投稿者: tamo3

  • 遅いK-1GP2005開幕戦の感想

    危うく書き込めずに寝るところでした。

    ○レイ・セフォーVSガオグライ・ゲーンノラシンX
    判定3-0

    珍しく感情的な一面を見せたセフォーでした。
    試合後の会見でこのリングで戦うなら正面からぶつかってこいというセフォーに
    自分の体重で戦うには今の戦法で間違っていないというガオグライの両者の
    感情的な部分と理論的な部分とが交錯する意見が印象的でした。

     

    Xリカルド・ノードストランドVSルスラン・カラエフ○
    判定0-3

    アーネストの欠場により急遽出場の決まったノードストランドにバックスピン
    キックが印象的な新星のカラエフ。
    まだほとんど試合を見たことのない同士の試合だったので実力的な部分が理解
    できませんが、他の選手たちと比べると見劣りしそうな感じです。
    ですがカラエフのキックボクシングでの戦績はすさまじいものがありますね~。
    今後どう化けるのでしょうか。

     

    Xクラウベ・フェイトーザVSセーム・シュルト○
    判定0-3

    ブラジリアンキックの天才のフェイトーザ(極真)対堅い拳と常識はずれなリーチ
    を持つシュルト(正道)の空手家対決でしたが、ほぼ一方的な試合展開と
    なりました。
    シュルトがスキの少ないパンチとキックで打撃の弾幕を張り、まったくペースの
    つかめないフェイトーザ。
    結局、流れを変えるような一撃を加えることができず、判定でシュルトの勝ち。
    おそるべしシュルト。
    今回の台風の目ですね。

     

    ○ジェロム・レ・バンナVSゲーリー・グッドリッジX

    今大会で数少ないスカっとしたKO決着の試合でした。
    両者ともにハードパンチャーですが、今回のこの試合はバンナが圧倒的にリード。
    グッドリッジはいいところを見せることができませんでした。
    ハワイ大会での記憶が新しいだけに残念な内容でした。

     

    ○ピーター・アーツVSマイティ・モーX

    近年ケガの多いアーツで、今回も自爆TKO負けかと思いましたが、
    なんとか復活しましたね。
    一撃が恐ろしいモーでしたが、ローキックで試合の主導権を握り、最後はローを
    もらったモーが捻ったのか、それとも見た目以上の大ダメージだったのか、
    ダウンを喫し、そのまま立ち上がれずにKO。
    個人的には去年の優勝をアーツに賭けていただけに今回の復活はうれしいです。

     

    ○武蔵VSフランソワ・ボタX
    判定3-0

    ローキックの得意な武蔵と苦手なボタの試合。
    時折ハイキックを当てるシーンもありましたが、とことんローを中心に攻めて
    いった武蔵。
    さすがにパンチの間合いになるとボタが優勢になるシーンもありましたが、
    全般的にローで試合を作った武蔵の判定勝ち。
    さすがミスター判定。ボタには悪いですけどこの結果は予想していました。
    私が武蔵だとしたら絶対パンチの打ち合いに付き合いません^^;

     

    Xボブ・サップVSチェ・ホンマン○
    判定0-2

    スタミナを強化したという宣伝があったにもかかわらず、1Rでスタミナ切れを
    起こしたサップ。
    お互いがあまりやったことのないLVのパワーの持ち主同士の対戦だったのか
    両者ともに早い段階でスタミナ切れを起こしていました。
    時折ラッシュを見せ、有効打を決めたホンマンが判定で勝利しましたが・・・。
    個人的にはホンマンもサップもあまり好きな戦い方ではありませんでした。
    スタミナが切れるせいで起こるグダグダ感。
    これが嫌なんです。
    勝ったホンマンはとりあえずおいといて、サップはローを中心に戦っていたら
    判定の結果は変わったのではないでしょうか。
    明らかにローを嫌がっていましたし。

     

    ○レミー・ボンヤスキーVSアレクセイ・イグナショフX
    延長判定3-0

    この試合の延長戦、スタミナ切れだったのか?
    イグナショフ、試合を投げてるようにも見えました。
    たしかにレミーが相手だとやりづらいでしょうが、延長戦は本当にアグレッシヴ感
    が見れなかったイグナショフでした。
    ここらでレミーの出鼻を挫いてほしかったのですが。
    なんだかイグナショフはアビディと一緒で好調不調の差が激しいんでしょうか?


