投稿者: tamo3

  • K-1 WORLD MAX 2007~世界一決定トーナメント開幕戦~感想

    K-1 WORLD MAX 2007~世界一決定トーナメント開幕戦~ 
    2007年6月28日(木) 東京・日本武道館

     

    オープニングファイト第1試合 3分3R

    ●ノンタナン・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム)
    3R判定 0-3(29-30、29-30、28-30)
    ○ファリッド・ヴィヨム(フランス/フェニックス ムエタイ)

    TV放送なし。ブアカーオの弟って理由だけで予想してみましたが見事にハズレ。
    ※ブアカーオの弟じゃなくて後輩でした。

    予想勝者:Xノンタナン・ポー.プラムック

     

    オープニングファイト第2試合 3分3R

    ○名城 裕司(日本/頂上会 テアゲネス・スポーツ・アカデミー)
    2R 2分46秒 KO
    ●白虎(日本/Ranger品川ジム)

    両者ともに知識なし。故に予想も不可能。

    予想勝者:なし

     

    オープニングファイト第3試合 3分3R

    △尾崎 圭司(日本/チーム ドラゴン)
    3R判定 0-0(29-29、29-29、29-29)
    △パク・ウィング・ヒョング(香港/ウーニク タイボクシング)

    TV放送なし。
    尾崎を知っているという理由のみで予想。
    というか基本的にドローがないルールだと思っているので結果がドローだと
    100%外れる罠。

    予想勝者:X尾崎 圭司

     

    第1試合 スーパーファイト 3分3R延長1R

    ○TATSUJI(日本/アイアンアックス)
    3R判定 2-0(29-28、29-29、29-28)
    ●アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チーム オロゴン)

    成長著しいアンディ・オロゴンに期待してみました。
    が、結果はTATSUJIがキャリアを見せつける結果に。

    予想勝者:Xアンディ・オロゴン

     

    第2試合 スーパーファイト 3分3R延長1R

    ○小比類巻 貴之(日本/チーム ドラゴン)
    3R判定 3-0(30-28、30-29、30-28)
    ●ツグト“忍”アマラ(モンゴル/フリー)

    小比類巻はキャラというよりもファイトスタイルが好きになれないので
    あまり知らないアマラが勝つと予想してみましたがこれも小比類巻の
    キャリアが生きたでしょうか?

    予想勝者:Xツグト“忍”アマラ

     

    第3試合 トーナメント開幕戦 3分3R延長1R

    ○アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン オデッサ)
    3R 1分24秒 KO
    ●イ・スファン(韓国/韓国体育館)

    キシェンコを見たのはこの試合が初めてだったでしょうか?
    この若さでスタイルがほぼ出来上がっている。
    この先大化けする可能性ありです。
    (去年から出ていたらしいですが印象に残っていません^^;)

    予想勝者:○アルトゥール・キシェンコ

     

    第4試合 トーナメント開幕戦 3分3R延長1R

    ●ドラゴ(アルメニア/チームSHOW TIME)
    延長1R判定 3-0(9-10、9-10、9-10)
    ○マイク・ザンビディス(ギリシャ/メガジム)

    ザンビディス大好きっ子なので問答無用でザンビディスにビット。
    結果はザンビディスの勝ちでしたがドラゴもかなり伸びてきていますね。
    強豪との対戦で(私の中では)印象の薄いドラゴですが今後どうなることやら。
    ザンビディスはややコンビネーションを上手く出せなかった試合でも
    あったようです。

    予想勝者:○マイク・ザンビディス

     

    第5試合 トーナメント開幕戦 3分3R延長1R

    ○佐藤 嘉洋(日本/フルキャスト・名古屋JKファクトリー)
    3R判定 3-0(30-29、30-28、30-27)
    ●デニス・シュナイドミラー(ドイツ/Feuer sports)

    完封に近い?佐藤の勝利。
    この間合い地獄から脱出して佐藤に勝つのは至難の業。
    世界レベルの選手以外では佐藤に勝つのは厳しいと予想していたので
    佐藤にビット。

    予想勝者:○佐藤 嘉洋

     

