カテゴリー: 格闘技

  • 最近の格闘技の感想3 09/30 K-1ワールドGP開幕戦

    いまさらこんな記事を見る人もいないかとは思うんですが、書きかけですので。
    9月に行われたK-1ワールドGP開幕戦の感想です。
    もちろんTVで見た感想ですので。

     

    ルスラン・カラエフVSバダ・ハリ

    なにかとお騒がせなバダ・ハリですが、こーゆーワル系のキャラってのは
    いつの時代も一般受けするものなんですかねえ。
    K-1の舞台ではヒールって感じでもないですし。
    しかし煽り映像なんかの期待感とはうらはらに秒殺負け。
    確かにダウンした後のカラエフの蹴りは反則ですけど、カウント続行されていたら
    立たなくちゃならないのが試合です。
    それに反則ならそれを喰らった時に審判にアピールしないと死角で見えない
    なんてことはザラですので。
    カラエフの勝ちに文句ありません。

     

    ゲーリー・グッドリッジVSレミー・ボンヤスキー

    私は実力にそぐわないまぐれの2年連続のGP制覇を成し遂げたと思っている
    レミーへの評価ですが、この試合に関しては実力トップクラスにはいると
    思う内容でした。
    あのグッドリッジを相手にほぼパーフェクトゲーム。
    ときおりクロスレンジでボディを喰らって顔をゆがめるシーンもありましたが、
    レミーは試合の主導権を握り、自分の戦いができていたのではないでしょうか。
    私の酷評を覆す試合を決勝戦で期待します。

     

    グラウベ・フェイトーザVSポール・スロウィンスキー

    まあ、グラウベ強くなったな~と。
    それでもシュルトと戦ったら勝てないとは思いますけど。
    グラウベは上へ武蔵は下へいったこの大会でしたねえ。

     

    セーム・シュルトVSビヨン・ブレギー

    正直今大会のメンツの中ではシュルト攻略できそうなのはブレギーとバンナ
    くらいだと思ってたんですが・・・。
    なんのことはない、シュルトの圧勝でした。
    プライドのリングでも見てましたがシュルトの左ジャブは軽そうに見えて
    メチャクチャ痛いそうです。
    ブランコ・シカティックほどじゃないですけどまるで石のような拳の硬さだ
    そうですが・・・。
    そんなかんじでジャブで3ダウンTKO。
    心が折れたな・・・ブレギー。

     

    レイ・セフォーVSステファン”ブリッツ”レコ

    TVで放送してないので詳細はわかりませんが、レコは残りましたね~。
    プライドではまるでザコ扱いでしたが、やはりレコは打撃のみの試合でその真価を
    発揮する選手なんですね。
    今年は一番下の予選から来てるわけだし。
    レコは頑張ったなあ。
    セフォーはどうやらいつものパフォーマンスを発揮できていなかったようです。
    来年また頑張って欲しいですね。

     

    アーネスト・ホーストVS藤本裕介

    これが正真正銘最後の大会となるホースト。
    一度引退を決意したせいか、または年のせいか身体が一昨年と比べるとずいぶん
    太った印象を受けました。
    1Rは非常に動きが固く、藤本に押される展開に。
    最終的には3Rにはやや動きもかるくなり、ローキックで藤本にTKO勝ちを
    収めたものの、この調子では次の試合はきついかな、とも思う内容でした。
    3R途中まで判定だったら藤本勝つんじゃないかとか思うような劣勢な試合
    でした・・・。
    藤本はもしかしたら最後に日本人初のホースト超えをするんじゃないか??と
    期待もしましたが・・・。
    パンチラッシュだけでなく、キックで距離を作れるようになるのと・・・
    やっぱり一番はスタミナですかねえ;
    本人弱点を自覚してますけどw

    なにはともあれ、次のホーストのラストマッチ。
    アンディ・フグに次ぐ尊敬した選手の最後の大会、楽しみにしてます。

     

    武蔵VSハリッド”ディ・ファウスト”

