カテゴリー: HERO’S

  • 最近の格闘技の感想1 10/09 HERO'S

    HERO’S2006 ミドル級+ライトヘビー級トーナメントの感想。

    今年5月のPRIDE GP2006開幕戦以来?の感想書き込み。
    もう覚えてないし^^;
    (調べたら6月のK-1ソウル大会が最後だった)

    この大会ではミドル級(~70kg)とライトヘビー級(~85kg)の準決勝、
    決勝戦が行われました。
    今回はトーナメントの試合は全て放送されましたね。
    KO、一本決着が多くて見てる側としては面白みのあるものでしたが・・・。
    結果そのものはスポーツナビででも見てください。

     

    ミドル級準決勝
    J.Z.カルバン VS ハニ・ヤヒーラ

    前回の試合でただものではないと噂されていたカルバン、ヤヒーラが寝技に
    持ちこんでネチネチと展開するのかと思ったら・・・。
    一気にカルバンがフロントチョークで秒殺。
    予想外の展開に唖然としました。

     

    ミドル級準決勝
    宇野 薫 VS アイヴァン・メンジバー

    メンジバーの試合をきちんと見るのは前回の所戦と合わせて2試合しか
    ありませんが、それだけでメンジバーの実力は相当なものだと思っていました。
    正直宇野は苦しいかな?と思いましたが、ここは経験の差でしょうか、
    僅差の判定で宇野の勝利。
    クロスレンジでのラッシュはメンジバー有利の印象がありましたが、クリーン
    ヒットはほとんどなく、ミドルレンジでの宇野の左ミドルがクリーンヒットと
    しての実ダメージを有利なポイントと位置づけたのが判定の分かれ目
    だったのかな?

     

    ミドル級決勝
    宇野薫 VS J.Z.カルバン

    苦しい判定勝ちだった宇野に対して秒殺勝利のカルバン。
    パワーのある打撃に苦しい展開の宇野でした。
    宇野はカルバンからテイクダウンを奪えずお得意のグラウンドの展開には
    なかなか持っていけない。
    2Rには逆にカルバンからのテイウダウンを許し、下で凌ぐ展開。
    私は3-0でカルバンの勝利かと思いましたが、一人ドロー裁定のジャッジが
    いましたねえ。
    確かにどちらとも決め手に欠けていたので、ドローともとれますが・・・。
    内容はカルバンが終始ペースを握っていた試合のような気がします。

     

    ライトヘビー級準決勝
    秋山成勲 VS ケスタティス・スミルノヴァス

    予想以上に秋山の打撃が滑るのびっくり。
    柔道出身のスポンサープロテクトで気に入らない選手でしたが、努力の成果は
    認めざるを得ない。
    特にローキックがいい感じで出せていました。
    クロスレンジでの打ち合いなどは対応できないとは思いますが、グラウンドへ
    持って行くための打撃と考えればある程度の評価をしてもいいと思います。
    それにしても桜庭は・・・スミルノヴァスにボコボコにされちゃって。
    今後、桜庭が試合をするのであればもうちょっと自分の武器を見つめなおして
    欲しいです。もともと打ち合いをする選手じゃないっしょ。
    おっと脱線。

     

    ライトヘビー級準決勝
    大山峻護 VS メルビン・マヌーフ

    ホドリゴ・グレイシーを破った大山ならば、あるいは・・・と思っていましたが
    そんなのは自分の甘い期待だったと思い知らされた秒殺劇。
    開始から一分ほど距離の測り合いから打撃が打ち合いになると・・・!
    まるで台風のようなバンチとキックのコンビネーションのマヌーフ。
    大山はさばききれずにダウン、レフェリーストップ。
    その境遇を知っている大山なだけに残念だったです。
    ていうかマヌーフ、普通にプライドウェルター級でも上いけるんじゃないか?

