投稿者: tamo3

  • PRIDE男祭り2006 -FUMETSU- 感想

    もうすぐ5月も終わりですね~。
    で、この記事は去年の大晦日の男祭りの感想(オイ

    時間がかかったというかDVDが出るまで待っていたわけです。
    去年の大晦日の夜は仕事でしたし、スカパーに加入していたとしても
    見れませんでしたし。
    なにより楽しみにしていたカードがあったりここまで時期を逃してしまった
    のだから、ようつべで放流されてるような画質で見たくない、というのもあって
    今まで見るのをガマンしてました。
    で、ようやくDVDを見終えたので感想、感想~。

    PRIDE男祭り2006-FUMETSU-
    2006年12月31日(日)

     

    第1試合 PRIDEルール

    ○田村 潔司(日本/U-FILE CAMP)
    1R 1分18秒 KO
    ●美濃輪 育久改めミノワマン(日本/フリー)

    赤パン同士の対決。
    以前はDEEPだかパンクラスで試合したそうな?
    その頃は美濃輪は名前しか知らなかったなあ。
    試合自体は単調な展開に。
    パンチで飛び込む美濃輪にミドルキックで返す田村。
    そのミドルキックが膝蹴り気味にパンチで伸びきった
    美濃輪の右わき腹へ直撃。
    前のめりというかうずくまるようにして倒れる美濃輪。
    あの倒れ方は相当苦しかったはず。
    多分まともに呼吸できてなかったんじゃないでしょうか。
    よく漫画とかでボディに一発入れて動きを止めるシーンが
    ありますけどリアルでだったら丁度こんな感じなんでしょうね。
    別に気を失ってるわけじゃなくて苦しくて動けないだけ。
    話が脱線しましたがうずくまる美濃輪に躊躇気味に
    サッカーボールキックで追撃する田村。
    レフェリーもなんだかよくわかってない感じで止めて試合終了。

    止めるのが遅いと激昂する田村。
    まあ確かにサッカーボールキックの追撃が入ったときにまともに
    動かなかったのだから止めるべきだったのでしょうけど。

    予想勝者:Xミノワマン

     

    第2試合 PRIDE武士道ルール

    ○青木 真也(日本/パラエストラ東京)
    1R 2分04秒 トライアングルチョーク
    ●ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントラインアカデミー)

    プライドのライト級ではほぼトップクラスといっていい二人の対戦だったので
    すごく楽しみでしたが、案外あっさりと試合は決まってしまいました。
    それにしても青木のフットチョークから三角絞めへの技の移行はすごいですね。
    身体が柔らかいのありますけど、また一つ柔術の面白い技を見せてもらったので
    そこだけは楽しかったです。
    正直ハンセンを応援していたので残念な結果ではあったのですが。
    この日のハンセンはあまりいい動きをしてくれませんでした。

    予想勝者:Xヨアキム・ハンセン

     

    第3試合 PRIDE武士道ルール

    ○郷野 聡寛(日本/GRABAKA)
    2R判定 2-1
    ●近藤 有己(日本/パンクラスism)

    郷野の戦い方はアマチュアライクというか玄人好みな戦い方なんでしょうけど
    なんかいやらしくて好きになれません。
    上手いといえば上手いのでしょうけど、まあ実績もありますしね。
    K-1MAXの佐藤みたいな感じでしょうか。
    一定の距離感を崩さない、バクチを打たない、完全に自分のペースで試合をする。
    まあタイプは違いますけどアローナとかもそうですよね。
    近藤は郷野のペースを崩すことができずに微妙な判定負け。
    近藤はもうちっと強引に攻めて欲しかったですね。
    テイクダウンしてパウンドとかの展開があってもよかったのではないでしょうか。
    まあどちらかというと近藤の戦い方もマイペースというか冷静なので、無理に
    突っ込む戦い方をしないというのを知っていて郷野はそういう戦法をとったのかも
    しれませんが。

    予想勝者:X近藤 有己

     

    第4試合 PRIDEルール

    ○マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセアカデミー)
    3R判定 3-0
    ●中村 和裕(日本/吉田道場)

    一言でいうと中村打撃つええ!
    ショーグン寝技&組技うめええ!です。
    ショーグンも踏みつけやパウンド、ヒザ蹴りで打撃が強いイメージがありますが、
    この試合に限ってボクシングテクニックは中村が上回っていたと思います。
    しかし組み合ってからのテイクダウン、そこからの打撃、寝技への派生の早さは
    尋常じゃないというか。
    中村にもチャンスがなかったわけではありませんでしたが、ショーグンが体勢を
    立て直すのが早すぎてまともに攻めれませんでした。
    判定は文句なしでショーグンの勝利。これは納得。
    判定決着でしたが内容の濃い、いい試合でした。

    予想勝者:○マウリシオ・ショーグン

     

    第5試合 PRIDE武士道ルール

    ●川尻 達也(日本/T-BLOOD)
    2R判定 0-3
    ○ギルバート・メレンデス(米国/ジェイク・シールズファイティング・チーム)

    元修斗ウェルター級王者の川尻と(大晦日の時点では現だったか?)と
    修斗世界上位ランカーのメレンデスの一戦。
    メレンデスの試合は見たことがなかったので是非見たかったカードでしたが、
    DVDが出るまでお預け状態でした。
    両者ともに強打者で、序盤から激しい打ち合いに。
    早いし重いし連打きくし、といったすさまじいパンチの打ち合いでしたね。
    それで両者ともにカウンターを一回ずつ決めるんだから恐ろしい。
    川尻がメレンデスにカウンターで右を合わせるとKO寸前まで
    追い詰めたのですが、そこで決め切れなかったのかじょじょにメレンデスが
    回復しペースを奪われ、判定負け。
    うーん、でも一人くらいは川尻に入れるジャッジがいると思ったのですが、
    3-0でしたね。まあ結果は変わりませんが。
    正直この大会での個人的ベストバウト。
    川尻ってプライドでトップ選手に負けが続いてるけどまた見たくなる。
    名勝負製造機という感じです。