    武蔵は相変わらずの戦い方なので最早何もいいませんが、作戦通りに運ばないと
    こうもズダボロになるものなのか・・・。
    現時点でファウストになら武蔵は判定で勝てると思っていたんですが。
    とにかく武蔵は手数が足りない。
    1くらったら10返すくらいの手数じゃないと単発で劣る日本人が打ち合いじゃ
    勝てないと思うんですけど。
    それはともかく手数が足りないのでそこをつけこまれていいパンチを貰い、
    グダグダの展開になるのは見ていても気の毒です。
    ムエタイ修行の成果も全く見れませんでした。
    酔っ払ってるので結構酷いこと書いてますが、それでも実は武蔵のことは応援
    してます。
    ミスター判定は判定で負けちゃいけません。判定では勝ってください。
    負けていいのはKOでだけですよ。
    手数でまさり、ポイントで優勢に立つ。
    その上で相手の焦りを狙って一発いいのをカウンター、そんな感じでいって
    欲しいですよね。
    現実にはそう計画的には行きませんが。
    来年ガンバレ。

     

    ジェロム・レ・バンナVSチェ・ホンマン

    私はバンナ大好き+ホンマン大嫌い派の人間ですが、やっぱ体格の差というのは
    バンナをもってしてもきついのがこの試合でわかりました。
    とにかくリーチの差があってなかなか攻撃をあてられない。
    ホンマンは通常の巨人タイプの選手とは違って一発を余り狙わずにボクシング
    スタイルの細かい連打で戦うのがスタイルとして確立してきているようでして。
    これがリーチのある選手の場合拳の弾幕みたいになって体格で劣る選手は
    懐に入れない入れない・・・。
    そんな感じの戦法の代表格がシュルトなんですけど。
    最終的には手数、アグレッシブさでバンナが判定で勝ちましたが・・・。
    バンナのコメントにもあったようにもう1,2年ホンマンがしっかりとした
    ボクシングテクニックを習得したら手が付けられなくなる可能性がありますね。
    現在のシュルトのような難攻不落の要塞のイメージが出来てきました。

    いろいろ書きましたが、あくまで個人的かつ、TVで見れる範囲での感想
    ですので、リアルで見た方とは若干違った意見かもしれないとともに、
    多少の勘違いは笑って許してください。

    K-1ワールドGP決勝戦は12月2日です!お忘れなく。

     

  • 最近の格闘技の感想2 9/10 PRIDE GP2006決勝戦

    さて、先日に引き続き格闘技の観戦(VTR)の感想を。
    今回は先月9月10日に行われたPRIDE GP2006決勝戦です。

    先日トラックバックにあった総合格闘技(MMA)の動画と速報.comさんの情報で
    あっと驚く放送局で無料で試合を見ることができました。

    10月26日までの配信ですので賞味期限はすぐです。お早めに。

    で、感想。

     

    第一試合

    西島洋介 VS エヴァンゲリスタ・サイボーグ

    どちらとも打撃得意の選手でしたが、序盤の打ち合いからサイボーグがペースを
    握り、テイクダウンからパウンド、最後はエスケープしようと反転した西島を
    キッチリチョークで。
    西島は前回前々回と同じでグラウンドに大きな課題を残す結果となりました。

     

    第二試合

    <準決勝>ミルコ・クロコップ VS ヴァンダレイ・シウバ

    クロスレンジのフックで攻めるシウバに対して距離をとってシウバのパンチを
    さばくミルコ。
    ラッシュの終わり際にはストレートを決めて主導権を握るミルコ。
    凄いです。シウバのラッシュを見切れるのもすごいですけど、圧力に負けないで
    距離を維持できるのが・・・。
    試合中パウンドでシウバは右目を腫らし試合が中断され試合が終わるのかと
    思わせられる場面も。
    しかしシウバは諦めず、試合続行をアピール。
    右目がほとんど見えない状態でも積極的に前へ出てラッシュをしかけるシウバ。
    本当、なんていう精神力なんだと思わされます。
    グラウンドの展開が膠着し、シウバにイエローカードが出されたほんの少し後、
    ミルコの伝家の宝刀左ハイキックがシウバを捕らえました!
    ひさびさのハイキックKO勝利。
    そしてシウバの初のKO負け。
    内容も凄かったですけど結果も衝撃的。
    正直シウバがKOで負けるのは予想できなかったです。
    ミルコやばい・・・。

     