    他にも角田さんが負けたとかいろいろあったようですが、とりあえず今回の優勝の
    予想は現段階ではシュルトかアーツといったところでしょうか。
    決勝戦の組あわせもすでに発表されていますが、おそらくバンナVSアーツの勝者
    次第で展開が変わるのではないでしょうか。

    K-1GP2005決勝戦 11月19日
    レミー・ボンヤスキーVSチェ・ホンマン
    レイ・セフォーVSセーム・シュルト
    ジェロム・レ・バンナVSピーター・アーツ
    武蔵VSルスラン・カラエフ

    さあ、これを見てあなたなら誰が優勝すると思いますか?^^

  • 先月は格闘技イベントが目白押しだったけど

    プライドGP2005の感想書いてからずっと書き込みしてませんでした。
    早いものでもう10月に突入ですね。
    先月はHERO’S、K-1GP2005開幕戦、プライド武士道其の九
    ライト級ウェルター級トーナメントの3つが開催されました。

    本当はすぐに感想とか書き込みたかったのですが、ずるずると何も書き込まない
    日々が続いてしまいました。

    ほい。

    試合経過なんかはとっくにみんな知ってると思うので割愛。
    超個人的な感想をちょっとずつ。

     

    まずHERO’Sの方から。

    ○須藤元気VS宮田和幸X

    1Rは様子見の感じがしていた須藤にアグレッシヴに攻めた感じのあった宮田。
    グラウンドでガードポジションですが、テイクダウンにいくまでの動きはよかった
    と思います。
    2Rの終盤バックをとった須藤が流れるような動きで腕ひしぎ十字へ。
    この時の体重移動とか動きとか思わず「おお~」って言ってしまいました。

     

    Xレミギウス・モリカビチェスVS高谷裕之○

    レミーガが勝つと思っていたのですが、グラウンドになると明らかに動きの悪い
    レミーガ。
    高谷はジリジリとポジションをマウントに移行してパウンド。
    ZSTのルールはグラウンドで顔面パンチなしの膠着ブレイクが速攻のルールの
    せいか、グラウンドでは圧倒的に高谷がリードして結局レフェリーストップTKO
    勝ち。
    スタンドでは嵐のような攻めを見せたレミーガでしたが、残念でした。
    でもレミーガの試合はまだまだ見てみたいです。
    今後のグラウンドテクニックの習得が課題ですね~。

     

    Xホイラー・グレイシーVS山本“KID”徳郁○

    あからさまに一撃を狙っていた山本でしたが、ホイラーは喰らってはならない
    攻撃をカウンターで見事にもらってしまいましたね。
    一発KOでした。
    この試合の山本はグラウンドには一切付き合う気がないって感じバリバリでした。

     

    ○宇野薫VS所英男X

    一回戦でノゲイラを下したヒーロー所でしたが残念でした。
    しかし内容的にはベテランの宇野と互角でしかもアグレッシヴでした。
    もうちょっと・・・ていう感じの試合でしたが、あれだけの動きができるなら
    ノゲイラに勝ったのも運だけではないと思いました。
    これからも楽しみです。

     

    準決勝○須藤元気VS高谷裕之X

    タフな高谷にあまり攻め入ることのできない須藤でした。
    待ちだったのか、スタミナ切れだったのかはわかりませんが、最後はキッチリと
    三角締めで一本の須藤でした。
    アグレッシヴさにかけましたが見事な技でした。

     

    準決勝X宇野薫VS山本“KID”徳郁○

    ほとんどグラウンドの展開にはならずにスタンドでの打撃の展開になりました。
    結構見ごたえがあって面白い試合でしたが、最後は出血による宇野のTKO負け。
    内容がよかっただけに決着もキッチリついてくれれば最高でしたが。


    決勝戦は大晦日のダイナマイトで山本“KID”徳郁VS須藤元気に決まりました。
    かなり日本人の多いトーナメントでしたが、やはりというか当然というか、
    決勝戦は日本人同士になりましたね~。
    でもこれはこれで面白くなると思います。