    予想勝者:X川尻 達也

     

    第6試合 PRIDEルール

    ○藤田 和之(日本/チームジャパン 藤田事務所)
    1R 2分08秒 KO
    ●エルダリ・クルタニーゼ(グルジア/グルジアレスリング協会ナショナルチーム)

    ちょっとお話になりませんねえ・・・。
    クルタニーゼはアマレスで銀だか銅だかのメダル持ってるらしいですけど、
    結局タックルを一回もとれないまま藤田の打撃数発で戦意喪失。
    打撃のスパーリングをしてきた動きじゃないですね、あれは・・・。
    藤田もネームバリューだけの選手に勝って満足しないで欲しいです。

    予想勝者:○藤田 和之

     

    第7試合 PRIDE武士道ルール

    ○五味 隆典(日本/久我山ラスカルジム)
    1R 1分14秒 KO
    ●石田 光洋(日本/T-BLOOD)

    五味の圧倒的強さを見せつけての勝利でした。
    が、別に石田は弱いとは思っていません。
    なんせ修斗ウェルター級世界1位ですもんね。
    しかし火が付いたら止まらないのが五味。
    一発いいのが入った後はもうあっという間でした。
    それにしても吹っ飛ばしただけだと思っていた右でしたが、
    あれはスマッシュ気味でしたねえ。
    吹っ飛んで倒れたと思ったらスローモーションで見た石田の目は焦点が
    合ってませんでした。
    つまりスタンド打撃でほぼKOだったということですね。
    恐ろしいw

    予想勝者:○五味 隆典

     

    第8試合 PRIDEルール

    ●吉田 秀彦(日本/吉田道場)
    1R 7分50秒 TKO
    ○ジェームス・トンプソン(イギリス/チームトロジャン)

    打撃に色気を出した吉田がパワー負け。
    序盤はラッシュをかけてKO寸前まで追い込んだ吉田でしたが、
    そこで倒せなかったのが致命的だったのか、攻め疲れを起こして失速。
    パワーと体格で勝るトンプソンがじわじわとダメージを与えて逆転。
    つうかトンプソンの打撃を受けて意識がすでに飛んでいたのかどうか
    わかりませんけど、後半グラウンドで関節狙わなかったのはミスでしたね。
    攻めが単調でしたし。
    結局地力勝負になったので、もうすこし打撃とグラウンドをバランスよく攻めれば
    リベンジできるのではないでしょうか。
    あと柔道着を脱いで戦ったのは俺的には賞賛。やっぱ柔道着は
    邪道だと思います。

    予想勝者:X吉田 秀彦

     

    第9試合 PRIDEルール

    ●ジョシュ・バーネット(米国/フリー)
    3R判定 0-3
    ○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)

    わずか4ヶ月でのノゲイラのリベンジマッチ。
    今回はどうなるのかと思って楽しみにしていました。
    ペースは完全にノゲイラペースでしたが、デスバレーボムを決めるなどジョシュも
    魅せてくれました。
    1Rの打撃戦で鼻血を出したジョシュがスタミナ切れを起こし、
    1R後半から2Rまでノゲイラタイムに。
    これが決定的でしたね。3Rに逆転しようと勝負に出たジョシュでしたが
    フロントチョークを決めかけるも決めきれずに試合は終了。
    でもノゲイラもジョシュも名勝負製造機なだけに今回もいい勝負でした。
    かつてのノゲイラ対ヒーリング戦のように見応えのあるグラウンドの攻防でした。

    予想勝者:○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ

     

    第10試合 ヘビー級タイトルマッチ PRIDEルール

    ○[王者]エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)
    1R 8分16秒 羽根折り固め
    ●[挑戦者]マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)

    もしかしてまたヒョードルの秒殺勝利か?>もしかしてハント勝っちゃうのか?
    って見ながら思った試合でした。
    さすがにヒョードルはハント相手にまともなスタンド打撃戦は挑みませんでしたね。
    打撃で入ってすぐ組み付いて投げて倒すという戦法で攻めるヒョードルでしたが、
    パワーが強い上に重いハントが相手だったのですっぽ抜けして何度か
    グラウンドで下になる展開に。
    そしてハントがV1アームロックで攻めたのには驚きw
    このシーンには本当、ドキドキさせられました。
    だってヒョードルは強すぎるからいい加減だれかこの皇帝を倒してくれって
    思っていたので。
    しかし決めきれずに今度はハントが下の展開になるとそこからはスピーディに
    アームロックで仕上げたヒョードル。
    結果はハントは負けましたが面白い試合でした。

    予想勝者:○エメリヤーエンコ・ヒョードル


    地上波放送が無くなったことで対戦カードに色物が消えたのは歓迎するところ
    ですが、やはり地上波放送がないと盛り上がりに欠けたのは事実。
    あまり友達の間では話題になりませんでした。
    ダイナマイトの方はやはり曙の負けっぷり見たさにみんな見てたようですが・・・。
    お祭りイベントとはいえ全体的に質のいいカードが揃っていたので地上波が
    無かったのは本当に悔やまれるところなのですが。
    藤田と吉田のカードがちょっとプロテクトくさいと思った組み合わせでしたが、
    吉田は負けたのでやっぱり勝負はどうなるかわかりませんね。
    それ以外はそれなりに楽しめました。
    特に川尻対メレンデス、ノゲイラ対ジョシュの試合は見応えがありました。