    第三試合

    <準決勝>アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ VS ジョシュ・バーネット

    どちらともハイレベルなグラウンドテクニックを持つもの同士の戦い。
    ノゲイラは柔術、ジョシュはレスリングのバックボーン。
    グラウンドメインの展開かと思われた試合は序盤は打撃戦から。
    ここでジョシュがフックでノゲイラから(スリップ?)ダウンを奪うと
    グラウンドへ。
    どちらが攻めても寸でのところで切り返し、一本をとらせない。
    しかし流れを掴んでいるのはノゲイラでペースを握る。
    試合終了間際、攻め込まれていたジョシュは足十字で切り返したところで試合は
    終わる。
    ここで、人によっては意見が分かれたところなんですが、足十字は決まって
    なくても返そうとする力で苦しい表情をするものだということです。
    これがジャッジに極まりかけととられたのか、ノゲイラペースで試合は進んで
    いたものの僅差でジョシュの判定勝ち。
    いろいろ物議をかもし出した結果ではありますが、個人的にはどちらも決めては
    なく、どちらが勝ってもおかしくない勝負でした。
    なにより中身が濃かった試合で、見ていて満足しました。
    いい試合だったと思います。

     

    第四試合

    <リザーブマッチ>セルゲイ・ハリトーノフ VS エメリヤーエンコ・アレキサンダー 

    リザーブマッチにはもったいない極上カード。
    もとロシアントップチーム同士の同門対決。
    両者ともにサンボの達人、しかもボクシングテクもハイレベル。
    序盤はハリトーノフのパンチでぐらついたアレキサンダーがグラウンドで下に
    なり、ペースを握られる。
    しかしアレキサンダーがイエローカードをもらった後、いいパンチをもらった
    ハリトーノフが強気に挑発して見せる。
    そこへアレキサンダーのいいパンチが2発、ハリトーノフをとらえる。
    グラついたハリトーノフは苦し紛れにテイクダウンにいくが、きられ、そこで
    うつぶせの状態で下になったハリトーノフへアレキサンダーのパウンドとヒザの
    嵐が。
    そこで試合終了。ちょっと試合を止めるのが遅かったような気もしますけど。
    ほとんどスタンドのパンチで決まっていたような試合でした。
    グラウンドは止めみたいな。
    でも両者ともにやはりハイレベルで先にどれだけ打撃でダメージを与えて有利な
    状態でグラウンドへいけるかが勝負だったと思います。
    アレキサンダーの圧勝のイメージがあるかもしれませんが、紙一重の勝負だった
    と思います。

     

    第五試合

    イ・テヒョン VS ヒカルド・モラエス

    韓国相撲シルムの王者テヒョンと通称ヒカルドンの試合。
    お互い試合の始めにスタミナを消耗しすぎてグダグダの展開に。
    最終的にテヒョンの両目の腫れでヒカルドンのドクターストップ勝ちになり
    ましたが、プライドに相応しくない、力任せのゴリ押し試合でした。
    しかもグダグダ・・・;

     

    第六試合

    中村和裕 VS 中尾“KISS”芳広

    日本人ミドル級VSヘビー級対決。
    序盤から一発狙いのハイキックや飛びヒザを狙っていく中村ですが、ガードの
    堅い中尾にはカスあたりしかせず。
    また、タフなためちょっとした打撃ではKOまでいかない。
    お互い打撃LVはほどほどなのにテイクダウンを狙わない展開。
    結果、単発での打ち合いに終始し、展開と流れのない、なんとも中身の薄い
    試合内容でした。
    GP準決勝がハイレベルな試合だったのでこれらの試合は特にひどく見えたと
    思います。

     

    第七試合

    マウリシオ・ショーグン VS ザ・スネーク

    打撃の選手かと思っていたスネークは実は寝技メインの選手。
    しかし試合は打撃から立ちあがり、スネークペースで幕を開ける意外な展開。
    しかしテイクダウンに成功したショーグンがスネークの上になってスタミナを
    奪っていくとじょじょにショーグンの展開に。
    最後はショーグンが踏みつけ将軍の代名詞通りにストンピングの嵐でレフェリー
    ストップ。
    ショーグンの持ち味が発揮された試合でしたが、スネークもあの長い手足は
    脅威でしょう。アンデウソン・シウバみたいに強くなるのではないでしょうか。

     