    明日あたりにK-1GP2005開幕戦の感想書こう~。

     

  • 今更、PRIDE GP2005 FINAL 感想3

    本当は3日連続の書き込みといきたかったのですが、7日はHERO’Sが、
    8日は残業で感想を書き込む気力がありませんでした。

    はい、二日おいてまたPRIDE GP2005の書き込みですよ~。

     

    とりあえずTV中継されなかった試合。

    ファブリシオ・ヴェウドムVSローマン・ゼンツォフ。

    内容的にも結果的にもヴェウドムが勝っていたようですが。
    この人の以前の試合、トム・エリクソン戦もTVでは放送されませんでしたよね。
    だからどういった選手なのか全然わからないです。
    予想のしようもない。

     

     

    吉田秀彦VSタンク・アボット

    シュートボクセの打撃コーチを招聘しての打撃特訓をしたとの吉田。
    アボットはUFCの古株らしいですけど、正直知りませんでした。
    今回のこの試合は体重さがけっこうあったので、前回の吉田
    VSルーロン・ガードナー戦のように八方塞がりになるかな~と思いましたが、
    出鼻にハイキック、スタンドの展開時にはワンツーパンチと膝蹴りも見せた吉田。

    ダメージソースにはあまりなってなさそうな打撃でしたが、流れ的にスムーズで
    引き出しが一つ増えた感じがしました。
    組み技だけ狙っていると相手に読まれますから、やっぱり選択肢は多くしておいて
    少しでも組み技>グラウンドへの展開をやりやすくするための手段でしょう。

    案の定最後は吉田がグラウンドでバックを取り、襟締めスリーパーホールドで
    タップアウト勝ち。
    柔道着を着ている選手にあの状態に持っていかれたら、もうダメですね・・・。
    次の吉田の相手は現在進行形で強い選手とやってほしいです。
    今のヘビー級で中ランク選手といったら・・・?
    チェ・ム・ベくらいですかね。他、ロシアントップチームの面々は一回しか
    出てきてないからなんとも・・・。
    マリオ・スペーヒーとかムリーロ・ニンジャなんかどうだろう?

     

     

    個人的には日本人不在の今回のGPの客寄せも兼ねた、
    ファンが待ち望んだ一戦。

    エメリヤーエンコ・ヒョードルVSミルコ・クロコップ

    予想ではヒョードル勝利と思っていましたが、内心ではミルコに勝って欲しかった
    試合です。

    試合開始からしばらくヒョードルの周りを回り、組み付くのを警戒している
    ミルコ。
    ヒョードルは打撃を警戒する所か、どんどん前に出てプレッシャーをかけていく。

    理屈では気付いていた人もいるかもしれませんけど、この作戦。
    キックの間合いよりも外に出てタックルをするタイミングをはかるのではなく、
    キックの間合いよりも中に入ってキックを殺して組み付いていく。

    恐るべしヒョードル。
    これは少なくとも相手のパンチのLVと同格かそれ以上でなければ成し得ない
    作戦ですよね。
    パンチだけをとってもK-1出身のミルコに引けをとらないヒョードル。
    なんてこったい・・・。
    とはいっても必要以上に組みつきを警戒したミルコは手数が少なく、序盤は牽制の
    お見合い状態。
    5分を過ぎたあたりで試合が動く。
    ヒョードルのフックが、ミルコのハイキックが互いをかすめる。
    ミルコの左ストレートが数発入った直後にヒョードルがテイクダウンに成功。

     

    今思えばここで試合は決まっていたのかもしれない。
    そこからはヒョードルタイム。
    予想以上のグラウンドテクニックで決定打をもらわないミルコだったが、
    ヒョードルの攻勢は衰えを知らない。

    2Rに入りスタンドでリスタートしてもすでに口で大きく呼吸をし、
    スタミナ切れが一目瞭然のミルコに対しヒョードルは息が切れているものの、
    安定したステップで1Rとかわらずにスタンドでプレッシャーをかけて行く。
    あのミルコを相手にスタンドで。