    来年は生で男祭り見たいと思うくらいの内容でしたね。
    つーかこの二試合見ただけでDVD買った元を取った気分にさせられました。

    リアルタイムで盛り上がれなかったので8/10くらいの点数ですが、
    地上波放送していたら仲間内でもっと盛り上がれたと思うので本当なら満点です。

    これで去年末から溜まっていた格闘技の感想は一通り書き終えました。

    後日メインサイトにある過去の年末格闘技イベントの感想などをブログに
    移行しますが、それらは水面下でやろうと思っています。

  • HERO'S2007開幕戦~名古屋初上陸~感想

    まだちょっとだけ記憶に新しい…わけでもないですけど。
    プロレスファンにとっては多少楽しめた大会の感想~。

    HERO’S2007開幕戦~名古屋初上陸~
    2007年3月12日(月)

     

    オープニングファイト1/HERO’Sルール 5分2R・延長1R

    ●地主 正孝(正道会館)
    1R 1分17秒 脇固め
    ○尾崎 広紀(和術慧舟會東京本部)

     

    オープニングファイト2/HERO’Sルール 5分2R・延長1R

    ●徹肌 イ郎(日本/和術慧舟會岩手支部)
    2R判定 0-2
    ○金原 正徳(チームゼスト/パラエストラ八王子)

    オープニングファイト1、2はTV放送なし。

     

    オープニングファイト3/HERO’Sルール 5分2R・延長1R

    ●シン・ヒョンピョ(韓国/Team Lazenca)
    1R 1分11秒 TKO
    ○ベルナール・アッカ(コートジボアール/フリー)

    えー、ボビーオロゴンに続いてまたも芸人の参戦。
    この格闘技を趣味でやっている、もしくは鍛錬の為に練習している、
    っていう有名人を引っ張ってくるのはどうかなあとずっと思ってるんですがね。
    これも視聴率を取らなければならないTV局の宿命なのでしょう。
    まあ、相手もよくわからない選手でしたし。
    身体能力が高い黒人ならではですよね。
    いくら練習しているっていっても日本人が35歳でプロデビューしたら
    打撃で勝てるわけないですもん。

     

    第1試合 HERO’Sルール 1R・10分、2R・5分 延長5分

    ○メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)
    1R 2分36秒 TKO
    ●高橋 義生(日本/パンクラス)

    高橋の経験もマヌーフのパワーの前には成す術もなく…。
    ロン・ウォーターマンと戦ったこともあるのでパワータイプの対策が
    あるかと思ったんですが、いかんせんスピードが全然違いましたね><
    つかマヌーフのハイキックをガードした高橋の腕の尺骨骨折って;
    どんだけすげえ蹴りなんだ><

    予想勝者:○メルヴィン・マヌーフ

     

    第2試合 HERO’Sルール 5分3R

    ○マイティ・モー(米国/シャークタンクジム)
    1R 2分37秒 TKO
    ●キム・ミンス(韓国/フリー)

    急遽組まれた試合。ミンスは打撃戦に付き合わずにテイクダウンを
    狙うべきだったと思うのですが。
    狙っていたのかもしれませんが、結局モーのプレッシャーの前に
    成す術がなかった、というところでしょうか。

    予想勝者:○マイティ・モー

     

    第3試合 HERO’Sルール 5分3R

    ●上山 龍紀(日本/U-FILE CAMP)
    1R 1分48秒 腕十字固め
    ○ビトー“シャオリン”ヒベイロ(ブラジル/ノバウ二オン)

    多くの格闘技ファンが待ち望んでいた選手がついにヒーローズに登場。
    こういった選手を出すものだから谷川Pのセンスはいいのか悪いのかわからないw
    上山もなかなか強い選手ですので善戦するかな~と思いましたが完封でした。
    こんな言い方するのも変ですが、寝技の連携ならぬ寝技の連続技とでも
    いうのでしょうか、あの動きは。
    頭で考えて動いてるんじゃないですよね、あれは。
    身体が覚えきってる動きですよ。
    捌く側もシャオリンと同LVで身体で動きを覚えてなければ
    対処できないと思います。
    いや、ホント、いいもの(技術)見せてもらった。

    予想勝者:○ビトー“シャオリン”ヒベイロ

     

    第4試合 HERO’Sルール  5分3R

    ●高谷 裕之(日本/フリー)
    1R 3分29秒 TKO※ドクターストップ
    ○アンドレ・ジダ(ブラジル/シュートボクセ)

    高谷も修斗のトップランカーですのでいい打撃戦を期待していました。
    ですが、パンチの精度といい連打速度といいコンビネーションの
    滑らかさといい高谷は一歩及ばなかったです。
    ジダのクリーンヒットを許し鼻血が止まらない高谷は
    二度目のストップでTKO負け。
    まあ、それだけ高速打撃戦だったので逆のパターンも当然有り得たのですが。
    さすがシュートボクセ、スタンド打撃はお家芸って感じです。

    予想勝者:X高谷 裕之

     

    第5試合 HERO’Sルール 5分3R

    ●山本 宜久(日本/フリー)
    1R 0分09秒 TKO
    ○柴田 勝頼(日本/ARMS)