    第八試合

    ヒカルド・アローナ VS アリスター・オーフレイム

    間合い合戦からはじまってややアリスターの打撃が決まりはじめ、アリスター
    ペースでいくのかな?と思ったとき、アローナの(いつもとくらべて)軽い
    ローキックがアリスターにあたる。
    そのときにワンテンポタイミングがずれてアリスターはバランスを崩し倒れて
    しまう。
    そこからグラウンドの展開になり、なんとか立ち上がろうとするアリスターでし
    たが、立ち上がれず、アローナの鉄槌を喰らう。
    目に入ったのか、アリスターはタップアウトするが、その後にアローナの鉄槌
    もういっぱつ。
    こいゆうのホントいやな気分にさせられます。
    確かに相手を殺す気で試合には臨むでしょうが、こうゆうストリートファイト
    まがいの行為はプロとしてやってるのなら恥ずべき行為だと思うんですけどねえ。
    またアローナのこと嫌いになりました。
    アリスターはどうやら試合後のコメントでは足にアクシデントが起こり
    タップアウトを余儀なくされてしまったようです。
    前回のホジェリオ戦の時も首のアクシデントでタオル投入TKO負けなだけに
    本当に惜しいです。
    実力ではホジェリオにもアローナにも負けていないと思っています。
    体のコンディションを整えてまたいい試合をして欲しいと思います。

     

    第九試合

    <決勝>ミルコ・クロコップ VS ジョシュ・バーネット

    ノゲイラを破ったジョシュもすごいですけど、この日のミルコはもっと
    すごかった。
    これほどのメンツ相手にこれだけの戦いっぷり。
    最後ジョシュがあっさりタップしすぎと思われる方もいるかもしれませんが、
    まだまだ先のあるジョシュにとってはこうゆう負け方の方がよかったとも
    思います。
    ジョシュは粘るところ、止める所をわきまえているんだと思います。
    完璧に極まっていてもタップしないでその後に深刻なケガを残す選手は
    少なくありません。
    特に日本人はタップするところでタップしない選手が多いような気がします。
    そこらへんは心が折れるということとは別な話。
    まあ、実際に試合をしている中で見極めるのは難しいとは思いますけど、
    そこらへんはセコンドの方とかも見極めてもらいたいところです。
    まあ、話がずれましたがミルコ強すぎ!

    いろいろと書きましたが、興味のある人は映像で試合を見てもらえたら、
    この感動を共有できると思いますので是非映像でどうぞ^^

    終わり

     

  • 最近の格闘技の感想1 10/09 HERO'S

    HERO’S2006 ミドル級+ライトヘビー級トーナメントの感想。

    今年5月のPRIDE GP2006開幕戦以来?の感想書き込み。
    もう覚えてないし^^;
    (調べたら6月のK-1ソウル大会が最後だった)

    この大会ではミドル級(~70kg)とライトヘビー級(~85kg)の準決勝、
    決勝戦が行われました。
    今回はトーナメントの試合は全て放送されましたね。
    KO、一本決着が多くて見てる側としては面白みのあるものでしたが・・・。
    結果そのものはスポーツナビででも見てください。

     

    ミドル級準決勝
    J.Z.カルバン VS ハニ・ヤヒーラ

    前回の試合でただものではないと噂されていたカルバン、ヤヒーラが寝技に
    持ちこんでネチネチと展開するのかと思ったら・・・。
    一気にカルバンがフロントチョークで秒殺。
    予想外の展開に唖然としました。

     

    ミドル級準決勝
    宇野 薫 VS アイヴァン・メンジバー

    メンジバーの試合をきちんと見るのは前回の所戦と合わせて2試合しか
    ありませんが、それだけでメンジバーの実力は相当なものだと思っていました。
    正直宇野は苦しいかな?と思いましたが、ここは経験の差でしょうか、
    僅差の判定で宇野の勝利。
    クロスレンジでのラッシュはメンジバー有利の印象がありましたが、クリーン
    ヒットはほとんどなく、ミドルレンジでの宇野の左ミドルがクリーンヒットと
    しての実ダメージを有利なポイントと位置づけたのが判定の分かれ目
    だったのかな?

     

    ミドル級決勝
    宇野薫 VS J.Z.カルバン

    苦しい判定勝ちだった宇野に対して秒殺勝利のカルバン。
    パワーのある打撃に苦しい展開の宇野でした。
    宇野はカルバンからテイクダウンを奪えずお得意のグラウンドの展開には
    なかなか持っていけない。
    2Rには逆にカルバンからのテイウダウンを許し、下で凌ぐ展開。
    私は3-0でカルバンの勝利かと思いましたが、一人ドロー裁定のジャッジが
    いましたねえ。
    確かにどちらとも決め手に欠けていたので、ドローともとれますが・・・。
    内容はカルバンが終始ペースを握っていた試合のような気がします。

     