     

    ライトヘビー級決勝
    秋山成勲 VS メルビン・マヌーフ

    多分、私以外の視聴者もマヌーフ優勝と踏んでいたのではないでしょうか。
    秋山はよくマヌーフの打撃をかいくぐり、腕十字を極めたと思います。
    素直にすごいと思います。

    でもね・・・吉田のときと同じなんですが・・・。
    柔道着を着ているうちは認めたくないんですよ。
    柔道着を着ている場合、普段極められない位置からでも極めにいくことが
    できる。(滑らないから)
    逆もまたしかりです。
    特に相手が柔道、柔術ベースではない選手の場合は特に柔道着のメリット性だけ
    が発揮されます。
    マヌーフは柔道着を着た相手とスパーリングをやってるわけではないから
    瞬間的に対処できないし技術も知識もない。

    もし秋山が柔道着無しでマヌーフから一本取ったら心から認めますけど。

     

    あとリザーブマッチでミドル級では宮田がシャファーを流血TKOで勝利。
    ライトヘビー級はケンドー・カシンこと石澤常光が流派ドラゴンボールZこと
    カーロス・ニュートンに秒殺KO負けw
    なんだかなあ・・・石澤さんにはガッカリさせられることが多いですね。
    昔に幻想を抱いていた時期があっただけに・・・。
    というか石澤は本当に練習してるんでしょうか。現在ではプロレス団体からも
    ほされてしまっているので、どうなっているのかな、と。

     

    視聴率稼ぎのカードの金子賢VS所英男なんかもありましたけど・・・。
    これも所にデメリットだけしかないカードで所に同情します。
    金子はアマチュア修斗から出直してください。
    格闘家ナメすぎです。運動神経がいいからって1年か2年練習したくらいで
    勝てるなら苦労しません。
    相手はプロの第一線で戦ってるような選手達なのですから。

     

    ドン・フライVSキム・ミンスの試合がフルで放送されるとは
    思っていませんでした。
    プロレスファン用のサービス放送かな?それとも男塾ネタを使いたかっただけ?

    >アントニオ・シウバ=ゴリラ?w

    以上で終わり。

    今度は時間をさかのぼってK-1ワールドGP開幕戦の感想を書きます。
    ちょっとだけね。

     

  • ミルコプライド離脱疑惑とその他格闘関係独り言

    えーと、バウトレビューの掲示板を見てたら気になる情報があったので・・・。
    ブログ「GAME AND MMA」さんのところからトラックバック。
    久しぶりにブログの更新にもなるし。

     

    フジのプライド地上波放送撤退に端を発した一連の騒動ですが、
    現時点のGP2006トーナメント開催中でもあるというのにこの話。
    ミルコ・クロコップの金銭的問題によるプライド離脱の噂。

    桜庭の時も急な話でしたけど、この一年くらいの間に有名ところの選手が
    結構プライドから消えましたよね・・・。
    ミルコはまだどうなるかわかりませんけど、桜庭、クイントン”ランペイジ”
    ジャクソン、は今年になってからですが、さかのぼればヒース・ヒーリング、
    ゲーリー・グッドリッジ、アンデウソン・シウバ。
    あとはグレイシー一族は軽量級を除けばあらかた消えましたしね。

    あまり有名ではない選手にしたら数え切れないですけど。
    今ヒーローズで戦ってるヘビー級かその近辺の選手はプライド落ちした選手が
    ほとんどのような気がします。

    先日のヒーローズに出場していたホドリゴ・グレイシー、大山峻護、
    欠場しましたがカーロス・ニュートンなど。
    そのヒーローズを見た人なら知っているとは思うんですが。

     

    視聴率を気にしすぎた大会運営のためのレフェリーのミスジャッジ。
    これが目立ちました。
    秋山対金の試合は「あーあーなにやってんだ」みたいな感じで終わらせ
    そうですが、(選手からしてみればたまったもんじゃないが)
    桜庭対スミルノヴァスの試合は大問題。

    右だったか左だったか忘れましたけどストレートであごを打ち抜かれた桜庭は
    前のめりにダウンし、それをパウンドで追い討ちをかけたスミルノヴァス。

    無意識状態ではあったんでしょうけどガードの動きを見せる桜庭。
    しかし当然の如く、意識が朦朧としている状態でのガードなど穴だらけ。
    パウンドの数発はクリーンヒットしていたにも関わらず、
    レフェリーは止めない、止めない、止めない・・・。