    これもプロレスラー出身同士の対決ですけど。
    個人的にはプロレスラーとしての柴田も反骨精神丸出しで好きだったので
    この試合は楽しみでした。
    ただ相手が元プロレスラーで落ち目の総合格闘家っていうと微妙だったのですが。
    フタを開けてみれば柴田の秒殺勝利。
    プロレスラーとしてパワーによった身体から総合格闘技用にシャープでキレのある
    肉体改造はひとまず成功ってところですかね。
    ただ秒殺だったので組み技、グラウンドテクニックなどは計れませんでしたが、
    これからが楽しみでもあります。
    何年振りですかね、相手がプロレスラーとはいえプロレスラーが総合の試合で
    スカ勝ちしたのは。
    それにしても柴田勝った興奮で鼻血ってw
    興奮して顔が赤くなる人(コールマン)は見たことあるけど鼻血出した人は
    初めて見ましたw

    予想勝者:○柴田 勝頼

     

    第6試合 HERO’Sルール 5分3R

    ○ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバコ/フリー)
    1R 3分00秒 TKO
    ●ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ(南アフリカ/フリー)

    ガマンしてガマンして反撃の勝利、グッドリッジ。
    えーと、ノルキヤは総合の試合数は5試合くらいだと思うけど、
    悲しいくらい負け通しだなあ。
    当て馬としか思われてない。
    つーかグラウンドの練習してるとは思えない動き。
    つーかグラウンドになったら終わりと思って割り切ってる?
    見事なまでに打撃しか考えてないですw

    予想勝者:○ゲーリー・グッドリッジ

     

    第7試合 HERO’Sルール 1R・10分、2R・5分 延長5分

    ○桜庭 和志(日本/フリー)
    1R 1分26秒 腕十字固め
    ●ユーリー“PLAY BOY”キセリオ(ウクライナ/ファイトスタージム)

    キセリオっていう選手も私くらいのマニアレベルでは訳が分からない選手ですが、
    桜庭は久しぶりにスカ勝ちした試合でした。
    いや、スカ勝ちってわけじゃないですね。
    下からボコボコパンチもらってたし…。
    見てて怖いです。
    ここ数年の桜庭の試合はこれまでの実績からくる期待感と
    壊されてしまうのではないかという不安が付きまとってなんともいえない
    緊張感を持って見ています。
    一試合一試合が命を削って戦っているように見えてなりません。

    予想勝者:○桜庭 和志

     

    第8試合 HERO’Sルール 5分3R

    ○宮田 和幸(フリー)
    1R 3分38秒 変形チョークスリーパー
    ●ブラックマンバ(フリー)

    正直宮田がこんな形で勝つのは想像していませんでした。
    所がマンバのヒザ蹴りで秒殺負けしたので、所と宮田はそれほど大差ない
    実力だろうと思っていたので宮田の苦戦は免れないだろうと踏んでいましたが…。
    さすが元アマレス日本代表。テイクダウンスキルを所と同評価したのは
    間違いだったか。
    まあ、それはいいとして、特筆すべきはがぶりの体勢になった後のしつこさ、
    いやあの長身を起き上がらせないパワーでしょうか。
    スポナビでは変形チョークスリーパー、試合実況ではスピニングチョークと
    されていますが、バウレビの掲示板でアナコンダチョークという技だと聞きました。
    やっぱいろいろ技あるんですねえ。
    アナコンダチョークや横三角絞めとかあまり見たことのない技を見ると手品を
    見せられているようで単純に楽しめますw
    どうやって今の技に持っていったんだろう?とか見入ってしまいます。
    両者ともにヒーローズの中では強いと思っている選手ですので
    トップ戦線に絡んできてほしいですね。

    予想勝者:Xブラックマンバ

     

    第9試合 HERO’Sルール 5分3R

    ○宇野 薫(和術慧舟會東京本部)
    1R 1分59秒 腕十字固め
    ●アリ・イブラヒム(フリー)

    イブラヒムの方は全くわからない選手でしたので、あまり期待していませんでした。
    案の定、宇野の完勝。
    特に感想はないですが、流石、とだけ。

    予想勝者:○宇野 薫

     

    第10試合 HERO’Sルール 5分3R

    ○所 英男(日本/チームゼスト)
    1R 3分00秒 腕十字固め
    ●安廣 一哉(日本/正道会館)

    また来ました困った時の安廣一哉。
    いい加減にしてほしいですこの急遽オファーの大会運営。
    いや、安廣は全然悪くないと思いますよ。
    できる限りの範囲で仕上げてくるプロの姿勢を貫いていると思います。
    でも不慣れな総合ですのでやはりテイクダウンされると所のワンサイドゲームに。
    安廣には次はワンマッチでいいのでしっかり準備をさせて戦わせてください、
    と言いたい。FEGに。
    所はこういった自分にとって有利な試合だとポカ負けするタイプなので内心
    ドキドキでしたけど。
    それにしても永田と所の試合が流れるのは二度目。
    前回の打撃のLVアップした永田と所ならいい試合になると期待して
    いたのですが。
    その点は残念ですね。

    予想勝者:○所 英男


    大会全体としてはテレビで放送しなかったオープニングファイトを除いて全て
    KO、一本での決着でしたので飽きないで見れた大会でした。
    桜庭が参戦した大会、というのもありますが、話題作りのための試合、
    実力者同士の試合とはっきり色付けがされていたのはいい事だと思います。
    テレビで放送する以上、全部お茶の間向け、全部マニア向けというカードは
    組めないでしょうから、その点では◎。
    面白い大会でしたが、相変わらず一部の選手には明らかに格下の選手が
    当てられている事に不満がありますので8/10ってとこですかね。

    前述のように多少の不満があってもこれくらいの大会であるならばまだまだ
    ヒーローズも捨てたものじゃないな、と思わせてくれる大会でした。

  • PRIDE.34 KAMIKAZE感想

    さて、記憶が新しいうちに書いてしまいましょう。
    GW期間中にギャオで配信されていたプライド34の感想です。
    ようつべとかで探すのかったるいんですわw
    だからこういったサイトで配信してくれるのはありがたいです。
    期間限定とはいえ無料でしたしね。

