K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!
12月31日(土)大阪ドーム
みなさんおまちかね~。
プライド男祭り-ITADAKI-とK-1ダイナマイトの予想&結果を掲載~。
今年は予想を先に書けなかったので予想と結果同時掲載!
ほぼ無意味!
第1試合 HERO’Sルール(5分3R)
Xピーター・アーツ(オランダ/チームアーツ)
1R1分54秒 一本勝ち 腕ひしぎ十字固め
○大山 峻護(日本/フリー)
TV未放送。
どうやら大山の秒殺勝利。
DVDレンタル開始したら見てみたいです。
つーか大山HERO’Sきてから3連勝ですね~。
▼予想記事
K-1ルールなら100%アーツですが。
これは総合ルール。これまで強豪と戦い続けてきて経験が
大山にはあります。
打撃に固執していたPRIDE時代とは違って今の大山はグラウンドや
関節も積極的。
おそらく大山が勝つのではないでしょうか。予想勝者:○大山 峻護
第2試合 HERO’Sルール(5分3R)
○ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner Xtream Team)
2R19秒 一本勝ち チョークスリーパー
Xアラン・カラエフ(ロシア/リングスロシア)
TV未放送。
なんとチョークスリーパーで勝利のバンナ。
どういう展開だったのか・・・。
これも見てみたい。
▼予想記事
お互いスーパーヘビー級同士で、総合の経験も浅い。
しかし打撃の勝負となると圧倒的にバンナ有利だと思います。
カラエフも身体能力的には恐ろしいものがありますが、
それを上手くいかせるように練習を積んできたかどうか。
この勝負はややバンナが有利だと思います。予想勝者:○ジェロム・レ・バンナ
第3試合 HERO’Sルール(5分2R延長1R)
○中尾 芳広(日本/フリー)
反則勝ち>後日無効試合に変更
Xヒース・ヒーリング(米国/ゴールデングローリージム)
これもTV未放送ですが。
なんと中尾の大金星!ではなく反則勝ち。
スポーツサイトの情報では試合前ににらみ合っていた時、
中尾がヒーリングにキスをし、それに激怒したヒーリングがその場で一発。
そのままKOしてしまい、時間を置いての再戦とのことでしたが、
結局中尾が試合をするまでのコンディションに回復せず、
そのままヒーリングは反則負け。
大波乱というか大アクシデントというか。
うーん、HERO’Sにきてからヒーリングいいとこないですね・・・。
▼予想記事
総合の試合としては3試合目の中尾ですが、
いきなりの超強豪との対戦です。
いわずと知れたヒーリングは数年前までプライドヘビー級で3本指に
数えられていたほどの選手。
この試合は文句なしでヒーリングにビットでしょう。
心配なのは前回のようなアクシデントによる負傷と
それによる長期欠場。予想勝者:Xヒース・ヒーリング
第4試合 HERO’Sルール 75kg契約(5分2R延長1R)
○永田 克彦(日本/TEAM Kings・新日本プロレス)
2R 判定3-0
Xレミギウス・モリカビュチス(リトアニア/リングス・リトアニア)
当初、永田対所の試合が組まれていましたが、別の試合のホイスと秋山の
試合が流れたことを受けて急遽変更になったカード。
結果的にこちらの方が面白そうなカードになりました。
グラウンドの練習してるのかな~と思っていたレミーガでしたが・・・。
全然してないですねw
もう殴ることしか考えていないようでした。下からも殴ってたし。
試合全般にわたって上をキープし、形だけでもコツコツとパウンドを落としていった
永田が総合デビュー白星発進。
その永田が目指す選手はダン・ヘンダーソン。アマレス出身の
総合格闘家のお手本。
レミーガは総合よりもスタンド打撃のみのK-1ルールで王者を期待します。
▼予想記事
シドニー五輪アマレス階級は忘れたけど銀メダルの永田。
新日本プロレスの永田の実弟で、今回プロ転向後の初試合です。レミギウスことレミーガはZSTのエース格。
打撃の実力はK-1ミドル級でいきなりトップに
食い込むほどの実力。永田はグラウンド、レミーガは打撃、お互いの長所と短所が
正反対の試合。
予想不可能ですが、個人的にレミーガを応援しているので
そちらにビット。予想勝者:Xレミギウス・モリカビュチス
第5試合 K-1ルール(3分3R延長1R)
