今年ももう1週間がすぎました。こんばんは、tamo3です。
ようやくネットができる場所に戻ってきました。
遅ればせながら昨年の大晦日のDynamite!!の感想を書いていこうと思います。
第1試合 MMA
○ミノワマンvsエロール・ジマーマン
予想:X
予想とは違う結果になりましたが、結果的には嬉しいところ。
MMAの経験が浅いジマーマンの打撃をかいくぐりテイクダウンに
成功したまではミノワマンお見事。
しかしそこから極めるまでに時間がかかり、不安定な態勢ながらも
ジマーマンの強烈なパウンドを何発も浴びての勝利。
試合後にフラフラだったのが気になりますが、
会場は盛り上がっていたようなのでトップバッターとしての役割は
果たせたというところでしょうか?
去年とは違っていい勝ち方をしたのでミノワマン好きとしては
胸をなでおろしたところ。
でも無差別級で試合するのはそろそろ止めにして欲しいんですが…。
第2試合 K-1甲子園準決勝
卜部功也vs日下部竜也○
予想:X
卜部の距離の取り方、ボクシングテクニックと日下部の下がらない闘争心に拍手。
防御を捨てて戦う事全てを良いとは言いませんが、
両者ともにアグレッシブで下手なK-1の試合よりも面白かったです。
第3試合 K-1甲子園準決勝
○HIROYAvs嶋田翔太
予想:○
嶋田がリーチを活かした攻めで前半は押していました。
少なくとも1Rの動きはとてもよかったです。
ですが、ボディを効かされスタミナを削られていくと失速し、
HIROYAが押し戻す展開に。
お互いほとんど怯まないので見た感じで実ダメージを測ることは私はできず、
手数でいえば嶋田ですが、クリーンヒットというか強打を浴びせていたのは
HIROYAだったので微妙な判定をHIROYAが拾ったのは妥当ですかね?
でもHIROYAの大振りの一発は相手にはプレッシャーになるかもしれませんが、
端から見ているとテレフォンパンチくさいです。
第4試合 K-1
佐藤嘉洋vsアルトゥール・キシェンコ○
予想:○
思うに佐藤は自分と同じかそれに近いリーチを持つ選手や
ローキックで前進を止められない選手がとても苦手なことを再認識
させられた内容でした。
この1年で佐藤は確かにパンチ力を上げてきたようですが、
どうにもストレート系以外のパンチにはキレがないように見えます。
ボディへの打ち分け(ヒザがあるからでしょうけど)、
特にアッパーが全く見られませんでした。
それに対してボクシング的な部分でキシェンコが一枚上手の印象を受けました。
ですが、「やっぱりキシェンコの勝ちか」というほどイージーな印象はありません。
2Rにパンチをクリーンヒットさせたキシェンコがそのまま判定勝ちしましたが、
ローキックを喰らっても怯まないキシェンコだからこそ出来た攻撃。
他の多くの選手はそのあたりで攻め手がなくなっていくのにキシェンコの
我慢強さ(打たれ強さ?)はすさまじい。
ザンビディスさえローをきかされると失速するというのに。
ここで佐藤が勝てば来年も佐藤が魔裟斗を追いかけるという
ストーリー展開だったのでしょうが、来年はキシェンコ中心の展開になりそうですね。
キシェンコvsクラウス、ブアカーオも見てみたいカード。
第5試合 MMA
所英男vs中村大介○
予想:○
技術レベルでいえば互角、パワーで中村という単純な予想でした。
適正階級がもともと違うのでパワー差は仕方ありませんが、
予想以上に中村の腕十字のテクニックがすごく、見とれてしまいました。
所も「ダメか?」と思うようなところからリバースし反撃するなど
見せ場を作ってくれました。
それにしても中村。これまでメディアにあまり出てこなかったから
知りませんでしたけど、腕十字へと繋げるムーブはまるでシャオリンの
寝技を見ているよう。
膠着が多く、あまり面白味のないグラウンドの展開において、
この攻防は私のような素人にも驚愕を与える魅力十分の動き。
技術的にはわからなくてもなんとなく凄いと見せられるのは
プロの格闘家でもそうそういません。
これもお互い動きのある試合を身上としている中村と所だったからできた試合、
つまりはかみ合った試合ということでしょうか。
とてもいい試合だったと思います。
※後で知った情報
所は腕を骨折したようです。フェザー級GP出場は微妙か?
第6試合 MMA
坂口征夫vsアンディ・オロゴン○
予想:X
腰投げでテイクダウンし、三角締めの態勢に持っていくまでは坂口お見事。
しかし極めきれずに三角から腕十字に技を繋げるのに失敗したのは残念。
極めきれずに相手を逃した後というのは、技をかけられた側よりも
技をかけていた方が体力的、精神的にも負担が大きいもの。
解説も「注意するべき」的なコメントをした直後に、アンディのアッパーが直撃、
パウンドで追い討ちをくらいKO。
結果論ですが坂口はあそこで一呼吸置けば違う結果になっていたかもしれませんね。
あまり話題に上がりませんが、この試合も総合(坂口)対K-1(アンディ)の
カードだったんですね。
実はK-1勢は1勝だけ拾っていたというオチw
試合数が多すぎるので3回に分けて書くことにしました。
続く