    ではどうぞ。

    PRIDE.34 KAMIKAZE
    2007年4月8日(日)

     

    第1試合 ヘビー級

    ○中尾“KISS”芳広(日本/フリー)
    1R 9分15秒 袈裟固め
    ●エジソン・ドラゴ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)

    再三タックルにいく中尾はテイクダウンには成功するも決め手に
    欠けましたね。
    今回はなんとか一本で勝ちましたが、攻めのバリエーションを増やさないと
    これ以上は厳しいかと思います。

    予想勝者:○中尾“KISS”芳広

     

    第2試合 ヘビー級

    ○バタービーン(米国/チームバタービーン)
    1R 2分35秒 V1アームロック
    ●ズール(ブラジル/B-TOUGH)

    泥試合を予想しましたが割とあっさりバタービーンが勝ちましたねえ。
    両者とも規格外の体格とパワーですが、バタービーンの方はパンチの
    スピードとキレが違う。
    打撃戦を嫌ってテイクダウンを狙ったズールでしたが
    ゴロゴロっとw転がってバタービーンが上になってそこからは
    ワンサイドゲーム。
    うーむ、微妙に強いなあ、バタービーン。

    予想勝者:○バタービーン

     

    第3試合 ウェルター級

    ○瀧本 誠(日本/吉田道場)
    1R 5分40秒 アームロック
    ●ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チームトロージャン)

    塩製造機といわれ評判の悪い瀧本でしたが、この試合はこれまでの汚名を
    返上するかのような見事な試合。
    打撃戦では危ないシーンもありましたが、グラウンドではノゲイラを
    彷彿させるような技から技への流れるような連携。
    特筆すべきはアグレッシブに自分から攻めて試合を動かす姿勢。
    相手も未知の強豪で一部のマニア層では期待大のガレシックだった
    ということもあってこの試合で自分内の瀧本の評価を上げた人は
    多いんじゃないでしょうか。

    予想勝者:Xゼルグ“弁慶”ガレシック

     

    第4試合 ヘビー級

    ○ギルバート・アイブル(オランダ/ボスジム)
    1R 3分46秒 TKO(レフェリーストップ)
    ●小路 晃(日本/フリー)

    当初ヴォルク・アターフが参戦予定だったのですが、ケガにより急遽欠場に。
    大会二日前の急なオファーにも関わらず小路がアイブルと戦うことに。
    昔から小さいながらも強豪外国人ひしめくプライドで戦ってきた小路が
    参戦したことは個人的には嬉しいのですが、ただでさえ体格的、実力的に
    厳しい小路がたった2日での参戦は心配する方の気持ちが大きかったです。
    過去に何度も足関節で負けているアイブルと足関合戦になったときは
    もしかして、と思いましたがそこからのパウンドであえなく小路は撃沈。
    次回からの米国主導のプライド運営ではもう小路やアイブルのプライド参戦は
    ありえないだろうし、最後に華を飾って欲しかったのですが残念です。

    予想勝者:○ギルバート・アイブル

     

    第5試合 ヘビー級

    ●ドン・フライ(米国/フリー)
    1R 6分23秒 TKO(レフェリーストップ)
    ○ジェームス・トンプソン(英国/チームトロージャン)

    ここ数年はヒーローズに主戦場を移していたフライですが、今回榊原社長の辞任と
    いう報を聞いて急遽参戦となりました。
    この試合はかつて高山VSフライをオーバーラップさせる正面からの
    殴り合いの展開に。
    さすがに落ち目のフライが体格とパワーにまさるトンプソンとの
    打ち合いには勝てず、ダウンこそしなかったものの、最後はタコ殴り状態に。
    (とはいってもウェービングでそこそこかわしてましたが)
    こういったプロレス的な勝負は私個人的には大好きで興奮するのですが、
    やはり純格闘技マニアからするとこういった展開はバカらしく見え、
    評判はイマイチでした。

    予想勝者:○ジェームス・トンプソン

     

    第6試合 ライト級

    ○青木 真也(日本/パラエストラ東京)
    1R 1分33秒 アームバー
    ●ブライアン・ローアンユー(オランダ/レッドデビル)

    非常に強い打撃とプレッシャーを持つローアンユーは飛び膝蹴りなどで
    ドキっとさせるシーンもありましたが、青木がグラウンドに引き込むと
    暴れる猛牛を締めるが如くキュッと一本勝ち。
    グラウンドの展開での安定度はピカイチですね~。
    かつての五味じゃありませんけど、連戦連勝一本勝ち。
    どこまでこの記録が伸びるのか。

    予想勝者:○青木 真也

     

    第7試合 ミドル級

    ●ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)
    1R 1分59秒 KO
    ○ソクジュ(カメルーン/チームクエスト)

    プライド33で最大のアップセットだったホジェリオ対ソクジュの試合。
    そのソクジュが今度はミドル級トップ3のアローナと対戦。
    そして今回も!
    さすがにマグレでホジェリオとアローナ相手に2連勝はできないでしょう。
    この2勝でソクジュはプライドでの位置を確立しましたね。
    なんていうかソクジュは黒人特有のしなやかで力強い筋肉と高い身体能力、
    そこにチームクエストで磨いている技術があわさっていて、ボブ・サップを
    一回り小さくしてそこに総合的な技術と精神力をあわさったような感じです。
    まだガチンコのグラウンド展開になってないのでその辺の実力は測りかねますが、
    スタンド打撃戦での距離感と組み技の対応はいうことないでしょう。

