K-1 WORLD GP 2007 in YOKOHAMA感想

連日長文を書いてて思ったのが記事を書くときは直接ブログの記入覧に
書くのではなく、使い慣れたエディタで書いてからコピペするのが楽だと
言うこと。

普通はこんな長文をブログに投稿しないものなんでしょうけど;

はい、感想オブネクストファイト!

K-1 WORLD GP 2007 in YOKOHAMA
2007年3月4日(日)

 

第1試合

●シリル・アビディ(フランス/ブリゾン)
3R判定 0-3(27-29、28-30、27-29)
○野田 貢(日本/シルバーアックス)

アビディが弱くなったのか、それとも日本人のレベルが上がってきたのか。
わかりませんが、以前のアビディの強さは全く感じれません・・・。
イグナショフもそうですけど早熟だっただけなのでしょうか。
個人的にはまだアビディに期待してるんですが。

予想勝者:Xシリル・アビディ

 

第2試合

○グーカン・サキ(オランダ/ゴールデングローリー)
2R終了 TKO ※セコンドのタオル投入
●天田ヒロミ(日本/コシトラスト)

天田も勝ち星に恵まれませんねえ。
テレビでは放送されなかったような気がするのですが、
どんな感じだったんでしょうか。
今から言うのもなんですがキックも使わないとK-1じゃ
勝てないですよね・・・。

予想勝者:○グーカン・サキ

 

第3試合

●堀 啓(日本/チームドラゴン)
1R 2分27秒 KO
○アレキサンダー・ピチュクノフ(ロシア/極真会館)

堀も日本人だけの大会とかなら強いんですが。
あー、これ放送しましたっけ?
してませんよね。

予想勝者:○アレキサンダー・ピチュクノフ

 

第4試合

●中迫 強(日本/ゼブラ244)
3R判定 0-2(29-30、30-30、29-30)
○ザビット・サメドフ(ベラルーシ/チヌックジム)

この試合も放送されたっけ・・・?
なんか日本人の試合はどれも印象薄いんだよなあ。
スカ勝ちとは程遠いLVだからなのでしょうか。
私はサメドフの事も全然知らないのですが・・・。
イグナショフと同じジムってことだけですね、わかったのはw

予想勝者:X中迫 強

 

第5試合

●ジェロム・レ・バンナ(フランス/レ・バンナエクストリームチーム)
3R判定 0-3(26-30、27-29、26-29)
○澤屋敷 純一(日本/チームドラゴン)

今大会最大の大番狂わせ。澤屋敷の判定勝利。
でもなあ。逃げて焦らしてかかって来たところをカウンターって。
戦略的にはわかるんですが、あからさまな逃げの動きは見ていて
「なんだこれ」状態でした。
私的には好きになれるタイプではありませんねえ。
澤屋敷をプッシュする人がいるならそれは武蔵とかのファイトスタイルも
肯定しなくてはいけませんよ。
武蔵のスタイルだって打ち合いを望まず、ガードを固めてローキック。
ポイントとって判定勝ち、もしくは攻めあぐんで突進してきたのを
カウンターで狙う。
とかく否定派の多い武蔵ですが澤屋敷に対しては一般のファンの印象はいかに?
といった感じでしょうか。

予想勝者:Xジェロム・レ・バンナ

 

第6試合

●チェ・ホンマン(韓国/フリー)
2R 0分50秒 KO
○マイティ・モー(米国/シャークタンクジム)

大番狂わせってわけじゃないですがホンマンが初の完全KO負け。
モー辛抱溜まらん(つまんねえオヤジギャク)といわんばかりの豪快フックで
ノックアウト。
見ててスッキリしました。
いや、ホンマンが嫌いとかそうゆうのじゃないんですが、
あれだけ見事なKOシーンですとね。
素直に勝った選手を賞賛したいと。

予想勝者:Xチェ・ホンマン

 

第7試合 ヘビー級タイトルマッチ挑戦者決定戦

●ルスラン・カラエフ(ロシア/フリー)
2R 2分46秒 KO
○バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)

今年初めて導入される100Kg以下のヘビー級ワンマッチのタイトル制度。
初代王座をかけて4人で争われるわけですが、だれしもがなんでこの4人?と
思ったのではないでしょうか。
基本的にアーツやバンナは100Kg以下に落とすのは考えられないし、
ナチュラルウェイトで手頃、かつ知名度のある選手を選んだ、
といったとこでしょうか。

試合内容としてはどちらもアグレッシブで面白い試合でした。
2R終盤にカラエフがハリからダウンを奪うと起き上がりにラッシュを
しかけようとした瞬間にカウンターでハリがカラエフをパンチでダウンさせ
そのまま失神逆転KO勝ち。
この展開は予測できませんでした。
これでハリは去年のワールドGP開幕戦の借りを返しましたね。

予想勝者:Xルスラン・カラエフ

 

第8試合 ヘビー級タイトルマッチ挑戦者決定戦

●武  蔵(日本/正道会館)
3R判定 ドロー 延長R 1分23秒 KO
○藤本 祐介(日本/モンスターファクトリー)

上記の100Kg以下の王座挑戦者を決めるもう一つの枠。
日本人プロテクト枠。
まあ、決勝戦に日本人がいないと盛り上がりに欠けるのでわかるんですが、
あからさまですよねえ、こっちも。
日本人以外ならこの二人よりも適切な選手がいるのですが。
日本人から、となるとこの二人でしょうね。
前のカラエフとハリの試合と比べると温度差のある試合内容。
どっちもどっちっていう内容で延長。
最後は藤本がハイキックで武蔵をKOしましたが・・・。
どうも初代王座が藤本とハリの試合で争われると思うとイマイチというか。
ボンヤスキーとかハリッドとかガオグライとかもっと競りそうな選手が
いるでしょうに。
まあ、個人的なぼやきですけどね、これは。

予想勝者:X武  蔵

 

第9試合 S・ヘビー級初代王者決定戦

○セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
2R 0分26秒 KO
●レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー)

1Rは結構セフォーやるなあ、と思って見てました。
セフォーもモーと同じく一発もってますから、ホンマンとモーの試合のように
アップセットを期待した人も少なくないはず。
ですが2Rの序盤に飛び込んだセフォーに打ち下ろし気味の“ジャブ”でKO。
あの打たれ強いセフォーがジャブで・・・。
まあストレート気味ではあるんですけど見ててびっくりしました。
あんなKO負けしたセフォーを見たのはいつ以来だったでしょうか。
ちょっと思い出せないくらい昔じゃないでしょうか。

というわけでシュルトは100Kgオーバーのスーパーヘビー級のタイトルも
ゲットし、二冠王となりました。
まあ、これは予想していたことなんですけど。

予想勝者:○セーム・シュルト

 

大会全体として下克上が多くて面白いっていえば面白い大会でした。
6/10ですかね。

澤屋敷とバンナの試合が個人的に面白くなかったので本当なら7点つけたいところ
ですが、6点止まりで。

終わり。