    3Rにいたってはミルコの方が逆にスタンドで押されるシーンも。
    最終的にはヒョードルの横綱相撲。
    3-0の判定勝ち。

     

    過去のヒョードルVS藤田戦では打撃でぐらついたヒョードルに穴があるとすれば
    打撃か、と思ったこともありましが、この試合を見た後ではそれもどうだか。

    ミルコもスタミナ切れが早い段階で目に見えてしまっていて、2R、3Rともに
    キレのない打撃でしたね。
    とはいってもこれは絶え間なく攻め続けるスタミナを持ったヒョードル相手だから
    なんでしょうけど。

     

    私の知り合いの話では格闘家に限らず、瞬発力と持久力は反比例するものだと
    語っていました。
    しかし、現在のプライドのトップ選手はその常識が通用しない選手です。
    ヒョードル、ノゲイラ、シウバなど。
    いったいどうやってあのスタミナを蓄えているのか不思議です。

    話は変わりますが、普通の人は想像力と記憶力は反比例するものですが、
    それが当てはまらない人が天才なのかもしれないですね。
    瞬発力と持久力が比例する人、それがスポーツの天才なのかもしれません。

     

  • 今更、PRIDE GP2005 FINAL 感想2

    はいはい、二日連続の書き込みですよ。
    今日はGPのリザーブマッチと決勝戦について。

     

    まずリザーブマッチ

    中村和裕VSイゴール・ボブチャンチン

    地上波放送ではカットされたシーンがありましたが全般的に中村が上の
    ポジションをキープしたとかで3-0の中村勝利。

    うーん、ボブチャンチンファンとしてはなんとなく納得いかない結果ですけど、
    仕方が無い。
    ちなみにボブチャンチン勝利に賭けてました。無念。

    ただ、今回のこの試合、ボブチャンチンが終始寝技に付き合い打撃をメインに
    攻めなかったのは意味があるのでしょうか。
    それとも寝技から抜け出ることができずに中村にハメられただけだったので
    しょうか。
    肝心の打撃が出なかったボブチャンチン、打撃の特訓をしてきたのに寝技に
    終始した中村。
    試合の流れとはいえ「?」な試合内容でした。

    なにはともあれ中村は日本人では初のボブチャンチン超えの快挙!
    そこは素直に拍手を送りたいと思います。
    そしてボブチャンチンにはこれからも若手選手達の高い壁であって欲しいですね。

     

     

    GP決勝戦。

    ヒカルド・アローナVSマウリシオ・ショーグン

    優勝すると思っていた選手が二人とも準決勝で消えてしまったのでこの試合の
    予想はなし。

    試合開始にカポエラ風味の回し蹴りを放つショーグンの攻撃をかわし、
    テイクダウンを取りにいったアローナ。
    しかしタックルを切りショーグンはアローナの上になる。
    後のインタビューではこのときアローナはマットとショーグンにサンドイッチの
    ような形で頭を挟み、そこで意識がとんだとコメントしている。
    たしかにこの後やけにあっさりとショーグンにオモプラッタを許したなと。

    この後スタンドに戻るが首相撲からのヒザでショーグンは打撃を加えていく。

    逃れるようにテイクダウンを狙うアローナだがショーグンはこれもいなし
    猪木アリ状態へ。
    そこから無理矢理踏みつけ大将軍。
    踏みつけは避けたがそこからガードの空いたところに鉄槌の嵐。
    これは一発で意識とんでましたね~。

    正直アローナVSシウバ戦が気に食わない展開なのでスカっとしました。
    もう私の中ではアローナはヒールですからw

     

    それにしてもショーグンの勢いは凄かったですね。
    とまらなかったです。
    一回戦から順に見ていくとクイントン・ランペイジ・ジャクソン、
    アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、アリスター・オーフレイム、
    ヒカルド・アローナ・・・。
    シウバ以外のミドル級のトップ選手を根こそぎ倒したって感じですよね~。