    テレビみていて思わず「オイオイオイオイ」ってつっこんでました。
    これはヒーローズルールだけに関わらずプライドのルールでも、恐らくその他の
    MMAのルールならTKOだったであろう展開。

     

    なのに桜庭の頭がロープの外に出た時にかかったコールは「ドントムーブ」。

    ここでも「オイオイオイオオーーイ」ってつっこみ。

    試合は中断され、リング中央からグラウンドでのリスタート。
    試合が決まると思って攻めたスミルノヴァスはこの後ガス欠。
    結果としては桜庭が腕ひしぎ逆十字固めでタップアウトを奪いましたが・・・。

    なんなんでしょうかね。
    CMで桜庭を使って煽りすぎたんでしょうかね。
    こんな秒殺で桜庭が負けることを許さなかったのでしょうかね。
    桜庭びいきするのは別にいいんですよね、個人的には。
    下り坂とはいえ、一つのイズムを持って試合をする選手ですから。
    今でも応援はしています。

     

    しかし、あのスターにしたい選手を無理やり勝たせようというスタイルの
    ジャッジは選手の命が危険だと思います。

    スポーツナビでは前田SVも激怒していたようです。
    「これはスポーツであって殺し合いではない」と。

    試合後の桜庭はマイクパフォーマンスこそしましたが、心ここにあらず
    といった様子で、しゃべり方もなんだかいつもと様子が違いましたし。
    (疲れているせいもあったんでしょうが)

    試合の記憶もすっかりとんでいたようで、試合したこと自体を覚えて
    いなかったそうです。
    そのまま病院直行。

     

    こわいですよね。
    これじゃ地上波放送版地下プロレスですよ。
    どちらかが死ぬまで(負けるまで)続く地下プロレス。

     

    ここ数年で認知度の上がってきた総合格闘技ですけど、この桜庭の試合は
    楽しくて面白い試合を目指す桜庭の主義とは正反対の、総合格闘技の持つ
    危険度と残酷さが目立った印象の残る試合でした。

    プライドのミルコからはじまってヒーローズの桜庭の話でしたが・・・。
    ガチンコの勝負をエンターテイメントにすることの難しさや危険さを考え
    させられた記事と試合でした。

    おわり

     

  • 久しぶりの格闘技関連のお話 プライドGP2006開幕戦

    こうゆうことはその日の内に書くべきことなのだけれども。

    書く暇が無かったので、最近の格闘技関連、主に地上波放送したものについて
    いくつか書き書き。

    今月の初めにプライドGP2006開幕戦が行われましたが、
    査定試合に勝ったマーク・コールマンがエントリーされませんでした。
    それに変わったかどうだか知りませんが、ズールと西島洋介がエントリー。
    まあ、西島の方は話題の起爆剤として実力は伴っていないけれど、
    とりあえず的な感じで出場させられたのでしょう。DSEによって。

    藤田の3年ぶりのプライド復帰。
    勝つことには勝ちましたがトンプソンには終始攻められ、逆転勝利という展開。
    レスリングタックルがここまで通用しないとなると、
    もはやフリースタイルレスリングの選手は
    プライドのリングでは絶望的な感じさえします。

    ミルコVSミノワもまあ、話題先行の試合だしこんなもんかと。
    アレキサンダーに勝ったジョシュがすごい株を上げた感じ。
    アリスターはヴェウドゥムに勝てるかなと思ってたけど負けました。
    ハリトーノフに勝ったので、もしかしたら・・・とおもいましたけど。

    それにしてもアリスターとヴェウドゥムってDSEは押さないですよね。
    二人とも凄く強いと思うのですが、キャラクター的に売れないのでしょうかね?
    もったいないです・・・。

    そして桜庭はヒーローズへ。
    もう2.3年前に主戦場を変えてもよかったとおもいますけど。
    更に言うなれば海外、この場合はシュートボクセアカデミーへの武者修行
    なんかは5.6年前にやって欲しかったです。