    第6試合 トーナメント開幕戦 3分3R延長1R

    ○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ)
    1R 2分07秒 KO
    ●オーレ・ローセン(デンマーク/Untamed)

    パワーで勝るローセンを見事にカウンターでKO。
    本当にサワーの試合は見れば見るほど“強い”ではなく“巧い”と
    思わされます。
    インパクトがあまり無いのが欠点ですが、それは言わないお約束。
    コンビネーションから相手の攻撃を誘ってカウンターという流れは
    頭で理解してるほど実践できるものではありませんよね。

    予想勝者:○アンディ・サワー

     

    第7試合 トーナメント開幕戦 3分3R延長1R

    ○アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)
    3R判定 3-0(30-29、30-29、30-29)
    ●ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/ウォリアーズMMAアカデミー)

    ギリギリ感が漂うクラウスの勝利。
    決め手という決め手が見えなかったので延長かな~と思いましたが。
    クラウスには頑張って欲しいのですが。

    予想勝者:○アルバート・クラウス

     

    第8試合 トーナメント開幕戦 3分3R延長1R

    ○ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム)
    3R判定 3-0(30-28、30-27、30-28)
    ●ニキー・ホルツケン(オランダ/ゴールデングローリージム)

    ブアカーオの負ける姿が思い浮かびませんでした。

    予想勝者:○ブアカーオ・ポー.プラムック

     

    第9試合 トーナメント開幕戦 3分3R延長1R

    ○魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
    3R判定 3-0(30-27、30-27、30-27)
    ●J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)

    さすがにカルバンもK-1ルールでは魔裟斗には勝てないだろうと思っていました。
    カルバンはとび膝蹴りなどで一発を狙っていくシーンもありましたが、
    魔裟斗は落ち着いてかわし磐石の判定勝ち。
    さすがにKO勝ちは難しかったか…。

    予想勝者:○魔裟斗


    それなりに面白く、それなりに楽しめた大会でした。
    点数は6/10
    MAX開幕戦では大番狂わせもなく実力者が順当な勝ち上がり。
    ただこのメンツを見ると決勝はえらく豪華なカードになりそうですね~。

  • Dynamite!! USA感想

    Dynamite!! USA
    日付 6月3日(日)

    第1試合 5分3R

    ○J.Z.カルバン(ブラジル)
    1R 0分26秒 TKO
    ●ナム・ファン(米国)

    ただ単純にカルバンの相手の情報がないのでカルバンが勝つかな、と。

    予想勝者:○J.Z.カルバン

     

    第2試合 5分3R

    ●イザイア・ヒル(米国)
    3R判定 2-1 ※29-28、28-29、30-27
    ○永田 克彦(日本)

    こっちもにたような理由で永田の勝ちかな~と。
    ただ予想以上に永田は打撃、特にディフェンスとコンビネーションが
    上手くなっていないと思いました。
    ヒルがストライカーだったからプレッシャーに負けたかな?

    予想勝者:○永田 克彦(日本)

     

    第3試合プロエリート&ショウタイム提供試合 5分3R

    ●ティム“ビッグ・パーム”パーシー(米国)
    2R 0分50秒 TKO
    ○ジョナサン・ウィーゾック(米国)

    二人とも全く知りませんので。

    予想勝者:なし

     

    第4試合プロエリート&ショウタイム提供試合 5分3R

    ○ジェーク・シールズ(米国)
    1R 2分06秒 チョークスリーパー
    ●イド・パリエンテ(イスラエル)

    こちらも両方とも全く知りません。
    (スポナビでシールズは元修斗ミドル級世界王者だったということを知った)

    予想勝者:なし

     

    第5試合 5分3R

    ●ジョニー・モートン(米国)
    1R 0分38秒 KO
    ○ベルナール・アッカ(コートジボアール)

    モートンはNFLのトップ選手だったらしいですが、総合デビューは痛々しいものと
    なりましたね。
    アッカのカウンターでノックアウト。
    アッカの打撃もそれなりに精度が上がってきた証拠でしょうか?