○レミー・ボンヤスキー(オランダ/メジロジム)
3R 判定2-1
Xザ・プレデター(米国/UPW)
TV未放送。
この組み合わせで判定かあ。
あまり見たい気がしません・・・。
▼予想記事
当初角田さんがプレデターと戦う予定でしたが、スパーリング中の
ケガにより欠場、そして対戦カード変更。
まぐれだろうがなんだろうが二回も王者になったボンヤスキーが
K-1ではほぼルーキーに近いプレデターに負けるようなことが
あればさらにメディアに叩かれることは間違いないです。
元王者としては落とせない一戦です。
過去の実績などを踏まえれば勝って当然の試合。予想勝者:○レミー・ボンヤスキー
第6試合 K-1ルール(3分3R延長1R)
○武蔵(日本/正道会館)
3R 判定3-0
Xボブ・サップ(米国/チーム ビースト)
毎回アクシデントを起こす男サップと毎回アクシデント(主に金的)に
巻き込まれる武蔵のある意味非常に危険な組み合わせでしたw
まさかあんな所で暴走するとはサップもまだまだヤンチャですね。
ともかく試合継続不可能にならなかったのが不幸中の幸い。
反則で大きく減点された上に終盤にダウンを取られたのが響いて
2ポイント以上の判定勝利。
さすがミスター判定。KO負け以外は負けじゃないとw
▼予想記事
初顔合わせで、過去のスパーリングパートナーでもある両者。
爆発力があるサップを前半凌げれば、ミスター判定の
武蔵なら勝利は固いのではないでしょうか。
逆にラッシュをさばけなければそのままサップが勝つと思います。
まあ、数少ない日本人ヘビー級ファイターということでビット。予想勝者:○武蔵
第7試合 K-1ルール 72kg契約(3分3R延長1R)
○魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
2R1分58秒 TKO
X大東 旭(日本/チーム・クラウド)
やはり魔裟斗のワンサイドゲームでした。
復帰戦でケガの影響があるかどうか見ていましたが、
この試合に限りそれはなかったようで、よくローキックが出ていました。
まあ、骨折した方とは逆の右足でしたけど。
▼予想記事
大会一週間前になってからの緊急参戦の魔裟斗。
今年7月のK-1ワールドマックス決勝大会でザンビディスと
戦った際足を骨折してからの復帰戦となります。さすがに王者クラスということで並の選手は対戦を
敬遠したのでしょうか、元ボクシング王者の
大東との対戦になりました。やはり、大東はまだ一戦しかK-1ルールを経験して
いないのでキックに対応できるとは思えず、
魔裟斗の勝利は間違いないと思います。予想勝者:○魔裟斗
第8試合 K-1ルール(3分3R延長1R)
○セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
2R41秒 TKO
Xアーネスト・ホースト(オランダ/ボスジム)
うーん、なんでこのカードがTV未放送なのか。
個人的にすごい見たかったカードです。
結果はシュルトのTKO勝利。
匠の業を持つホーストでもかなわなかったか・・・。
▼予想記事
予想が困難ではありますが、ホーストの年齢と今年の
シュルトの強さを考えるとやはりホーストは厳しいと思います。
2002のダイナマイトでも負けに等しいドローに終わっているだけに
下馬評ではシュルト有利です。
が、それはどの選手が戦っても同じこと。
他の選手がどうやってシュルトを攻略するのかが、
私は興味があります。
まずはテクニシャンのホーストがどういった戦い方を見せるのか。予想勝者:○セーム・シュルト
第9試合 HERO’Sルール(5分3R)
X曙(日本/チーム・ヨコヅナ)
3R 判定0-3
○ボビー・オロゴン(ナイジェリア/フリー)
しょっぱいです。
しょっぱすぎます。なんだコレ。素人対素人です。
ボビーはまあ仕方ないとして、曙、さらに太ってんじゃねーか!T-T
まず体付きが格闘家のものじゃないです。
しぼるということはないのでしょうか。デビューしてから3年目だというのに。
せめて160kgまでしぼらないと(それでも打撃系やるにはまだまだ足りないが)。
努力の成果がまず体に現れていません。プロレス転向したから怠けてたんでしょう。
あとボビーももういいです。話題性はあるかもしれませんが、
素人を出すなら対戦相手も素人にしてどちらが勝つかわからなくして欲しいです。
