませんなあ…。

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【感想】K-1 WORLD MAX 2010 FINAL(4)決勝

決勝
○ジョルジオ・ペトロシアンvs.佐藤嘉洋×
予想:○

佐藤はローこそ当てているものの、パンチはほぼ空を切り印象的によくない展開でした。
逆にペトロシアンはパンチの手数もクリーンヒットも多く、これは文句なしの判定勝利。

佐藤はこれまでの試合のダメージのせいかローがあまり出ず、ジャブで牽制するも
ペトロシアンはそのジャブにカウンターを狙ってくるような場面もありました。

また佐藤はペトロシアンの出入りのスピードに対応できないのか、ダメージのせいで動けないのか
ドラゴ戦で見せたジャブからヒザという連携はまったくできず、
ペトロシアンに有効なダメージは与えられていないように見えました。

ペトロシアンの方も佐藤を仕留めに積極的に攻撃するもリーチの差と疲労のせいなのか、
ダウンを奪えるような攻めは見せれずに終わりました。

ワンデイトーナメントで両者ともすべて判定試合で勝ち上がって来ただけに、
この試合はこのようなグダグダな内容になるのは仕方ないかもしれません。

お互いダメージの無い状態でワンマッチだったらどうなるか、佐藤がローを出せる状態だったらどうなるか、
とか思いましたがダメージがあったのはペトロシアンも同じで、ワンマッチでも結果は変わらないかもしれません。

地味で強いペトロシアン。
見るものにわかり辛い卓越したその防御技術でこれからも連勝街道を進むのでしょうか。
何かヘビー級でいうシュルト的存在になってしまいそうで嫌な予感がするのは私だけでしょうか。

今大会は大方の予想通り、ペトロシアン劇場になってしまったわけですが、
その中でクラウスとザンビが残したペトロシアン攻略の糸口。
これを本人たちかもしくは他の選手が広げるのか、それともペトロシアンはその穴まで塞いでしまうのか。
個人的には楽しみですが、これはかなりマニアの視点なのでしょう。

存続が危ぶまれるK-1 MAXですが、仮に来年も開催される前提で話すと
やはりサワーとブアカーオの復活が望まれます。
11月23日に行われたシュートボクシングのS-cup2010では初出場ながら優勝したブアカーオ。
やはりまだまだ旬は終わってないと思います。
もちろん掴みから投げありのシュートボクシングルールでは
ブアカーオは水を得た魚状態だったのでしょうけど、
それでも一回くらいはペトロシアン対ブアカーオは見てみたいカードです。

強い弱いで言えば今大会は優勝したペトロシアンがやはり頭ひとつ抜けた存在でしたが、
個人的MVPをあげるならば文句なしにマイク・ザンビディス。
ベスト4に終わりましたが、トーナメント中唯一のKOを生んだ選手でもあり、
ペトロシアン戦でも判定まで持っていくような戦い方は一切見せず、
「もしかしたらやっちゃうかも?」的にハラハラしながら見ることができました。

予想的中率は9/11
トーナメントは自演乙以外はパーフェクト。(ザンビとペトロは準決勝からの後出し予想ですが)
あとは柴田と石井の試合で柴田を応援していたので大はずれ。

満足度は6/10
なんでこんな判定ばっかりの大会に5点以上もつけているのか?
理由は自分の応援しているザンビが結構活躍した大会だったからw
ザンビの立ち位置に違う選手がいたなら-2ポイントでした。
それくらい判定ばかりで会場の人はけっこうつらかったのではないでしょうか。

個人的にはまだ楽しめていますが、人気、視聴率ともガタ落ちのK-1MAX。
はてさて来年はテレビで放送されるのでしょうか。
せめて大会自体は開催されるといいのですが。

終わり

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