K-1 Dynamite!!2003予想&感想

K-1 Dynamite!!2003
2003年12月31日(水)名古屋ドーム

オープニングファイト 総合ルール

○クリストフ・ミドゥ”ザ・フェニックス”(UPW)
1R4分21秒 チョークスリーパー
X”グリーンベレー”トム・ハワード(レバンナ・エクストリームチーム)

二人ともよくわからないので適当ですw 

予想勝者:X”グリーンベレー”トム・ハワード

第1試合 総合ルール

○須藤 元気(ビバリーヒルズ柔術クラブ)
2R41秒 一本勝ち ヒールホールド
Xバター・ビーン(チームバタービーン)

すごいことになりました。須藤の勝ちでした。
1Rはフットワークを使いながらのキックでビーンに間合いを
詰めさせない動きで翻弄。
終盤に足を取りにいくもタイムアウトでブレイク。
2Rの初めにテイクダウンを奪うとそのままヒールホールドへ。
総合格闘技の経験値がそのまま結果に出た試合でした。

▼試合前の予想記事

体重差が100Kg以上。田村VSサップ戦の時よりも
更に過酷な条件での試合。
早めにグラウンドで上を取れなければ須藤はパワーで
ねじ伏せられるのは当然でしょう。
逆に上を取られたら秒殺されるでしょう。
淡い期待を込めて須藤にBIT.
でも、やっぱり無理か・・・。 

予想勝者:○須藤元気

第2試合 総合ルール

Xヤン”ザ・ジャイアント”ノルキヤ(スティーブズジム)
1R4分40秒 一本勝ち チョークスリーパー
○成瀬 昌由(新日本プロレス)

TVではカットされてしまった試合。
成瀬の一本勝ちです。

▼試合前の予想記事

最近は勝ち星に恵まれないノルキヤが新日本にリベンジ。
成瀬も元リングスの選手として、総合の先輩として中邑に
メンツを保てるか。
相変わらずノルキヤはスタミナが無いので、前半を耐えられれば
十分に成瀬に勝てる要素はあると思います。 

予想勝者:○成瀬昌由

第3試合 総合ルール

Xマウリシオ・ダ・シルバ(?)
1R13秒 TKO 右フック→タオル投入
○ザ・プレデター(UPW)

プレデターの瞬殺。
コメントのしようがありませんね。

▼試合前の予想記事

最近息を吹き返してきたアビディ。
ドン・フライ戦での経験が役に立つか?
ストリートファイトとバーリトゥードの違いをきちんと認識して
試合をして欲しいものです。
殴りかかっていって逆にテイクダウンとられて寝技秒殺という
展開だけは勘弁してほしいです。

▼追記
対戦カード変更。
よくわからんのでそのままプレデターにBIT。

○予想勝者:ザ・プレデター

第4試合 K-1ルール

Xフランソワ”ザ・ホワイトバッファロー”ボタ(スティーブジム)
3R3分00秒 判定0-3
○藤本 祐介(モンスターファクトリー)

藤本の大金星。
TVではダイジェストしか放送されなかったものの、
元ボクシングヘビー級王者からダウンを奪うシーンもありました。
日本人としては珍しいパワーファイターとして今後ももっと
活躍してもらいたいです。

▼試合前の予想記事

スピードとパワーともにボタの方が圧倒的に上。
ただキックで翻弄できれば藤本にもまったく勝機がないわけでも
ありませんが、ねじ伏せられて終わるような気がします。 

予想勝者:Xフランソワ”ザ・ホワイトバッファロー”ボタ

第5試合 K-1ルール

○フランシスコ・フィリオ(極真空手)
3R3分00秒 判定2-1
XTOA(トアジェッドオボディギ)

しょっぱい試合でした。
フィリオが弱くなったのか、それともTOAが強くなったのか。
辛くも判定でフィリオが勝ちましたが、あわやというところもちらほらでした。

▼試合前の予想記事

カウンタータイプのフィリオを警戒しすぎてTOAがちぢこまると
また膠着の展開になるかもしれません。
実績からいってフィリオの勝ちは疑いがないですが、
仮に負けたとしたらフィリオはK-1のリングでの立場は
もう無くなると思われます。 

