あっという間に年の瀬です。
K-1GP決勝の感想もかかないまま大晦日まであと4日?です。
ぐはあ、放置しすぎて内容忘れています。
まあそれでも録画したものを見返しながらチビチビ書いていきます。
準決勝
バダ・ハリvsエロール・ジマーマン
ハリがローキックでペースを握っていましたね。
全体を通してハリが優勢でしたが、ジマーマンもカウンターでダウンを奪うなど
魅せてくれました。
3Rはジマーマンが打つ手無し状態でしたが乱打戦ではどちらも一発で倒せる
力があるのをそれぞれがダウンを奪っていることで証明しているので
なかなかスリリングでした。
準決勝
グーカン・サキvsレミー・ボンヤスキー
対格差があるせいかいつになくプレッシャーをかけるボンヤスキーの姿が珍しい。
リーチ的にもパワー的にも厳しいサキも奮闘しましたが、最後はボンヤスキー得意の
フライングハイのミドル版が決まってしましましたね。
サキの表情からたしかに骨がいったのかな~と思いましたがどうやら骨には
異常がなかったようで、強打により脇の周辺がしびれたように動かなくなったのこと
(スポーツナビだったかな?ソース不明)。
わき腹にミドルが決まったことからサキは当然ハイにくるものと予想してガードを
上げていたのでしょうけど、ボンヤスキーはそれを見てハイからミドルに切り替えたとしたら
かなーりやっかいな技ということになりますよね…。
後出しOKの必殺技の完成ですw
ただ細かな打ち合いのテクニックはサキも負けていませんでした。
課題は今回のような大技をいかに喰らわないようにしていくか、ですかね。
決勝戦
バダ・ハリvsレミー・ボンヤスキー
この試合に関しては周りが十分騒ぎたてたのでいまさらどうこう
ゆうべきことはありませんね。
ただ反則をする前にハリはダウンを取られましたが、2Rは前に出続けて
打ち合いになっていたので、1Rのようにお見合いからカウンターでやられる
という展開は予想しにくいと思いました。
試合が止められるまでは割りといい感じで攻めていたと思います。
個人的な意見ですが私もハリと同じでボンヤスキーの戦い方が好きではありません。
ダメだといってるんじゃありませんよ?嫌いなだけです。
ボンヤスキーの戦い方は自分の身体的特徴、長身でリーチが長いことを利用した
とても上手い戦い方だと思いますが、その一方でいい意味でのパフォーマンスが
よくありません。
つまり強いけどつまらない。良い言い方をすれば「上手い」ですけど悪く言うと
「固い」です。
あと試合に対するコンセプトがあくまでビジネスっていうのも応援する気になれない
要因かもしれません。
「俺はお金が欲しいんだ。ファンは関係ない」って言われてるような感じです。
そのへんはプロなんだから本心ではそう思っていても上手くリップサービスして
欲しいところですね。
大会全体としてはハリの反則がなければここ3年くらいのK-1GP決勝としては
一番面白かったのではないでしょうか?
ようするにシュルトが出てきてからのK-1以降では面白いということですが。
次々にフェードアウトしていった中堅選手に代わって新世代が台頭してきたのが
これまでと違う大会だと印象付ける大きな要因だったのではないでしょうか?
この点は主催者側にも拍手を送りたいです。
決勝戦だけに限っていえば残念な結果ではありましたが、来年に繋がるという意味では
成功していたのではないかと思います。
ただシュルトが戻ってくるとなると今回の大会も全てチャラになる気がしてしまうのは
私だけでしょうか?
ハリにしてもボンヤスキーにしても今のところシュルトに勝てる気がまるでしません。
シュルトがいる限りは誰がシュルトを止めるのか?ということがテーマにならざるを得ない
でしょうね。
今回は7/10。
ああいう結果になってなかったら8/10でしたが。
「起承転結」ならぬ「起承転転」な大会でした。
終わり