もちろん地上波放送ですよー。
感想は予想していたものを中心に。
第2試合 トーナメントリザーブマッチ
○アルバート・クラウスvsマイク・ザンビディス
判定ではかなり微妙でした。
ザンビ1-0クラウスのドロー裁定は意見が別れるところですが、
私見ではザンビ優勢に見えました。
結局ケガで延長ラウンド不能のザンビが棄権する形でクラウスが勝ちましたが、
正直「どちらが勝ってもおかしくなかった」程度の僅差だったと思います。
クラウスの決定打をもらわない防御力とザンビの相変わらずのパンチ、
それに加えてコンビネーションにややキックが混ざってきたのが印象に残っています。
1Rがカットされたのが勿体ないと思う試合でした。
第3試合 トーナメント FINAL8 3分3R・延長1R
城戸康裕vsアルトゥール・キシェンコ○
頑張った城戸ですが残念ながらキシェンコにはまだ及びませんでした。
ローの打ち合いでは互角以上に見えた城戸ですが、
2Rでボディをもらいすぎて失速してしまいましたね。
効いてないアピールをしていましたが明らかにダメージありでしたね;
ローとヒザ中心の城戸は失速もあってやや手数が足りない印象。
キシェンコはボディを効かせた後のロー、ボディ、顔の3択で完全にペースを握りました。
うーむ、でも城戸頑張った。あれだけボディを効かされてダウンしなかったのには拍手。
第4試合 トーナメント FINAL8 3分3R・延長1R
○アンディ・サワーvsウォーレン・スティーブルマンズ
相変わらずもっていくとこはキッチリもっていくサワーでした。
スティーブルマンズの勢いに嫌な予感がよぎりましたが
(スロースターターのサワーは1Rに危険がいっぱいw)、
攻め込まれてもキッチリガードして反撃し、ジャッジに悪印象を与えないテクニック。
さらには自分が攻めるときは怒涛のラッシュ。
最終的にはスティーブルマンズの勢いをさらに上回るような勢いで攻めたサワーの
文句なし判定勝ち。
敗れたスティーブルマンズもあの勢いとアグレッシブさは脅威。
ザンビやレミーガとの勝負が見てみたいですね。
第8試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R・延長1R
○アンドレ・ジダvsレミギウス・モリカビュチス
はい、個人的裏メーンは放送されずw
ですがネットの動画で見ました。
並んでみると体格差がかなりあり、同じ階級には見えないほど。
かなり長いブランクがあるせいかレミーガのラッシュは火を吹けずに空回りが目立つ。
ジダはリーチの長さをうまく利用してペースを握っていたと思います。
1回目のダウンではまだレミーガにも勝機が残っていたと思いますが、
2回目のダウンは決定的ダメージでのダウンでしたね。
言うに及ばず3回目はあっさりとダウンし3ダウンTKOでジダの勝利。
ここまで圧倒的差がこの二人にあるとは思いませんでした。
どちらかというとレミーガもライト級よりですかね?
ZSTでは65kgくらいで戦っていたと聞いてますが…。
第9試合 トーナメント FINAL8 3分3R・延長1R
ブアカーオ・ポー.プラムックvs佐藤嘉洋○
うーむ、これは予想外かつ衝撃的結末。
あのブアカーオがKOで敗北。
ムエタイからK-1を通じて200戦以上の戦歴を誇るブアカーオ初のKO負けです。
予想外の結末であまり受け入れたくない現実のせいか、
ネット上では八百疑惑が横行するほどの予想外の結果。
たしかにいつものブアらしくなく、1Rから大振りな攻撃が目立ちました。
3Rはあのタフなブアがガス欠状態。
最後のテンプルへのストレートを喰らった際棒立ち状態でしたが、
その直前にくらったボディへの膝とそれまでのペースを無視した攻め疲れで、
本来よけられるはずの攻撃がよけれなかった印象です。
本当はよけれるんだけど苦しくて身体が動かなかったという感じ。
それが人によってはわざと喰らったようにみえてしまい、八百疑惑になったようですね。
それにしても防御力が非常に高いブアが佐藤の攻撃を以前ほどさばけなかったのは
もちろんいつものファイトスタイルと違うこともあるのでしょうが、私の予想を越えて佐藤が
K-1ルールに順応してきたというわけなのでしょうか。
第10試合 トーナメント FINAL8 3分3R・延長1R
○魔裟斗vsドラゴ
大体は予想通りの展開でしたが、一発を持つドラゴの攻撃を要所要所でかわし、
ガードの上からでも手を出し、常に試合を支配した魔裟斗にはさすがの一言。
さすが3試合のワンデイトーナメントを想定したスタミナ作りをしているだけあって
試合後もまだまだ余裕な感じでしたね。
決定的に攻めに移れないドラゴはバクチで大技を何度か繰り出しましたが不発。
順当な結果でした。
他にはライト級の試合があったり電通のリーマンが試合をするなどスポンサー絡みの
試合もありましたが、本戦の方は期待していたとおりLVが高く楽しめました。
やはりライト級も電通リーマンも地上波でやるにはどうかなーってLVですね。
特に電通の前にサワーとスティーブルマンズの試合があったので、
電通の試合がものすごくスローモーションに見えて、まるで高速道路から
一般道に降りたときのようなスローな感覚がおかしかったですw
今大会は自分が予想した試合に限っていえば8/10。
大番狂わせもありましたし。
ですが他の試合まで含めてしまうと5/10。
いい試合がダメな試合で相殺されてしまいますね。
まあ前座などをメーンと同等の視点でみるのは間違ってますけど。
ちなみに福岡大会の感想は詳細には書きません。
ニューカマーのティシエイラに好き勝手やられちゃって情けない。の一言に限ります。
ケガで絶不調の武蔵に勝った前田の戦い方もキックのルールでならありかもしれませんが、
倒しにいくことが前提のK-1ルールでは認めたくないですね。
というか放送中に寝てしまい準決勝以降まともに試合を見ていないオチ。
すみません。
今度録画した動画をちゃんと見ます。感想は書かないですけど。
余計なものも書きましたが。
終わり。