    予想勝者:○ベルナール・アッカ

     

    第6試合 5分3R

    ○マイティ・モー(米国)
    1R 1分33秒 TKO
    ●ウォーパス

    これも相手が未知なので。

    予想勝者:○マイティ・モー

     

    第7試合 5分3R

    ●メルヴィン・マヌーフ(オランダ)
    2R 1分17秒 腕十字
    ○ユン・ドンシク(韓国)

    正直ユンが勝つとは思っていませんでした。
    さすがにスタンド打撃で圧倒されまくりでしたが、グラウンドでの展開は
    プライドで戦っていたころよりも数段上のレベルだと思わざるを得ない
    素晴らしい連携。
    最後は逆転の腕ひしぎ逆十字。
    この試合で自分の中でユンの株は一気にあがりました。

    予想勝者:Xメルヴィン・マヌーフ

     

    第8試合 5分3R

    ●ブラッド・ピケット(英国)
    1R 2分41秒 腕十字
    ○所 英男(日本)

    所が勝つとは思っていましたが、スタンド打撃ではやはり分が悪く
    テイクダウンの取れない相手にこの先どうやって戦うのか?と思ったりも
    していました。
    結局はグラウンドの展開から一本とってキッチリ勝ちましたが。
    できれば打ち合いから組み付き、テイクダウンという流れからの
    一本が見たいですね。

    予想勝者:○所 英男

     

    第9試合 5分3R

    ●桜庭 和志(日本)
    3R判定 3-0※30-27、29-28、29-28
    ○ホイス・グレイシー(ブラジル)

    この二人にこのルールは合わない、そう思った試合でした。
    どこかスパーリングでもしているかのような激しい動きの少ない試合展開。
    ヤマ場もなく、なんとなくホイスが勝ってしまった、そんな印象です。
    この内容ではどちらが上だったのか、とは決められないですね。
    せめて試合時間が10分3Rならもっと面白い試合になったと思います。

    予想勝者:X桜庭 和志

     

    第10試合 5分3R

    ○ブロック・レスナー(米国)
    1R 1分09秒 タップアウト
    ●キム・ミンス(韓国)

    チェ・ホンマンから急遽対戦変更となったキム・ミンスとプロレスラーの
    レスナーの試合でしたが。
    スポナビの解説ではどうやらレスナーのパウンドがミンスの目の付近に当たり、
    たまらずタップアウトしたらしいです。
    レスナーのMMAの選手としての実力は未だ未知数のままデビュー戦を
    終えましたが…。

    予想勝者:○ブロック・レスナー


    このダイナマイトUSA自体が無理矢理開催した感の否めない印象があったので
    これは!っていうカードが無かったのが正直な感想です。
    規模的にはかなり大きい大会でしたがカードはそれに見合うものでは
    なかったかな、と。
    これなら通常のHERO’Sレベルだと思うのですが。

    桜庭対ホイスはあの時代であのルールだったから光るものがあったと思うので、
    今、HERO’Sルールでやってもどうなのかな~と思っていたら案の定の盆戦。
    個人的にはユンとマヌーフの試合が一番面白かったと思いました。
    有名どころ以外ではTV放送はカットされた試合が多く、TV視聴派の私としては
    感想を書く以前の問題でした。
    まあ、今回はUSAでの大会でしたので現地まで見に行った人は少数だと
    思いますけど。

    評価は2/10
    あまり燃えれませんでした。

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    更新履歴
    2007-11-18

    上記日付現在の投稿済みの全ての記事にリンク完了。
    2003~2006年度末格闘技イベントの記事を前ブログから移植完了。

  • PRIDE33 感想

    PRIDE.33 “THE SECOND COMING”
    2007年2月25日(日)※現地時間24日(土)

    第1試合 5分3R
    ○ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロント・ライン・アカデミー)
    3R 2分33秒 腕十字固め
    ●ジェイソン・アイルランド(米国/タップ・オア・スナップ)

