なかなかのものだったが HERO'S

昨日、3月26日に元新日本プロレス代表取締り役の上井氏と元リングス代表の
前田日明が手を組んでK-1を主催するイベント会社FEGの協力のもと
実現した格闘技イベントHEROSが開催されました。

K-1側にとってはこのイベントは昨年のK-1ロマネクスに取って代わるもので
今後、K-1側や新日本に所属する選手、猪木事務所、または前田氏が発掘した
リングスの選手はこの大会に出場していくことがほぼ決まっています。
(プライドは日本では他の団体とは現時点で絶縁状態?ジョシュくらいかな?)

正直K-1ワールドマックスジャパンGPとK-1コリア大会よりは
面白かったです。

調整不足の中選手たちはなんとかがんばってもらえたような気がします。

>宇野 薫VSヨアキム・ハンセン

いい試合運びをしていただけに宇野にとっては痛い敗戦となりました。
最後の十数秒のところで集中力を切らしたのか時間を確認したのか、
一瞬の余所見を・・・これを見逃さなかったハンセンは痛烈な膝蹴りを。
これで宇野はKO負け><
2Rが飛ばされていましたが、
おそらく判定では宇野の勝ちだったと思う試合でした。

>宮田 和幸VSイアン・シャファー

ちょっと後半ばて気味だったですね。
1Rは宮田だと思いましたが、ジャッジ二人目のポイント2の差が出た判定に
会場はブーイング。あれはあからさまなホームジャッジでしたしね・・・。
まあ結局宮田は判定負け。今後の課題が見えてきたのではないでしょうか。
タックルいってテイクダウンさせるまではOK。
しかしそこから攻められない典型的な日本人の決定力不足。
厳しい見解ですが、こーゆー日本人の選手が非常に多いのが現実です。

>須藤 元気VSラモン・デッカー

須藤が一日の長を見せた試合でしたね。
きれいに一本勝ちです。

グッドリッジVSカラエフ

の試合も似たような感じで、
才能と素質を経験と知恵でいなした感じのする試合でした。

サップVSキム・ミンス

の試合は最後のサップの右ストレートでなんと
4発打撃が入ってます。
拳>肩>ミンスが横によろけたところに腕の戻しで肘に近い部分がヒット>
さらに裏拳。
ケンの強昇竜拳みたいだったですよw

秋山VSバンナ

は残念ながら体重差を克服できずにパワーと打撃のプレッシャーで
押された秋山がパンチを警戒して不用意にかがんだところへ膝を二発。
バンナの圧倒的な勝利でした。
しかし秋山にも拍手を送りたい。
体重差30kg以上の相手をテイクダウンさせるのは並大抵のことではないはず。

まあ、あと個人的にうけたのが大山峻護とプライドのミドル級の
実力者、アリスターの兄貴のヴァレンタイン・オーフレイムの試合。
昔からプライド見てる人にとっては懐かしいというかひさしぶりというか。

で、試合はヒールホールドの取り合いから大山が
タップアウト勝ちを収めたんですが・・・。
こーゆー展開昔もあったんです。
ヴァレンタインが足を取りにいって、そして相手も負けじとヴァレンタインの
足をとって。
そしてヴァレンタインのが先にタップアウト。
正直あそこでタップアウトした瞬間噴出しました。
またかよ!ってかんじでw
それにつけても大山は日本での大会では初の一本勝ちです。
約4年間待ちました。デビューから。長かったですねえ・・・。