日本時間の8月10日、米国にてUFC87が開催されました。
普段ならUFCのネタは書かないんですけど、今回はヒース・ヒーリングが
出ている大会だったので注目していました。
対戦相手はブロック・レスナー。
あのプロレスラーです。
一昨年くらいまで新日本にも参戦していました。
そして3代目IWGPベルトを持ち逃げしたり、HERO’Sに出たり日本マット界でも
いろいろ話題になった人です。
タイトルからもわかるとおり、結果としては3-0でレスナーが勝利しました。
ヒーリングをPRIDE時代から応援していた身としては残念な結果です。
…が。
正直試合前はレスナーの事を回りは過大評価しすぎと思っていました。
当然、ヒーリングが勝つと思っていました。
しかし、実際の試合展開はレスナーの圧勝。
体格差というのも一つ理由にはなるのでしょうが、圧倒的なテイクダウンスキルと
ポジションのキープ力。
グラウンドで下になった時のディフェンス力が高いヒーリングだからTKOは免れたと
フォローしておきますが^^;
あのキープ力は下から極めれる柔術家でないと崩せないかもしれません。
レスナーがヒーリングの前に戦ったフランク・ミア戦ではまさにその通りの展開で、
上からパウンドを落とすレスナーを下からミアがヒールホールドで極めたのですが、
レスナーが負けるパターンはそんな感じでしょうか。
まだ総合3戦目にしてこのプレッシャー。
レスナーはもしかしたら化けるかもしれません。
でもこのタイプはノゲイラタイプの柔術家にとってはカモのような気もします。
マーク・コールマン強化版みたいな印象です。
ヴェウドゥムなら勝てるかも、です。
話変わってヒーリング。
序盤に一発いいのもらって片目が塞がってしまったのもあるんでしょうが、
勢いが全くでない試合でした。
いくら体格差があるとはいえテイクダウンを簡単に許してしまったし。
ガン・マッギー戦でみせたような根性を期待したいのですが、
ヒーリングはUFCの戦績はこれで2勝3敗。
UFCは2連敗で契約見直しになるので次の試合で負けたら
UFC脱落になるかもしれませんT-T
ミルコみたいに日本で試合を考えてくれるっていうのなら
複雑ですが嬉しい面もあるのですが;
でも、PRIDEから離脱してからヒーリングの境遇はさんざんだったから
いまのプロモーターには魅了的ではないかもしれませんね…。
最後にガン・マッギーが復帰するそうです。
大分前の情報で出所を忘れましたが。
ううむ、ヒーリング頑張れ~~!!