    次にショーグンとやるのはいったい誰なのでしょうか。
    中途半端な選手じゃもう太刀打ちできない感があります。
    残念ながらダン・ヘンダーソンはウェルター級に階級下げるので対戦の可能性は
    低いかな。
    ボブチャンチンも最近の戦跡を見るとちょっと厳しいかも。
    他にショーグンとやって面白そうな選手っていますかね?
    ディーン・リスター、近藤有己、あとUFCならチャック・リデルとかティト・オーティズがやったら面白いかも。

     

    ヘビー級の3戦についてはまた後日。

  • 今更、PRIDE GP2005 FINAL 感想1

    最近はいろいろやることが多くて日記を書く時間がありませんでした。

    そんなこんなで一週間前に行われたプライドGP2005決勝戦の感想を何回かに
    分けて書こうと思います。

    もちろん私の家にはスカパーが導入されておりませんので地上波放送を見ての
    感想になります。

     

    まずミドル級トーナメント準決勝の二試合。

    ヴァンダレイ・シウバVSヒカルド・アローナの試合。

    これは人によって大きく意見の分かれる試合です。
    アローナが勝つためにする動きの乏しい試合。

    厳密に勝利だけに拘るのならそういった展開もありなのでしょうけど、
    個人的にそれを認めているのはアマチュアの試合まで。
    基本的に金を払って見る試合(自分はTVなんで金払っていませんが・・・)
    つまりはプロの試合ではああいう試合は見ていてイライラしてきます。
    シウバもイライラしていましたね。

    ガードポジションをとったアローナはコツコツと小さな打撃を当てて的確に
    ポイントを稼いでいく。
    大きくバランスを動かす関節技に移行しないアローナに対してエスケープ
    できないでいるシウバ。
    そんなこんなでシウバにイエローカードが。

    ようするにこの試合はかみ合わなかったということです。
    K-1で去年だかおととしだかに行われたマイク・ベルナルド対
    フランシスコ・フィリオの試合のようにお互いがカウンター待ちの試合展開で、
    結局最後までかみ合わなかったという結末。
    そんな感じがしました。
    (この試合がカウンター待ちの展開だったということではなく、例として)

     

    結果は的確にポイントを稼いだアローナの勝利。
    ポジションも常に上をキープしていたし、イエロー一枚のアローナに対して
    シウバは二枚でしたしね。
    判定の結果は3-0で妥当だったでしょう。
    この試合の予想はシウバ勝利でしたが
    (恐らく70%の人がシウバ勝ちだと予想したはず)外れましたT-T

    でも、ホント、アローナの強さは認めますけど応援する気にはなれないです。
    技術はすごいっていうのはわかるんですが、つまらないです。

    逆に技術は拙くても応援したくなるのがジェームス・トンプソンとか
    戦闘竜ですかね。
    ようするにアグレッシヴな選手です。

     

     

    アリスター・オーフレイムVSマウリシオ・ショーグン

    この試合はアリスターに賭けていました。
    しかし結果は皆さんご存知の通り。
    ショーグンの勝ちです。

    でも序盤は完全にアリスターのペースでした。
    スタンドの打ち合いではショーグンよりもむしろアリスターに分があると感じて
    見ていたくらいですし、ところどころグラウンドになるところでもアリスターの
    攻勢に終始していたと思います。

    3,4分過ぎ1回戦のビクトー・ベウフォート、2回戦のイゴール・ボブチャンチン
    から一本を奪ったフロントチョークスリーパーがショーグンの首を捕らえます。

    これ、極まるかな~と思ったんですけど、ショーグンは耐えましたね。
    アリスターのスーパーアーツ不発って感じです。

    そこからは攻め疲れたのかアリスターのガードに精細がなく、
    あっさりマウントを奪われると一気にパウンドの嵐へ。
    意識はとんでいないようだったのですが、肩口まで押さえ込まれる完璧な
    マウントに移行し、そこでガードも不可能の状態になりKO。

    あそこまでいっちゃうとたとえまだ戦意喪失していなかったとしても
    レフェリーは試合を止めざるを得ませんね。
    個人的にはTKOって感じでしょうか。

     

    周りの人間ではアリスターのことを大きく評価している人は少ないのですが、
    私はアリスターは優勝できるかも、と思っていたくらい評価していました。
    ですがこのショーグンの勝ち方。

    完璧です。

    その他の試合は後日また。