    予想勝者:Xヒカルド・アローナ

     

    第8試合 ヘビー級

    ●藤田 和之(日本/チームジャパン・藤田事務所)
    1R 6分37秒 スリーパーホールド
    ○ジェフ・モンソン(米国/アメリカントップチーム)

    好勝負続きだったこの大会のメーンとしてはかなり不評だった試合。
    プライド対UFCの構図でその代表者同士の対決という伏線があったためか、
    あっさりタップアウトした藤田にブーイングの嵐。
    絞め技の絞まり具合は喰らっている人でなければわかりづらいモノがありますが、
    完全に決まってしまったらタップアウトすらできなくなる状態にもなりますし。
    私的にはあっさりタップアウトしたことよりも、グラウンドでバックを取られた状態で
    ほぼ対応できなかった藤田の技術に危惧を覚えます。
    レスリング出身でもジョシュのようにバックをとられたり、下になってもリカバリ
    できる選手がいるのだから、そこらへんを藤田やその他アマレスベースの選手は
    研究して欲しいですね。
    まあ、多くの人達は藤田に期待し過ぎていたと思った試合では
    なかったでしょうか。

    予想勝者:X藤田 和之


    大会全体を通して全試合一本orKO決着という熱い大会でした。
    今回の大会でDSE主催での大会は終わりを向かえ、UFCの出資者ロレンゾ氏が
    出資するプライドFCワールドワイドという会社が運営することに。
    事実上UFCによるプライドの買収です。
    これによってルールや放送権利、演出などがどのように変わるのかは
    今のところ予想がつきませんが、おそらくルールはUFC準拠になると思われます。
    5分3R制、4点ポジション、グラウンドでのストンピング、ヒザ蹴りの禁止、
    顔面へのヒジ打ち有効などルールが変わればプライド13の時のように
    勢力図が一変するのは明らか。
    不安と期待が両方あります。

    まずは運営会社変更後の一発目の大会のプライドライト級GPが
    どういったものになるのか楽しみに待っていましょう。

    評価は最後に藤田がキッチリ締めてくれなかったので9/10
    藤田がスカ勝ちしてたら満点つけてたんですけどねえ。

     

  • K-1 WORLD GP 2007 IN HAWAII感想

    さて、もう少しで溜まりに溜まったネタを消化できるぞ~。
    現在男祭り2006をDVDで鑑賞中。
    こっちはもう少しつっこんだ感想書けそうです。

    とりあえずは記憶に新しいこれを。

    K-1 WORLD GP 2007 IN HAWAII
    2007年4月29日(日)

    OPファイト第1試合 K-1特別ルール 2分3R

    ●マイティ・モーJr.(米国/フリー)
    1R 1分48秒 KO
    ○カイ・ホーレンベック(米国/HMC)

    OPファイト第2試合 米国GPリザーブファイト 3分3R延長1R

    ○佐藤 匠(日本/極真会館)
    1R 2分49秒 KO
    ●ビリー・ホール(米国/HMCキックボクシング)

    OPファイト第3試合 スーパーファイト 3分3R延長1R

    ●ジェレル・ヴェネチアン(オランダ/チームミスターパーフェクト)
    3R判定 0-3(27-30、28-30、27-28)
    ○ピーター・グラハム(オーストラリア/タイガーズデン)

    オープニングファイト1~3試合TV放送なし。
    ていうかヴェネチアンとグラハムの試合がなんでトーナメントに入らないんだろう?
    この二人の方がトーナメント本戦の選手より若干上のような気がするんですが。

    予想勝者:○ピーター・グラハム


     

    第1試合 米国GP1回戦 3分3R延長1R

    ○マイティ・モー(米国/シャークタンジム)
    1R 1分37秒 KO
    ●キム・ギョンソック(韓国/チームラゼンカ)

    もう完璧にギョンソックはビビリはいってましたね。
    勝負になってませんでした。

    予想勝者:○マイティ・モー

     

    第2試合 米国GP1回戦 3分3R延長1R

    ○ヤン・“ザ・ジャイアント”ノルキヤ(南アフリカ/フリー)
    2R 1分56秒 KO
    ●ジュリアス“タワーリング・インフェルノ”ロング(米国/デトロイトスポーツ&ボクシングジム)

    放送なし。
    しかしジュリアス~って名前長すぎ;

    予想勝者:○ヤン・“ザ・ジャイアント”ノルキヤ

     

    第3試合 米国GP1回戦 3分3R延長1R

    ●ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバコ/フリー)
    1R 1分07秒 TKO(ドクターストップ)
    ○パトリック・バリー(米国/チームミスターパーフェクト)

    ダイジェストのみ。
    グッドリッジも年齢的に辛いよなあ。
    今年で43?

    予想勝者:Xゲーリー・グッドリッジ

     

    第4試合 米国GP1回戦 3分3R延長1R

    ○アレクサンダー・ピチュクノフ(ロシア/極真会館)
    3R 1分00秒 KO
    ●富平 辰文(日本/スクウェア)

    ダイジェストのみ。
    一時期は日本でトップになれるか?と思った冨平ですが、去年から負け通し。
    ずーっとKO負け続いてるのでパンチドランカーかなにかに
    なってなければいいのですが。
    2,3年ほど前に見せたMっ気たっぷりのタフネスぶりは今は見られません><

    予想勝者:X富平 辰文

     

    第5試合 スーパーファイト 3分3R延長2R

    ○澤屋敷 純一(日本/チームドラゴン)
    2R 2分52秒 KO
    ●ランディ・キム(韓国/フリー)

