K-1 WORLD MAX 2010 ライト級トーナメント開幕戦
2010.05.02
第1試合 -63kg Japan Tournament 1st Round K-1ルール 3分3R延長1R
ד狂拳”竹内裕二vs.裕樹○
2R1:53 KO
竹内ペースかと思いきや…裕樹のハイキックでバッサリと。
見事でした。
第2試合
×卜部弘嵩vs.谷山俊樹○
延長判定1-2(9-10、10-9、9-10)
第3試合
×嶋田翔太vs.麻原将平○
3R判定0-3(28-29、27-30、28-29)
第4試合
×大石駿介vs.卜部功也○
3R判定0-3(28-30、28-30、28-30)
K-1甲子園出身の卜部は生き残り、嶋田は敗北。
ダイジェストにつき割愛。
第5試合
○才賀紀左衛門vs.ファイヤー原田×
3R判定3-0(30-27、30-27、30-27)
この才賀という選手はなにか勘違いしている気がします。
例え圧勝でも相手をバカにするような戦い方では誰の共感も得られないでしょう。
原田は正直K-1で戦うレベルにいるとは思えませんが、根性がすさまじい。
彼と同等のレベルの選手同士なら輝けるかも。
第6試合
○久保優太vs.DJ.taiki×
3R判定3-0(30-27、30-27、30-27)
前回の渡辺戦ではキックボクシングの才能も垣間見せたtaikiでしたが久保に完封負け。
久保は見切る目がいいですね。
第7試合
×大月晴明vs.松本芳道○
3R判定0-3
大月のプレッシャーのあるパンチに負けずに前に出た松本の
根性勝ちというところでしょうか。
第8試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R 70キロ契約
×城戸康裕vs.ヴァヒド・ロシャニ○
3R判定0-3
テレビ未放送。
城戸がまさかここで取りこぼすとは…。
これでミドル級決勝戦の推薦の可能性は消滅でしょう。
第9試合
×山本真弘vs.大和哲也○
延長判定0-3(7-10、7-10、7-10)
消耗戦を制したのは僅かながら体格で勝る大和。
スピードと手数の山本は優勝候補に挙げられていましたが、
この内容をみるにワンデイトーナメントは厳しいものがあるように思います。
第10試合
○尾崎圭司vs.小宮山工介×
3R判定2-1(29-30、30-29、30-29)
回転系の技が得意な二人とのことですが、ヒジが…。
クロスレンジでのバックハンドブローはいつ事故が起きてもおかしくない気がします。
僅かな差で尾崎が勝利しましたが決めてはなく、延長Rに行ってもおかしくはありませんでした。
第11試合
○石川直生vs.渡辺理想×
3R判定3-0(30-29、30-29、30-29)
バックリと割れた石川の下唇が印象に残ります。
内容はよく動いていましたが展開がなく、流れを変えるアクションが乏しかったように感じます。
メーンイベント -63kg Japan Tournament 1st Round K-1ルール 3分3R延長1R
○上松大輔vs.チョン・ジェヒ×
1R1:09 KO
メーンがテレビでは一発目に放送されたので戸惑いましたが、上松がキッチリ勝利。
勢いで押され>打ち合い>勢いを返してカウンターは根性がある証拠か。
スピーディでテクニカルな動きが多い反面、流れを変える一発に乏しいライト級。
見ごたえのあるシーンもある中、変化の少ないループ的攻め合いも見受けられました。
若い選手が多いせいか攻めのパターンが乏しい印象もあります。
そんな中印象に残っているのは重いパンチを放つ大月。
負けてしまいましたが…。
この中の誰がワンデイトーナメントにエントリーされるのか楽しみではありますが、
KO劇の少なさからトーナメント全試合判定という結末も無い話ではないかもしれません。
K-1よりも競技的なキック王者が多く出場したこの大会、ミドル級以上に個性が分かり辛く、
以前からよく耳にしていた石川と上松以外で印象に残っているのは、
パンチの大月
回転の尾崎
スピードの山本
普段と試合のギャップがありすぎる久保
の4人くらいでしょうか。
2人負けてますが。
7月の決勝戦は楽しみですが、恐ろしくもあります。
(継続できるかどうかという意味で)
満足度は4/10。
感情移入できてない大会としては良い方です。
判定は多かったですが、アグレッシブな選手も多かったので。
試合結果等スポーツナビ参照
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2010/2010050201/index.html