    魅せる試合を身上としていた桜庭ですが、プライドの方向性が実力至上主義を
    謳えば謳うほどそういった選手は居場所がなくなっていきました。

    しかし、現在も「?」な選手は出てきますが。
    ズールとか。

    ヒーローズに行けばサクはもうちっと最前線で戦えるでしょう。
    個人的にいえば秋山とかは連勝してFEGに売り出されてはいますけど
    対戦相手は皆イージー。

    つーか85キロ近辺の選手他にいない。
    70キロ台の永田弟に勝ってもほめられたものではないです。

    やっぱりTV放送で視聴率を意識すればするほど大会の質は
    下がっていくんでしょうね。
    LVが高くても話題になる選手がいなければ視聴率はとれませんから。

    ヒーローズ70キロ級にはLVが高くても一般層には知られていない修斗の
    世界ランカークラスの選手が次々と契約を結んでいますね。
    強豪外国人がこれから増えていくようです。
    山本キッドはまあ、置いておいて、個人的には第7代(?正確ではないかも)
    修斗ウェルター級王者ビトー・シャオリン・ヒベイロがすごい期待しています。

    宇野薫も修斗の時は名前しか知らなくて実際には試合を見たのはヒーローズが
    始まってからでした。
    そんなかんじで修斗の強豪が地上波で見れるのは楽しみです。

    文章自体にはほぼ意味は無く、書きたいことをただベラベラ書いただけの
    ストレス解消日記でした。

    乙。

     

  • K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!感想

    K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!
    12月31日(土)大阪ドーム

    みなさんおまちかね~。

    プライド男祭り-ITADAKI-とK-1ダイナマイトの予想&結果を掲載~。

    今年は予想を先に書けなかったので予想と結果同時掲載!

    ほぼ無意味!

     

    第1試合 HERO’Sルール(5分3R)

    Xピーター・アーツ(オランダ/チームアーツ)
    1R1分54秒 一本勝ち 腕ひしぎ十字固め
    ○大山 峻護(日本/フリー)

    TV未放送。
    どうやら大山の秒殺勝利。
    DVDレンタル開始したら見てみたいです。
    つーか大山HERO’Sきてから3連勝ですね~。

    ▼予想記事

    K-1ルールなら100%アーツですが。
    これは総合ルール。これまで強豪と戦い続けてきて経験が
    大山にはあります。
    打撃に固執していたPRIDE時代とは違って今の大山はグラウンドや
    関節も積極的。
    おそらく大山が勝つのではないでしょうか。

    予想勝者:○大山 峻護

     

    第2試合 HERO’Sルール(5分3R)

    ○ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner Xtream Team)
    2R19秒 一本勝ち チョークスリーパー
    Xアラン・カラエフ(ロシア/リングスロシア)

    TV未放送。
    なんとチョークスリーパーで勝利のバンナ。
    どういう展開だったのか・・・。
    これも見てみたい。

    ▼予想記事

    お互いスーパーヘビー級同士で、総合の経験も浅い。
    しかし打撃の勝負となると圧倒的にバンナ有利だと思います。
    カラエフも身体能力的には恐ろしいものがありますが、
    それを上手くいかせるように練習を積んできたかどうか。
    この勝負はややバンナが有利だと思います。

    予想勝者:○ジェロム・レ・バンナ

     

    第3試合 HERO’Sルール(5分2R延長1R)

    ○中尾 芳広(日本/フリー)
    反則勝ち>後日無効試合に変更
    Xヒース・ヒーリング(米国/ゴールデングローリージム)

    これもTV未放送ですが。
    なんと中尾の大金星!ではなく反則勝ち。
    スポーツサイトの情報では試合前ににらみ合っていた時、
    中尾がヒーリングにキスをし、それに激怒したヒーリングがその場で一発。
    そのままKOしてしまい、時間を置いての再戦とのことでしたが、
    結局中尾が試合をするまでのコンディションに回復せず、
    そのままヒーリングは反則負け。
    大波乱というか大アクシデントというか。
    うーん、HERO’Sにきてからヒーリングいいとこないですね・・・。