ボビーが勝っても負けても曙が情けないです。
こんな試合はダメです。今回ワースト1です。
▼予想記事
正直格闘家としての曙は終わっていると思います。
ここでボビーに勝ったところで身体能力が高いだけの素人に
勝っただけの話。
プロ相手に戦うわけではないですから。
勝って当然、負けたら終わりって感じです。
まだ曙のプロレスは見たことないので、エンターテイナー性を
発揮できるのならまだエンターテイメントプロレスでの
活躍の場は残っていると思います。予想勝者:○ボビー・オロゴン
第10試合 HERO’S特別ルール(10分2R判定無しドロー有り)
△ホイス・グレイシー(ブラジル/グレイシー柔術)
2R ドロー
△所 英男(日本/リバーサルジム)
特別ルールにより時間変更ブレイクの時間延長で、
やや動きの少ない試合でした。
とはいってもホイスがグラウンドで捕まえて離さずコツコツと掌低を
打ち続けている展開が余りにも長すぎただけですが。
所は離れた状態では積極的に思い切りよく攻めていました。
体重差はありましたがスタンド打撃では所が勝っていたと思います。
ただ客を沸かせることが身上のZSTのエースとして
所はこの試合は自分でダメだし。
客観的に見ればよくやったといった感じではありましたが。
逆に体重差があっても極めにいかず、スタンドで負けていたホイスが今回は
ちょっとダメだったと思います。
下からの展開の無い試合を作っていたのはホイスなわけで、そこから積極的に
技をしかけていけば攻防の応酬する面白い試合になったと思うんですが。
まあホイスも39才ですし、酷な注文か。
▼予想記事
ホイスVS秋山からの変更のカード。
一階級下で今年のMVP男の所がホイスと対戦。
前回までの数試合ですが、ペケーニョに勝ったのも
まぐれだけではないと思わせるようなアグレッシヴで
ファンの心を掴むような戦い方が素敵です。そんな所でも一階級上で、しかもテクニシャンのホイス相手では
さすがに厳しいとの予想です。
しかし番狂わせも期待しています。
予想では負けですが所には勝ってほしい試合です。予想勝者:△ホイス・グレイシー
第11試合 HERO’Sルール(5分3R)
HERO’Sミドル級トーナメント決勝戦
X須藤 元気(日本/ビバリーヒルズ柔術クラブ)
1R4分39秒 KO
○山本“KID”徳郁(日本/KILLER BEE)
うーん、正直同階級の五味VS桜井の試合に比べたら面白くない試合でした。
回る須藤に追う山本という展開で、1Rは様子見の状態だったと思うんですが。
そんなわけで激しい打ち合いや技の掛け合いはまったくありませんでした。
ところが1R終盤にスタンドで山本がフックを決めると尻餅をついた須藤。
そこにパウンドが2発ほどクリーンヒット。
そこで試合終了。
オイ…。
止めるの早すぎ…。
全然意識飛んでないでしょ。須藤。まだまだやれるって。
そこからグラウンドで須藤がパウンドを凌いで2Rへって感じになって、
そこから徐々に動きが出ていって、3Rでお互い全力でぶつかり合う、
という風になると思っていたんですが。
須藤は全然消化不良の試合だと思います。
来年もヒーローズトーナメントを開催するなら一回戦で当てて欲しいカードですね。
▼予想記事
直線的な山本とトリッキーな須藤の対照的な二人の対決。
正直山本は一発の破壊力はありますが、総合的な実力は
須藤がやや上だと踏んでいます。しかし、その一発で試合が終わる可能性が無きにしも非ず。
どちらも実力はほぼ同等なだけに予想は難しいですが、
元から須藤を応援しているので須藤にビット。予想勝者:X須藤 元気
予想的中数結果…7/11…半分ちょい越えか。
※読み参考
大山 峻護[おおやま しゅんご]
中尾 芳広[なかお よしひろ]
永田 克彦[ながた かつひこ]
武蔵[むさし]
魔裟斗[まさと]
大東 旭[おおひがし あきら]
曙[あけぼの]
所 英男[ところ ひでお]
須藤 元気[すどう げんき]
山本“KID”徳郁[やまもと のりふみ]
2005年末格闘技イベント全体感想
PRIDE男祭り2005-ITADAKI-+K-1 Dynamite!!2005
最終的に17/23
去年よりはずいぶんいい的中率でしたが・・・。
PRIDEの方が賭けになるほど勝負がわからないカードを
提供していないのも理由の一つ。
もっとどちらが勝つかわからない、ドキドキモノのカードを望む。