危うく書き込めずに寝るところでした。
○レイ・セフォーVSガオグライ・ゲーンノラシンX
判定3-0
珍しく感情的な一面を見せたセフォーでした。
試合後の会見でこのリングで戦うなら正面からぶつかってこいというセフォーに
自分の体重で戦うには今の戦法で間違っていないというガオグライの両者の
感情的な部分と理論的な部分とが交錯する意見が印象的でした。
Xリカルド・ノードストランドVSルスラン・カラエフ○
判定0-3
アーネストの欠場により急遽出場の決まったノードストランドにバックスピン
キックが印象的な新星のカラエフ。
まだほとんど試合を見たことのない同士の試合だったので実力的な部分が理解
できませんが、他の選手たちと比べると見劣りしそうな感じです。
ですがカラエフのキックボクシングでの戦績はすさまじいものがありますね~。
今後どう化けるのでしょうか。
Xクラウベ・フェイトーザVSセーム・シュルト○
判定0-3
ブラジリアンキックの天才のフェイトーザ(極真)対堅い拳と常識はずれなリーチ
を持つシュルト(正道)の空手家対決でしたが、ほぼ一方的な試合展開と
なりました。
シュルトがスキの少ないパンチとキックで打撃の弾幕を張り、まったくペースの
つかめないフェイトーザ。
結局、流れを変えるような一撃を加えることができず、判定でシュルトの勝ち。
おそるべしシュルト。
今回の台風の目ですね。
○ジェロム・レ・バンナVSゲーリー・グッドリッジX
今大会で数少ないスカっとしたKO決着の試合でした。
両者ともにハードパンチャーですが、今回のこの試合はバンナが圧倒的にリード。
グッドリッジはいいところを見せることができませんでした。
ハワイ大会での記憶が新しいだけに残念な内容でした。
○ピーター・アーツVSマイティ・モーX
近年ケガの多いアーツで、今回も自爆TKO負けかと思いましたが、
なんとか復活しましたね。
一撃が恐ろしいモーでしたが、ローキックで試合の主導権を握り、最後はローを
もらったモーが捻ったのか、それとも見た目以上の大ダメージだったのか、
ダウンを喫し、そのまま立ち上がれずにKO。
個人的には去年の優勝をアーツに賭けていただけに今回の復活はうれしいです。
○武蔵VSフランソワ・ボタX
判定3-0
ローキックの得意な武蔵と苦手なボタの試合。
時折ハイキックを当てるシーンもありましたが、とことんローを中心に攻めて
いった武蔵。
さすがにパンチの間合いになるとボタが優勢になるシーンもありましたが、
全般的にローで試合を作った武蔵の判定勝ち。
さすがミスター判定。ボタには悪いですけどこの結果は予想していました。
私が武蔵だとしたら絶対パンチの打ち合いに付き合いません^^;
Xボブ・サップVSチェ・ホンマン○
判定0-2
スタミナを強化したという宣伝があったにもかかわらず、1Rでスタミナ切れを
起こしたサップ。
お互いがあまりやったことのないLVのパワーの持ち主同士の対戦だったのか
両者ともに早い段階でスタミナ切れを起こしていました。
時折ラッシュを見せ、有効打を決めたホンマンが判定で勝利しましたが・・・。
個人的にはホンマンもサップもあまり好きな戦い方ではありませんでした。
スタミナが切れるせいで起こるグダグダ感。
これが嫌なんです。
勝ったホンマンはとりあえずおいといて、サップはローを中心に戦っていたら
判定の結果は変わったのではないでしょうか。
明らかにローを嫌がっていましたし。
○レミー・ボンヤスキーVSアレクセイ・イグナショフX
延長判定3-0
この試合の延長戦、スタミナ切れだったのか?
イグナショフ、試合を投げてるようにも見えました。
たしかにレミーが相手だとやりづらいでしょうが、延長戦は本当にアグレッシヴ感
が見れなかったイグナショフでした。
ここらでレミーの出鼻を挫いてほしかったのですが。
なんだかイグナショフはアビディと一緒で好調不調の差が激しいんでしょうか?
他にも角田さんが負けたとかいろいろあったようですが、とりあえず今回の優勝の
予想は現段階ではシュルトかアーツといったところでしょうか。
決勝戦の組あわせもすでに発表されていますが、おそらくバンナVSアーツの勝者
次第で展開が変わるのではないでしょうか。
K-1GP2005決勝戦 11月19日
レミー・ボンヤスキーVSチェ・ホンマン
レイ・セフォーVSセーム・シュルト
ジェロム・レ・バンナVSピーター・アーツ
武蔵VSルスラン・カラエフ
さあ、これを見てあなたなら誰が優勝すると思いますか?^^