    ▼予想記事

    総合の試合としては3試合目の中尾ですが、
    いきなりの超強豪との対戦です。
    いわずと知れたヒーリングは数年前までプライドヘビー級で3本指に
    数えられていたほどの選手。
    この試合は文句なしでヒーリングにビットでしょう。
    心配なのは前回のようなアクシデントによる負傷と
    それによる長期欠場。

    予想勝者:Xヒース・ヒーリング

     

    第4試合 HERO’Sルール 75kg契約(5分2R延長1R)

    ○永田 克彦(日本/TEAM Kings・新日本プロレス)
    2R 判定3-0
    Xレミギウス・モリカビュチス(リトアニア/リングス・リトアニア)

    当初、永田対所の試合が組まれていましたが、別の試合のホイスと秋山の
    試合が流れたことを受けて急遽変更になったカード。
    結果的にこちらの方が面白そうなカードになりました。

    グラウンドの練習してるのかな~と思っていたレミーガでしたが・・・。
    全然してないですねw

    もう殴ることしか考えていないようでした。下からも殴ってたし。
    試合全般にわたって上をキープし、形だけでもコツコツとパウンドを落としていった
    永田が総合デビュー白星発進。

    その永田が目指す選手はダン・ヘンダーソン。アマレス出身の
    総合格闘家のお手本。
    レミーガは総合よりもスタンド打撃のみのK-1ルールで王者を期待します。

    ▼予想記事

    シドニー五輪アマレス階級は忘れたけど銀メダルの永田。
    新日本プロレスの永田の実弟で、今回プロ転向後の初試合です。

    レミギウスことレミーガはZSTのエース格。
    打撃の実力はK-1ミドル級でいきなりトップに
    食い込むほどの実力。

    永田はグラウンド、レミーガは打撃、お互いの長所と短所が
    正反対の試合。
    予想不可能ですが、個人的にレミーガを応援しているので
    そちらにビット。

    予想勝者:Xレミギウス・モリカビュチス

     

    第5試合 K-1ルール(3分3R延長1R)

    ○レミー・ボンヤスキー(オランダ/メジロジム)
    3R 判定2-1
    Xザ・プレデター(米国/UPW)

    TV未放送。
    この組み合わせで判定かあ。
    あまり見たい気がしません・・・。

    ▼予想記事

    当初角田さんがプレデターと戦う予定でしたが、スパーリング中の
    ケガにより欠場、そして対戦カード変更。
    まぐれだろうがなんだろうが二回も王者になったボンヤスキーが
    K-1ではほぼルーキーに近いプレデターに負けるようなことが
    あればさらにメディアに叩かれることは間違いないです。
    元王者としては落とせない一戦です。
    過去の実績などを踏まえれば勝って当然の試合。

    予想勝者:○レミー・ボンヤスキー

     

    第6試合 K-1ルール(3分3R延長1R)

    ○武蔵(日本/正道会館)
    3R 判定3-0
    Xボブ・サップ(米国/チーム ビースト)

    毎回アクシデントを起こす男サップと毎回アクシデント(主に金的)に
    巻き込まれる武蔵のある意味非常に危険な組み合わせでしたw
    まさかあんな所で暴走するとはサップもまだまだヤンチャですね。

    ともかく試合継続不可能にならなかったのが不幸中の幸い。
    反則で大きく減点された上に終盤にダウンを取られたのが響いて
    2ポイント以上の判定勝利。
    さすがミスター判定。KO負け以外は負けじゃないとw

    ▼予想記事

    初顔合わせで、過去のスパーリングパートナーでもある両者。
    爆発力があるサップを前半凌げれば、ミスター判定の
    武蔵なら勝利は固いのではないでしょうか。
    逆にラッシュをさばけなければそのままサップが勝つと思います。
    まあ、数少ない日本人ヘビー級ファイターということでビット。

    予想勝者:○武蔵

     

    第7試合 K-1ルール 72kg契約(3分3R延長1R)

    ○魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
    2R1分58秒 TKO
    X大東 旭(日本/チーム・クラウド)

    やはり魔裟斗のワンサイドゲームでした。
    復帰戦でケガの影響があるかどうか見ていましたが、
    この試合に限りそれはなかったようで、よくローキックが出ていました。
    まあ、骨折した方とは逆の右足でしたけど。