    ライトヘビー級準決勝
    秋山成勲 VS ケスタティス・スミルノヴァス

    予想以上に秋山の打撃が滑るのびっくり。
    柔道出身のスポンサープロテクトで気に入らない選手でしたが、努力の成果は
    認めざるを得ない。
    特にローキックがいい感じで出せていました。
    クロスレンジでの打ち合いなどは対応できないとは思いますが、グラウンドへ
    持って行くための打撃と考えればある程度の評価をしてもいいと思います。
    それにしても桜庭は・・・スミルノヴァスにボコボコにされちゃって。
    今後、桜庭が試合をするのであればもうちょっと自分の武器を見つめなおして
    欲しいです。もともと打ち合いをする選手じゃないっしょ。
    おっと脱線。

     

    ライトヘビー級準決勝
    大山峻護 VS メルビン・マヌーフ

    ホドリゴ・グレイシーを破った大山ならば、あるいは・・・と思っていましたが
    そんなのは自分の甘い期待だったと思い知らされた秒殺劇。
    開始から一分ほど距離の測り合いから打撃が打ち合いになると・・・!
    まるで台風のようなバンチとキックのコンビネーションのマヌーフ。
    大山はさばききれずにダウン、レフェリーストップ。
    その境遇を知っている大山なだけに残念だったです。
    ていうかマヌーフ、普通にプライドウェルター級でも上いけるんじゃないか?

     

    ライトヘビー級決勝
    秋山成勲 VS メルビン・マヌーフ

    多分、私以外の視聴者もマヌーフ優勝と踏んでいたのではないでしょうか。
    秋山はよくマヌーフの打撃をかいくぐり、腕十字を極めたと思います。
    素直にすごいと思います。

    でもね・・・吉田のときと同じなんですが・・・。
    柔道着を着ているうちは認めたくないんですよ。
    柔道着を着ている場合、普段極められない位置からでも極めにいくことが
    できる。(滑らないから)
    逆もまたしかりです。
    特に相手が柔道、柔術ベースではない選手の場合は特に柔道着のメリット性だけ
    が発揮されます。
    マヌーフは柔道着を着た相手とスパーリングをやってるわけではないから
    瞬間的に対処できないし技術も知識もない。

    もし秋山が柔道着無しでマヌーフから一本取ったら心から認めますけど。

     

    あとリザーブマッチでミドル級では宮田がシャファーを流血TKOで勝利。
    ライトヘビー級はケンドー・カシンこと石澤常光が流派ドラゴンボールZこと
    カーロス・ニュートンに秒殺KO負けw
    なんだかなあ・・・石澤さんにはガッカリさせられることが多いですね。
    昔に幻想を抱いていた時期があっただけに・・・。
    というか石澤は本当に練習してるんでしょうか。現在ではプロレス団体からも
    ほされてしまっているので、どうなっているのかな、と。

     

    視聴率稼ぎのカードの金子賢VS所英男なんかもありましたけど・・・。
    これも所にデメリットだけしかないカードで所に同情します。
    金子はアマチュア修斗から出直してください。
    格闘家ナメすぎです。運動神経がいいからって1年か2年練習したくらいで
    勝てるなら苦労しません。
    相手はプロの第一線で戦ってるような選手達なのですから。

     

    ドン・フライVSキム・ミンスの試合がフルで放送されるとは
    思っていませんでした。
    プロレスファン用のサービス放送かな?それとも男塾ネタを使いたかっただけ?

    >アントニオ・シウバ=ゴリラ?w

    以上で終わり。

    今度は時間をさかのぼってK-1ワールドGP開幕戦の感想を書きます。
    ちょっとだけね。

     

  • ミルコプライド離脱疑惑とその他格闘関係独り言

    えーと、バウトレビューの掲示板を見てたら気になる情報があったので・・・。
    ブログ「GAME AND MMA」さんのところからトラックバック。
    久しぶりにブログの更新にもなるし。

     

    フジのプライド地上波放送撤退に端を発した一連の騒動ですが、
    現時点のGP2006トーナメント開催中でもあるというのにこの話。
    ミルコ・クロコップの金銭的問題によるプライド離脱の噂。

    桜庭の時も急な話でしたけど、この一年くらいの間に有名ところの選手が
    結構プライドから消えましたよね・・・。
    ミルコはまだどうなるかわかりませんけど、桜庭、クイントン”ランペイジ”
    ジャクソン、は今年になってからですが、さかのぼればヒース・ヒーリング、
    ゲーリー・グッドリッジ、アンデウソン・シウバ。
    あとはグレイシー一族は軽量級を除けばあらかた消えましたしね。

