結局私の地域では放送されなかったPRIDE武士道GPウェルター級

12日にはK-1ミドル級世界王者対抗戦も行われましたね~。
そっちはTVでやってくれたんで見れました。
よかったよかった。

先日の続き、PRIDEウェルター級トーナメントの感想。
パンクラスの郷野が言っていた通り、日本人が多すぎる構成の大会でした。
8人中4人?アレ?半分も・・・ありえないですね。

 

まず長南亮VSダン・ヘンダーソン。

カーロス・ニュートンに勝つほどまでに強くなった長南ですが、
さすがに優勝候補筆頭のヘンダーソン。
文句なしのKO勝ちでした。
秒殺勝利をしたヘンダーソンと判定勝ちをした郷野の準決勝の試合では
ただでさえ実力的に不利なのに、スタミナ面でも不利な郷野が1R終盤に力尽き
るという展開。
ワンマッチは別としてやはり1デイトーナメントに限った話、一本かKO勝利の方が
有利なのは言うまでもないようで。
郷野が判定ではなく序盤にTKOで勝ち進んでいたら違った展開になったかも・・・
いやなるわけないか。
正直ダンヘンといい勝負できそうな選手は日本人では近藤くらいかなあ。
ダンヘンが万全な状態でもう一度見てみたいカードです。

なにはともあれヘンダーソンを応援している身としては嬉しい限りですね。

 

反対側のブロックでは美濃輪のフィル・バローニへのリベンジマッチ。

今回はグラウンド中心で攻めた美濃輪で、終始攻め続けるも一本はとれず。
しかし大差の判定勝ち。
レビューを見た限りグラウンドで攻め込まれたからといって美濃輪にクレームを
つけるバローニに不快感あり。
これはボクシングじゃなくてMMAなんだからグラウンドでハメられたからといって
文句をいうのはお門違いってもんでさあ。

 

そしてその美濃輪の準決勝の相手はブラジリアントップチームの
ムリーロ・ブスタマンチ。
プライドではあまり勝ち星に恵まれていないもののUFCでは王者になったことも
ある実力者。
その実力者の実力が発揮されたのかグラップラーのブスタマンチとしては珍しい?
TKO勝利。

レビューからするとグラウンドの柔術テクニックでかなり優位な状態を保った
ブスタマンチが反則ではあるが美濃輪の後頭部近辺にサッカーボールキックが
3発入ったところでレフェリーストップ。
まあ、この反則に近い打撃に関しては文句はありません。
流れですからね~。ヒーリングのヒザなんかも厳密には反則ですが反則
とりませんし。

 

ともかく試合終了後にBTT全員総出で美濃輪の健闘を称えにリングインしたとか。
パンクラスを退団してフリーになった美濃輪がプライドに参戦するまで武者修行に
いってたのがブラジルのBTT。
まあBTTの人たちにとって美濃輪はチームメイトのようなもの。
戦いづらい部分はお互い結構あったようです。
ブスタマンチはそのBTTの柔術の先生。
今回は先生に今後のためになる痛みを伴う手ほどきを受けたってところで
しょうか、美濃輪。


そんな感じでウェルター級の決勝戦はダン・ヘンダーソンVS
ムリーロ・ブスタマンチ。
奇しくもこのカードはプライドGP2003ミドル級トーナメントのリザーブマッチと
同じカード。
このときはダン・ヘンダーソンの秒殺KO勝利。
しかしこの時はお互い調整が十分ではなく、もう一度しっかり準備を整えた上で
再戦したいといったいたカードでもあるようで。

たしかに実績からいえばどちらともAランクですしね。
ダン・ヘンダーソン(リングスKOK初代王者)
ムリーロ・ブスタマンチ(UFCミドル級王者)
楽しみではあるんですが・・・やっぱりTV放送時にはダイジェストになる感じ
バリバリです^^;