    ▼予想記事

    大会一週間前になってからの緊急参戦の魔裟斗。
    今年7月のK-1ワールドマックス決勝大会でザンビディスと
    戦った際足を骨折してからの復帰戦となります。

    さすがに王者クラスということで並の選手は対戦を
    敬遠したのでしょうか、元ボクシング王者の
    大東との対戦になりました。

    やはり、大東はまだ一戦しかK-1ルールを経験して
    いないのでキックに対応できるとは思えず、
    魔裟斗の勝利は間違いないと思います。

    予想勝者:○魔裟斗

     

    第8試合 K-1ルール(3分3R延長1R)

    ○セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
    2R41秒 TKO
    Xアーネスト・ホースト(オランダ/ボスジム)

    うーん、なんでこのカードがTV未放送なのか。
    個人的にすごい見たかったカードです。
    結果はシュルトのTKO勝利。
    匠の業を持つホーストでもかなわなかったか・・・。

    ▼予想記事

    予想が困難ではありますが、ホーストの年齢と今年の
    シュルトの強さを考えるとやはりホーストは厳しいと思います。
    2002のダイナマイトでも負けに等しいドローに終わっているだけに
    下馬評ではシュルト有利です。
    が、それはどの選手が戦っても同じこと。
    他の選手がどうやってシュルトを攻略するのかが、
    私は興味があります。
    まずはテクニシャンのホーストがどういった戦い方を見せるのか。

    予想勝者:○セーム・シュルト

     

    第9試合 HERO’Sルール(5分3R)

    X曙(日本/チーム・ヨコヅナ)
    3R 判定0-3
    ○ボビー・オロゴン(ナイジェリア/フリー)

    しょっぱいです。
    しょっぱすぎます。なんだコレ。素人対素人です。
    ボビーはまあ仕方ないとして、曙、さらに太ってんじゃねーか!T-T

    まず体付きが格闘家のものじゃないです。
    しぼるということはないのでしょうか。デビューしてから3年目だというのに。
    せめて160kgまでしぼらないと(それでも打撃系やるにはまだまだ足りないが)。

    努力の成果がまず体に現れていません。プロレス転向したから怠けてたんでしょう。
    あとボビーももういいです。話題性はあるかもしれませんが、
    素人を出すなら対戦相手も素人にしてどちらが勝つかわからなくして欲しいです。
    ボビーが勝っても負けても曙が情けないです。
    こんな試合はダメです。今回ワースト1です。

    ▼予想記事

    正直格闘家としての曙は終わっていると思います。
    ここでボビーに勝ったところで身体能力が高いだけの素人に
    勝っただけの話。
    プロ相手に戦うわけではないですから。
    勝って当然、負けたら終わりって感じです。
    まだ曙のプロレスは見たことないので、エンターテイナー性を
    発揮できるのならまだエンターテイメントプロレスでの
    活躍の場は残っていると思います。

    予想勝者:○ボビー・オロゴン

     

    第10試合 HERO’S特別ルール(10分2R判定無しドロー有り)

    △ホイス・グレイシー(ブラジル/グレイシー柔術)
    2R ドロー
    △所 英男(日本/リバーサルジム)

    特別ルールにより時間変更ブレイクの時間延長で、
    やや動きの少ない試合でした。
    とはいってもホイスがグラウンドで捕まえて離さずコツコツと掌低を
    打ち続けている展開が余りにも長すぎただけですが。
    所は離れた状態では積極的に思い切りよく攻めていました。
    体重差はありましたがスタンド打撃では所が勝っていたと思います。

    ただ客を沸かせることが身上のZSTのエースとして
    所はこの試合は自分でダメだし。
    客観的に見ればよくやったといった感じではありましたが。
    逆に体重差があっても極めにいかず、スタンドで負けていたホイスが今回は
    ちょっとダメだったと思います。
    下からの展開の無い試合を作っていたのはホイスなわけで、そこから積極的に
    技をしかけていけば攻防の応酬する面白い試合になったと思うんですが。