    処刑人ハンセンが大晦日に青木に敗北して3ヶ月満たない期間での復帰戦。
    相手のアイルランドはアメリカ人らしい、パワーを生かしたローキックを
    中心に攻め、時折ハンセンはバランスを崩すことも。
    しかしパワーに頼った打撃のせいか2Rからはキレも連打もきかなくなり
    スタミナ切れ状態に。
    逆にハンセンは精度の高いパンチと首相撲からのヒザ蹴りでペースをつかむ。
    この辺はさすがといいたいですね。
    攻めるところ、引くところが分かっているベテランというか。
    ムダにパワーを使わない、極めて命中力の高い打撃です。
    アイルランドは打撃を嫌がってタックルからテイクダウンに行きましたが、
    ほとんど失敗して逆に自分が下になる展開に。
    最後は下からハンセンが三角絞めから腕ひしぎ十字へ。
    タップアウトをしなかったアイルランドでしたがレフェリーが反撃不能と判断して
    ストップ。
    前半、ハンセンはアイルランドのローキックで流される場面もあり、
    調子悪いか?と思ったりしましたが完勝でした。

    予想勝者:○ヨアキム・ハンセン

    第2試合 5分3R
    ●三崎 和雄(日本/グラバカ)
    3R判定 3-0
    ○フランク・トリッグ(米国/RAW)

    実際に映像で見てないのでなんともいえません。
    ただ、順当な結果ではないかと。
    多くの人が三崎を真のウェルター級GP王者とは認めていないのは事実。
    この敗戦で三崎はさらにウェルター級GP王者の肩書きが薄いものだと
    露呈する結果になったのではないでしょうか。

    予想勝者:○フランク・トリッグ

    第3試合 5分3R
    ●トラビス・ビュー(米国)
    1R 0分39秒 フロントチョーク
    ○ジェームス・リー(米国)

    ビューは本当に何もできないまま終わってしまいましたね。
    リーはキング・オブ・ケージのライトヘビーの王者らしいですが、
    この試合だけだと勢いだけで本当に強いのかどうかはわかりかねます。
    もっと競った試合展開が見てみたいものですね。

    予想勝者:○ジェームス・リー

    第4試合 5分3R
    ●アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップ・チーム)
    1R 0分23秒 TKO
    ○ソクジュ(カメルーン/チーム・クエスト・アフリカ支部)

    この結果は誰も予想できなかったのではないでしょうか。
    新鋭ソクジュがホジェを秒殺。

    予想勝者:Xアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ

    第5試合 5分3R
    ○桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
    2R 4分01秒 TKO
    ●マック・ダンジグ(米国/レジェンド・ファイト・チーム/チーム・エクストリーム)

    結果も内容的にもマッハが圧勝だった気がします。
    ただ1Rはともかくとして2Rはお互い深追いしなかったので
    KO決着だった割には淡白な感じがしました。

    予想勝者:○桜井“マッハ”速人

    第6試合 5分3R
    ○セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアン・トップチーム)
    1R 3分46秒 腕十字固め
    ●マイク・ルソー(米国)

    思ったよりも動きの重いハリトーノフでしたが、
    テイクダウンをなかなか許さず、テイクダウンされたと思ったら
    下からやや強引に腕ひしぎ逆十字に持っていき一本勝ち。
    2006年は黒星の多かったハリトーノフですが、2007年は果たしてどうなることやら。

    予想勝者:○セルゲイ・ハリトーノフ

    第7試合 5分3R
    ○マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
    1R 3分27秒 TKO
    ●アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)

    アリスター、またしても無念の敗北。
    試合内容的には前回同様アリスター優勢だったと思ったんですが。
    踏みつけがなくても猪木アリ状態の遠い間合いからのパウンドで豪快にKOした
    ショーグンには本当に驚きです。
    普通はあれだけ遠い間合いから突っ込むのはカウンターが怖くて出来ない
    もんですよね…。

    予想勝者:Xアリスター・オーフレイム

    第8試合 5分3R
    ●五味 隆典(日本/久我山ラスカルジム)
    2R 1分46秒 フットチョーク
    ○ニック・ディアス(米国/シーザー・グレイシー柔術)

    前半はいつもの勢いで攻めまくる五味でしたが、攻め疲れしたのか
    スタンドに戻ってからは一発狙いが多く攻撃が単発気味になるのが目立ちました。
    最終的にはまさかの一本負け。
    これも予想外でしたね~。
    五味が柔術ベースのネチネチとした攻めをしてくる相手が苦手なのが確定してしまいました。