    バンナに勝ったのでピックアップされるのは分かるのですが、
    キムもまだK-1デビューして間が無い選手ですので、澤屋敷の実力は
    計りかねます。
    落ち目のベテラン勢もしくは地区予選常連組などの中堅選手と
    やってほしいですね。

    予想勝者:○澤屋敷 純一

     

    第6試合 米国GP準決勝 3分3R延長1R

    ○マイティ・モー(米国/シャークタンジム)[第1試合勝者]
    2R 1分50秒 KO
    ●ヤン・“ザ・ジャイアント”ノルキヤ(南アフリカ/フリー)[第2試合勝者]

    これまた豪快にKO勝ちしましたが、厳密に反則ですよね。
    倒れかけた相手への追い討ちですけど。
    まあ流れからなのでレフェリーもあのタイミングでは止められませんしね。
    あのパンチ力で上からのチョッピングライト。
    そりゃあノルキヤものびるわw

    予想勝者:○マイティ・モー(最初から予想)

     

    第7試合 米国GP準決勝 3分3R延長1R

    ●パトリック・バリー(米国/チームミスターパーフェクト)[第3試合勝者]
    3R判定 0-3(25-30、25-29、26-30)
    ○アレクサンダー・ピチュクノフ(ロシア/極真会館)[第4試合勝者]

    ダイジェストのみ。
    バリーはスタミナ切れ?ピチュクノフは的確にダメージを与えて
    判定勝利でしょうか。

    予想勝者:○アレクサンダー・ピチュクノフ(一回戦終了時に予想)

     

    第8試合 スーパーファイト 3分3R延長2R

    ○チェ・ホンマン(韓国/フリー)
    2R 2分48秒 KO
    ●マイク・マローン(米国/イーストサイダーズ)

    これもマローンは途中から試合してませんでしたね。
    ホンマンにあまり実績の無い選手を当てても無駄なような気がします。
    実績がないならホンマンに近い規格外の選手とか当てないとまともに
    競り合いにならないです。

    予想勝者:○チェ・ホンマン

     

    第9試合 スーパーファイト 3分3R延長2R

    ○レミー・ボンヤスキー(オランダ/チームボンヤスキー)
    3R判定 2-0(30-29、30-29、29-29)
    ●グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館)

    この大会では一番見たかったカードですかね。
    スタイルは違いますが、両者キックが得意な者同士。
    お互いパンチの打ち合いではガードが固く決め手がありませんでしたが、
    ジャッジはボンヤスキーを評価しましたね。
    これだけ僅差だとTVで見てる側は延長かなと思ってしまいそうです。

    予想勝者:Xグラウベ・フェイトーザ

     

    第10試合 初代ヘビー級王者決定戦 3分3R延長2R

    ○バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)
    1R 0分56秒 KO
    ●藤本 祐介(日本/モンスターファクトリー)
    ※バダ・ハリが初代王者に

    藤本は初めから距離を間違えてましたね。
    あれだけリーチのある選手と戦う機会は少ないのでしょうけど、
    最初から最後までハリが支配した試合でした。

    予想勝者:○バダ・ハリ

     

    第11試合 米国GP決勝戦 3分3R延長2R

    ○マイティ・モー(米国/シャークタンジム)[第6試合勝者]  
    3R 0分46秒 KO
    ●アレクサンダー・ピチュクノフ(ロシア/極真会館)[第7試合勝者]

    ピチュクノフは最終的にモーのパワーに押し切られてしまいましたね。
    前評判通りにモーが優勝してしまいました。
    まあこのメンツなら優勝するのが当然、ていうくらい偏りのある
    トーナメントでしたが。
    大番狂わせはありませんでしたねえ。

    予想勝者:○マイティ・モー(最初から予想)


    今回の大会はモーのプロテクト大会っていうくらい大会前からモーが
    鉄板でしたが、ここで大物食いをする選手が現れたら面白かった
    のですが。
    その大物食いをする可能性のあった選手もまたピチュクノフでしたがダメでした。
    テレビの放送もモーを中心にした構成でしたし、日本人の藤本がもっといい
    試合をしてくれれば多少は楽しめたと思うんですけど。
    あっさりでしたからねえ;

    出来レースみたいで面白みに欠ける大会でした。
    評価3/10

     

  • K-1 WORLD MAX 2007 ~世界最終選抜~感想

    もう格闘技関連のみを別ブログで分離させちゃおうかな~と思うくらい
    ブログかいてますtamoです。
    さあ、今日も自己中心的にいってみましょうか。

    どうぞ。

    K-1 WORLD MAX 2007 ~世界最終選抜~
    2007年4月4日(水)

    オープニングファイト 第1試合

    ●蜜山 剛三(日本/ファイブリングス)
    3R判定 0-3(28-30、27-30、28-30)
    ○城戸 康裕(日本/谷山ジム)

    オープニングファイト 第2試合

    ●サトルヴァシコバ(日本/勇心館)
    1R 0分33秒 TKO
    ○パク・ウィング・ヒョング(香港/ウニークタイボクシング) 

    オープニングファイト 第3試合

    ○名城 裕司(日本/頂上会テアゲネススポーツアカデミー)
    1R 2分12秒 KO
    ●安田 鉄平(日本/ウエストジャパン)

    第0試合 60kgキロ契約

    ○HIROYA(日本/フリー)
    1R 2分47秒 KO
    ●西村 憲孝(日本/KSS健生館)

    オープニングファイト1~3、第0試合TV放送無し。


    第1試合

    ○イアン・シャファー(オーストラリア/ファイブリングスオーストラリア)
    3R判定 3-0(30-25、30-25、29-25)
    ●尾崎 圭司(日本/チームドラゴン)