    まあホイスも39才ですし、酷な注文か。

    ▼予想記事

    ホイスVS秋山からの変更のカード。
    一階級下で今年のMVP男の所がホイスと対戦。
    前回までの数試合ですが、ペケーニョに勝ったのも
    まぐれだけではないと思わせるようなアグレッシヴで
    ファンの心を掴むような戦い方が素敵です。

    そんな所でも一階級上で、しかもテクニシャンのホイス相手では
    さすがに厳しいとの予想です。
    しかし番狂わせも期待しています。
    予想では負けですが所には勝ってほしい試合です。

    予想勝者:△ホイス・グレイシー

     

    第11試合 HERO’Sルール(5分3R)
    HERO’Sミドル級トーナメント決勝戦

    X須藤 元気(日本/ビバリーヒルズ柔術クラブ)
    1R4分39秒 KO
    ○山本“KID”徳郁(日本/KILLER BEE)

    うーん、正直同階級の五味VS桜井の試合に比べたら面白くない試合でした。
    回る須藤に追う山本という展開で、1Rは様子見の状態だったと思うんですが。
    そんなわけで激しい打ち合いや技の掛け合いはまったくありませんでした。

    ところが1R終盤にスタンドで山本がフックを決めると尻餅をついた須藤。
    そこにパウンドが2発ほどクリーンヒット。
    そこで試合終了。

    オイ…。
    止めるの早すぎ…。
    全然意識飛んでないでしょ。須藤。まだまだやれるって。
    そこからグラウンドで須藤がパウンドを凌いで2Rへって感じになって、
    そこから徐々に動きが出ていって、3Rでお互い全力でぶつかり合う、
    という風になると思っていたんですが。
    須藤は全然消化不良の試合だと思います。

    来年もヒーローズトーナメントを開催するなら一回戦で当てて欲しいカードですね。

    ▼予想記事

    直線的な山本とトリッキーな須藤の対照的な二人の対決。
    正直山本は一発の破壊力はありますが、総合的な実力は
    須藤がやや上だと踏んでいます。

    しかし、その一発で試合が終わる可能性が無きにしも非ず。
    どちらも実力はほぼ同等なだけに予想は難しいですが、
    元から須藤を応援しているので須藤にビット。

    予想勝者:X須藤 元気

     

    予想的中数結果…7/11…半分ちょい越えか。

    ※読み参考
    大山 峻護[おおやま しゅんご]
    中尾 芳広[なかお よしひろ]
    永田 克彦[ながた かつひこ]
    武蔵[むさし]
    魔裟斗[まさと]
    大東 旭[おおひがし あきら]
    曙[あけぼの]
    所 英男[ところ ひでお]
    須藤 元気[すどう げんき]
    山本“KID”徳郁[やまもと のりふみ]


    2005年末格闘技イベント全体感想
    PRIDE男祭り2005-ITADAKI-+K-1 Dynamite!!2005

    最終的に17/23

    去年よりはずいぶんいい的中率でしたが・・・。
    PRIDEの方が賭けになるほど勝負がわからないカードを
    提供していないのも理由の一つ。
    もっとどちらが勝つかわからない、ドキドキモノのカードを望む。

     

  • 「目玉になるカードがないと」K-1 WORLD MAX&HERO'S in SOUL

    今回はK-1も地上波放送しなかったですね・・・。
    首都圏の一部地域のみだったのでしょうか。
    K-1ミドル級とヒーローズの韓国大会。

    まあそこそこ知名度のある選手が出ているものの、その知名度のある選手対
    韓国の知名度の無い選手という図式のせいか、どうやら一部地域意外では
    視聴率が悪いだろうと予想しての未放送なんでしょうけど。

    スカパー導入を考えてはいるものの、ネット代と電話代だけで私の給料はっ!
    苦しくはなりませんが、あまりに月々に支出が多くなると余裕というものが
    なくなりますし。
    悩みます。

    贅沢な悩みですが^^;

     

    結局毎回のようにスポーツナビとバウトレビューでなんとなくですけど
    試合経過を見てきました。

     

    チェ・ムベーーーー!!

    ・・・プレデターに負けちゃったのね・・・。

    でもレミーガはKO勝ち。
    やっぱレミーガ打撃は激強です。