    あまり有名ではない選手にしたら数え切れないですけど。
    今ヒーローズで戦ってるヘビー級かその近辺の選手はプライド落ちした選手が
    ほとんどのような気がします。

    先日のヒーローズに出場していたホドリゴ・グレイシー、大山峻護、
    欠場しましたがカーロス・ニュートンなど。
    そのヒーローズを見た人なら知っているとは思うんですが。

     

    視聴率を気にしすぎた大会運営のためのレフェリーのミスジャッジ。
    これが目立ちました。
    秋山対金の試合は「あーあーなにやってんだ」みたいな感じで終わらせ
    そうですが、(選手からしてみればたまったもんじゃないが)
    桜庭対スミルノヴァスの試合は大問題。

    右だったか左だったか忘れましたけどストレートであごを打ち抜かれた桜庭は
    前のめりにダウンし、それをパウンドで追い討ちをかけたスミルノヴァス。

    無意識状態ではあったんでしょうけどガードの動きを見せる桜庭。
    しかし当然の如く、意識が朦朧としている状態でのガードなど穴だらけ。
    パウンドの数発はクリーンヒットしていたにも関わらず、
    レフェリーは止めない、止めない、止めない・・・。

    テレビみていて思わず「オイオイオイオイ」ってつっこんでました。
    これはヒーローズルールだけに関わらずプライドのルールでも、恐らくその他の
    MMAのルールならTKOだったであろう展開。

     

    なのに桜庭の頭がロープの外に出た時にかかったコールは「ドントムーブ」。

    ここでも「オイオイオイオオーーイ」ってつっこみ。

    試合は中断され、リング中央からグラウンドでのリスタート。
    試合が決まると思って攻めたスミルノヴァスはこの後ガス欠。
    結果としては桜庭が腕ひしぎ逆十字固めでタップアウトを奪いましたが・・・。

    なんなんでしょうかね。
    CMで桜庭を使って煽りすぎたんでしょうかね。
    こんな秒殺で桜庭が負けることを許さなかったのでしょうかね。
    桜庭びいきするのは別にいいんですよね、個人的には。
    下り坂とはいえ、一つのイズムを持って試合をする選手ですから。
    今でも応援はしています。

     

    しかし、あのスターにしたい選手を無理やり勝たせようというスタイルの
    ジャッジは選手の命が危険だと思います。

    スポーツナビでは前田SVも激怒していたようです。
    「これはスポーツであって殺し合いではない」と。

    試合後の桜庭はマイクパフォーマンスこそしましたが、心ここにあらず
    といった様子で、しゃべり方もなんだかいつもと様子が違いましたし。
    (疲れているせいもあったんでしょうが)

    試合の記憶もすっかりとんでいたようで、試合したこと自体を覚えて
    いなかったそうです。
    そのまま病院直行。

     

    こわいですよね。
    これじゃ地上波放送版地下プロレスですよ。
    どちらかが死ぬまで(負けるまで)続く地下プロレス。

     

    ここ数年で認知度の上がってきた総合格闘技ですけど、この桜庭の試合は
    楽しくて面白い試合を目指す桜庭の主義とは正反対の、総合格闘技の持つ
    危険度と残酷さが目立った印象の残る試合でした。

    プライドのミルコからはじまってヒーローズの桜庭の話でしたが・・・。
    ガチンコの勝負をエンターテイメントにすることの難しさや危険さを考え
    させられた記事と試合でした。

    おわり

     

  • フジがDSEとの契約解除

    えーと、いましがたスポーツナビでニュースを仕入れていたんですが・・・。

    フジテレビが格闘技イベントPRIDEなどで有名なイベント会社DSEとの契約を
    解除したそうです。

    どうやら契約違反にあたる問題がDSEであったらしいですが。

    それにしても即効ですね。

    なんの前触れもなく・・・。

    このままだとPRIDEGP2006の続きは見れそうにないですね~。
    昨日の武士道11も一部地域で来週の日曜日に放送予定だったそうですが、
    それもなくなったようです。
    (まあ、私の住んでいる地域では最初から放送しないですけど)

    うーん、なにやらかしたんだろう。
    桜庭のプライド離脱も驚いたけど、なんだかK-1も最近おかしいし。
    とある掲示板では暴力団からみの話題が出てるし。
    とにかくDSEの公式のコメント発表が聞きたいですね。