    前回の日本代表トーナメントで尾崎はいい動きをしていたので期待して
    いましたが、さすがシャファーは強かったですね。
    プレシャーの強いパンチャー対策が必要ですね、尾崎は。
    まだ伸びしろはたくさんありそうですので楽しみです。個人的に。

    予想勝者:X尾崎 圭司

     

    第2試合

    ●ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/プチテンジム)
    3R判定 0-3(28-30、29-30、29-30)
    ○ツグト“忍”アマラ(モンゴル/フリー)

    ナラントンガラグは知ってるのですが、アマラはイマイチよく分からないし、
    印象に残っていない。
    だれかビッグネームと戦えば覚えるのかもしれないですけど・・・。

    予想勝者:Xジャダンバ・ナラントンガラグ

     

    第3試合

    ○マイク・ザンビディス(ギリシャ/メガジム)
    3R判定 3-0(30-26、30-26、30-26)
    ●武田 幸三(日本/治政館)

    個人的メーンがこの試合。
    負けっぱなしだけどなぜか武田の試合は見たくなる。
    それはぱっと見わからないところで漢の勝負をしているからw
    まあ、ローキック対パンチという構図でしたが残念ながら効かせるまで
    ローを打てませんでしたね。
    逆にパンチをまとめられて印象の悪い結果に。
    有効打の上でもザンビディスの方が上でしたね。
    二人とも応援してる選手なので這い上がって欲しいです。
    特に武田は現役でいられるのも長くはないでしょうし。

    予想勝者:X武田 幸三

     

    第4試合

    ○ダニエル・ドーソン(オーストラリア/シュートボクシング)
    3R判定 3-0(30-28、29-28、30-29)
    ●ジョーダン・タイ(ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー)

    記憶にない・・・。
    予想勝者:○ダニエル・ドーソン

     

    第5試合

    ●アルバート・クラウス(オランダ/チームスーパープロ)
    3R判定 0-2(29-30、30-30、29-30)
    ○TATSUJI(日本/アイアンアックス)

    僅差とはいえクラウスがまた負けた・・・。
    相性というものもあるんでしょうが、一発のプレッシャーがある相手だと
    クラウスは動き悪いですよね。
    逆にサワーみたいな連打とコンビネーションで攻めてくる相手には
    いい勝負するなあと。
    うーむ、今年は厳しいか、クラウス。
    開幕戦で勝って欲しいのですが。

    予想勝者:Xアルバート・クラウス

     

    第6試合

    ○ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/ウォリアーズMMAアカデミー)
    3R判定 3-0(30-27、30-29、30-29)
    ●前田 宏行(日本/BUKURO GYM)

    あれ、記憶に無いぞ。
    ダイジェスト放送だったか?

    予想勝者:○ヴァージル・カラコダ

     

    第7試合

    ○ブアカーオ・ポー・ブラムック(タイ/ポー・プラムックジム)
    3R判定 3-0(30-27、30-28、30-27)
    ●アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チームオロゴン)

    予想に反して判定までもつれこんだアンディ。
    内容的には完敗もいいところですが、まだ素人のレッテルが貼られているので
    すごい評価されてますねえ。
    でも実際強いですよね、序盤は固いですけど時間が進むにつれて動けるように
    なってきてるし。
    ブアカーオもちょっと予想外だったのではないでしょうか、アンディの身体能力と
    回避能力は。
    完全な逃げだったわけじゃないのでそこは賞賛。
    でも10回やっても10回ともブアカーオ勝つと思うくらいの実力差はありますね。

    予想勝者:○ブアカーオ・ポー・ブラムック

     

    第8試合

    ○ドラゴ(アルメニア/ショータイム)
    3R 1分50秒 TKO
    ●山内 裕太郎(日本/AJジム)

    ドラゴってプライドに出たエジソン・ドラゴだと思ってましたけど
    違いましたね;

    予想勝者:○ドラゴ

     

    第9試合

    ○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシングオランダ)
    3R判定 3-0(30-29、30-28、30-29)
    ●佐藤 嘉洋(日本/フルキャスト・名古屋JKファクトリー)

    魔裟斗以外では実質日本トップにいる佐藤はK-1MAXのトップ3の
    アンディと対戦。
    サワーもあれだけリーチの差があるにもかかわらずきっちり攻めますよね。
    パンチとキックをまとめて打つから印象点もいいでしょうし。
    でも佐藤も惜しいところまできてると思います。
    でもやっぱり佐藤のスタイルは好きになれない。

    予想勝者:○アンディ・サワー

     

    第10試合

    ○魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
    3R判定 3-0(30-27、30-27、30-27)
    ●オーレ・ローセン(デンマーク/Untamed)

    正直ローセンでは魔裟斗に勝てないと思ってましたが、
    一発でKOするパワーを持ってるので緊張して見てました。
    結果としては魔裟斗の危なげない判定勝利でしたが、ローセンも強いですよねえ。
    MMAルールでもかなり強かったですし。
    ただ勝ち星には恵まれてませんけど、海外の試合ではかなり勝ち星
    あげてるようで。
    まだまだこれから見てみたい選手です。

    予想勝者:○魔裟斗


    大会全体の印象としてはどこかのお偉いさんが言っていたように試合数多すぎ。
    しかも判定決着多いし。
    会場に足を運んだお客はけっこうメーンの前に帰ってしまったそうで。
    そりゃ4時間近くもかかっていてはね・・・。
    オープニングファイトとかは1試合か多くても2試合に抑えるべきですね。
    本戦が10試合もあるんだから。
    TV見ていてもダレるくらいだったので評価は4/10

    悪いところが目立つ大会でした。