予想勝者:○フランシスコ・フィリオ

第6試合 K-1ルール

○アーネスト・ホースト(ボスジム)
3R3分00秒 判定3-0
Xモンターニャ・シウバ(シッチ・マスター・ロニー)

リーチの長いモンターニャに序盤は攻めあぐねるも、徐々にホーストのペースに。
ローキックから上段のパンチへとつなげるコンビネーションはさすがの一言。
モンターニャは懐に入られると何もできないのかクリンチ頻出で
レッドカードの減点。
決定打には欠けましたがアーネストの判定勝ちでした。

▼試合前の予想記事

ホーストがバカな考えを起こして、サップの時みたいに
正面から戦うということをしなければホーストの勝ちで
間違いないでしょう。
またはGPに関係無いから本気で戦わなかったりするかどうか
しない限りモンターニャは勝てないと思います。 

予想勝者:○アーネスト・ホースト

第7試合 総合ルール

Xダビド・ハハレイシビリ(グルジア)
2R1分13秒 タップアウト グラウンドでのパンチ乱打
○中尾 芳広(フリー)

TVを見て失敗したと思いました。
前評判だけで賭けていたのですが、ハハレイシビリは小川に柔道で勝ってるから
凄い奴かと思ったら、太りすぎです。
とても総合やる人の体つきではありません。
それに対する中尾は引き締まった体つきでパンチに対する反応もまあまあ。
動きにスピード感もありました。
最後はアマレス前身とはいえないようなパンチの連打でタップアウト勝利。
思いっきり外した試合でした; 

▼試合前の予想記事

アマレスオリンピック出場候補だった中尾が
かつて柔道で小川を破って金メダリストに輝いた
ハハレイシビリとの対戦。
寝技対寝技ですが、レスリングVS柔道の構図。
寝技と寝技の繋ぎにどれだけ上手く打撃を当ててスキを作れるか、
そこらへんが見ものです。

予想勝者:Xダビド・ハハレイシビリ

第8試合 総合ルール

○アレクセイ・イグナショフ(チヌックジム)
3R1分19秒 KO?
左ひざ蹴り
X中邑 真輔(新日本プロレス)

どうにも納得のいかない試合でした。
3Rにイグナショフの流血により一時試合が中断されたその直後、
再びテイクダウンを取りに行った中邑にカウンターのヒザが。
ミルコVS藤田戦を思わせるようなカウンター。
しかし中邑はすぐに立ち上がったもののレフェリーは試合をストップ。
KO負けとなりました。
序盤から積極的にテイクダウンを取りにいき攻め続け、
おそらく判定なら勝っていただけに中邑もレフェリーに猛抗議していました。
できれば再戦希望の試合です。

▼試合前の予想記事

裏メインといってもいい試合。
総合は初めてのイグナショフですが、膝蹴り一発で勝負がついて
しまう可能性もあるだけに、中邑にとっては
ダニエルグレイシー以来の大一番ではないでしょうか。
テイクダウンにいくときの膝はシウバ並に注意しなければ
ミルコVS藤田戦の時のように秒殺で終わるかもしれません。

予想:X中邑真輔

第9試合 K-1ルール

○ボブ・サップ(チームビースト)
1R2分58秒 KO 右ストレート
X曙(チームヨコヅナ)

序盤は曙がパワーで押すもパンチの連打で反撃するサップに押され始める。
右ストレートでダウンを奪われカウント9で立ち上がるもグロッキー状態。
そのままねじ伏せられ結局サップの勝利で終わりました。
曙的には練習の成果が出せない試合になりましたが、サップ側としても
いい動きだったのではないでしょうか。
いつものゴリ押しだけでなくフットワークも軽めでパンチもシャープでした。
こんな感じの仕上がりでミルコとやっていたなら違う結果になったかもしれませんw

▼試合前の予想記事

なんだかTV見てたらサップの方が勝つような気がしてきました;
でも曙に最初に賭けたから曙のままでいってみようかと。
なんだかずいぶんサップのスピードが上がってるな~と、
TVを見ての印象が残っています。

予想勝者:X曙

予想的中数5/10

※読み参考
須藤 元気 [すどう げんき]
成瀬 昌由 [なるせ まさよし]
藤本 祐介 [ふじもと ゆうすけ]
中尾 芳広 [なかお よしひろ]
中邑 真輔 [なかむら しんすけ]
曙 [あけぼの]
TOA [トーア]