    予想勝者:X五味 隆典

    第9試合 ミドル級タイトルマッチ 5分5R
    ●[王者]ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
    3R 2分08秒 TKO
    ○[挑戦者]ダン・ヘンダーソン(米国/チーム・クエスト)

    多くの人の予想を裏切ったこの試合、私はヘンダーソンを応援していましたw
    判定ならあるいは…と思った人もいたでしょうが、KOでシウバを倒すとは
    誰も予想できなかったのではないでしょうか。
    私もKOで勝つとは思っていませんでした。
    この試合の敗北で長い間プライドミドル級の絶対王者として君臨していたシウバは
    王座から降りることになり、ヘンダーソンはウェルターとミドルの2階級の王者に。
    本当に予想を裏切られまくりです。

    予想勝者:○ダン・ヘンダーソン

    総評

    リアルタイムで見れない、外国、という事が重なってどうにも思い入れの無い大会に
    なってしまった印象があります。
    応援していたヘンダーソンが王者になった大会だというのに。
    色んな意味で予想を裏切られてしまった大会で、シウバの時代の終わりを迎えてしまった
    大会でもあったので、寂しさも感じてしまっているのでしょうか。
    いや、やはりリアルタイムで見れていないというのがイマイチ熱が入らない原因ですね。
    せめて大会終了後2週間以内には見たいものです。
    (プライド33はプライド34が終わった5月くらいにGYAOで見た)
    評価6/10点。

     

  • PRIDE、事実上の解散 その報について感想

    格闘技ファンならみんなすでに知っていると思いますが、先週報道された
    PRIDE事務所の閉鎖と旧DSE(今まで運営してきたオリジナルの)スタッフが
    解雇されたという報道についての感想です。

    事実上の解散…というのはおそらくDSEがズッファ社に買収され
    PRIDE FCWWとなった時からなのでしょうが、トップだけでなく
    これまでPRIDEっぽい味付けをしてきたオリジナルのスタッフまでが解雇と
    なると、仮にこれから何年か先にPRIDEの名前でイベントが開催されたと
    しても、ファンが望むようなイベントには到底なり得ないような気がします。

    PRIDEを主戦場としてきた選手が次々とUFCに流れている現実を見ると
    もう終わりだな~いや、すでに終わっていたと感じるのが正直なところで
    しょうか。

    一部の選手はHERO’Sに参戦しはじめましたがかつてPRIDEでトップクラス
    だった選手というのはセルゲイ・ハリトーノフくらいなものでしょうか。

    私はただ単に勝ち負けや強い弱いで選手を評価していないので
    桜庭や美濃輪がHERO’Sで見られるのは嬉しいのではありますが。

    ヴァンダレイ・シウバやアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、
    マウリシオ・ショーグンなど強豪ブラジル人のほとんどがUFCに流れて
    しまったのは残念なことです。

    幸いにも契約がらみで、特に旧DSEと独占契約をしていた選手が
    PRIDE FCWWの日本からの事実上の撤退に合わせて契約が破棄されるという
    噂を聞いています。

    これでマーク・ハントやヨアキム・ハンセンあたりの選手がHERO’Sに
    戻ってきてくれれば平均LVが一気にあがると思うのですが。

    一つ懸念することは今度はHERO’Sが契約しばりでいろんな選手を縛って
    しまうのではないか、ということです。

    できれば実績のある選手ならだれでも戦える可能性のあるフリーな
    リングとしてHERO’Sはやっていってもらいたいのですが…。
    特に他団体から参戦するような選手達(パンクラスの近藤とか修斗の青木、川尻とか)の本来やるべきホームでの試合ができない、という状況には
    してほしくないものです。

    とはいってもTVの視聴率が取れてナンボのイベントですから中心となる
    選手はそうもいかないんでしょうけど。

    話がずれましたが、できればPRIDEで戦っていた選手たちはUFCよかHERO’Sで
    戦ってほしいというのが本音ってことです。

    日本じゃUFC見るのはなかなか難しいしね><

    PRIDEの代わりというわけではないですけど、地上派では
    唯一視聴できるHERO’Sができるだけ長く続くように応援しています。