カテゴリー: PRIDE

  • フジがDSEとの契約解除

    えーと、いましがたスポーツナビでニュースを仕入れていたんですが・・・。

    フジテレビが格闘技イベントPRIDEなどで有名なイベント会社DSEとの契約を
    解除したそうです。

    どうやら契約違反にあたる問題がDSEであったらしいですが。

    それにしても即効ですね。

    なんの前触れもなく・・・。

    このままだとPRIDEGP2006の続きは見れそうにないですね~。
    昨日の武士道11も一部地域で来週の日曜日に放送予定だったそうですが、
    それもなくなったようです。
    (まあ、私の住んでいる地域では最初から放送しないですけど)

    うーん、なにやらかしたんだろう。
    桜庭のプライド離脱も驚いたけど、なんだかK-1も最近おかしいし。
    とある掲示板では暴力団からみの話題が出てるし。
    とにかくDSEの公式のコメント発表が聞きたいですね。

  • 久しぶりの格闘技関連のお話 プライドGP2006開幕戦

    こうゆうことはその日の内に書くべきことなのだけれども。

    書く暇が無かったので、最近の格闘技関連、主に地上波放送したものについて
    いくつか書き書き。

    今月の初めにプライドGP2006開幕戦が行われましたが、
    査定試合に勝ったマーク・コールマンがエントリーされませんでした。
    それに変わったかどうだか知りませんが、ズールと西島洋介がエントリー。
    まあ、西島の方は話題の起爆剤として実力は伴っていないけれど、
    とりあえず的な感じで出場させられたのでしょう。DSEによって。

    藤田の3年ぶりのプライド復帰。
    勝つことには勝ちましたがトンプソンには終始攻められ、逆転勝利という展開。
    レスリングタックルがここまで通用しないとなると、
    もはやフリースタイルレスリングの選手は
    プライドのリングでは絶望的な感じさえします。

    ミルコVSミノワもまあ、話題先行の試合だしこんなもんかと。
    アレキサンダーに勝ったジョシュがすごい株を上げた感じ。
    アリスターはヴェウドゥムに勝てるかなと思ってたけど負けました。
    ハリトーノフに勝ったので、もしかしたら・・・とおもいましたけど。

    それにしてもアリスターとヴェウドゥムってDSEは押さないですよね。
    二人とも凄く強いと思うのですが、キャラクター的に売れないのでしょうかね?
    もったいないです・・・。

    そして桜庭はヒーローズへ。
    もう2.3年前に主戦場を変えてもよかったとおもいますけど。
    更に言うなれば海外、この場合はシュートボクセアカデミーへの武者修行
    なんかは5.6年前にやって欲しかったです。

    魅せる試合を身上としていた桜庭ですが、プライドの方向性が実力至上主義を
    謳えば謳うほどそういった選手は居場所がなくなっていきました。

    しかし、現在も「?」な選手は出てきますが。
    ズールとか。

    ヒーローズに行けばサクはもうちっと最前線で戦えるでしょう。
    個人的にいえば秋山とかは連勝してFEGに売り出されてはいますけど
    対戦相手は皆イージー。

    つーか85キロ近辺の選手他にいない。
    70キロ台の永田弟に勝ってもほめられたものではないです。

    やっぱりTV放送で視聴率を意識すればするほど大会の質は
    下がっていくんでしょうね。
    LVが高くても話題になる選手がいなければ視聴率はとれませんから。

    ヒーローズ70キロ級にはLVが高くても一般層には知られていない修斗の
    世界ランカークラスの選手が次々と契約を結んでいますね。
    強豪外国人がこれから増えていくようです。
    山本キッドはまあ、置いておいて、個人的には第7代(?正確ではないかも)
    修斗ウェルター級王者ビトー・シャオリン・ヒベイロがすごい期待しています。

    宇野薫も修斗の時は名前しか知らなくて実際には試合を見たのはヒーローズが
    始まってからでした。
    そんなかんじで修斗の強豪が地上波で見れるのは楽しみです。

    文章自体にはほぼ意味は無く、書きたいことをただベラベラ書いただけの
    ストレス解消日記でした。

    乙。

     

  • PRIDE 男祭り2005-ITADAKI-

    PRIDE 男祭り2005-ITADAKI-
    12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ

    スペシャルチャレンジマッチ

    X金子 賢(日本/フリー)
    1R4分14秒 一本勝ち 腕ひしぎ逆十字固め
    ○チャールズ”クレイジー・ホース”ベネット(米国/フリー)

    当然の結果。
    しかしストライカーのベネットが関節で勝負を決めたのは仏心か。

    ▼予想記事

    各メディアでとりざたされていた一戦。
    しかし、いきなりの実戦でこの相手は酷というもの。

    予想勝者:○チャールズ”クレイジー・ホース”ベネット

     

    第1試合

    X近藤 有己(日本/パンクラスism)
    3R 判定0-3
    ○中村 和裕(日本/吉田道場)

    3Rは近藤がとったと思ったんですが。
    1-2の僅差だと思ったんだけどなあ。
    予想に反して打撃で中村が、グラウンドで近藤がいいものを
    見せた試合だと思います。

    ▼予想記事

    次世代エース対決と称された一戦。
    近藤はストライカー、中村はグラップラーというイメージが
    ありますが、どちらともオールラウンダーといっていいほど
    最近の伸びには目を見張るものがある。
    ボブチャンチンに対して近藤は負け、中村は勝ったので、
    中村>ボブ>近藤だと思われそうですが、私はそうは思わず
    近藤にビット。

    予想勝者:X近藤 有己

     

    第2試合

    Xジャイアント・シルバ(ブラジル/フリー)
    1R1分28秒 KO
    ○ジェームス・トンプソン(イギリス/Team Trojan)

    本当に勝っても負けても秒殺男のトンプソン。
    シルバはいいところを見せられないまま勢いに負けて終わってしまいました。
    というかシルバの体つきが・・・。
    といってもすでにシルバも41歳。
    遅すぎた総合デビュー(2003男祭り)、引退も近いと思います。
    でも始めはプロレスやっていたのでそちらで活躍して欲しいと思います。
    個人的にジャイアント・シンの方が若くて総合向けだと思っているのですが。
    彼は今いったい何をしているのかw(関係なし)

    ▼予想記事

    ひさびさのプライド参戦のジャイアント・シルバと戦うのは
    去年の夏からそのアグレッシヴなファイトスタイルで
    一気に人気沸騰のトンプソン。
    パワーでシルバに分があると予想してしまいがちですが、
    トンプソンの方が打撃が強いのでパワー対決になってもシルバは
    厳しいと思います。

    予想勝者:○ジェームス・トンプソン

     

    第3試合

    X瀧本 誠(日本/吉田道場)
    3R 判定0-3
    ○菊田 早苗(日本/パンクラスGRABAKA)

    ほぼ菊田ペースでの試合展開に終始していました。
    瀧本も完全には極めさせないようにエスケープしていましたがスタンドでも
    グラウンドでも貧乏くじ。
    得意のグラウンドで完封されてはどうしようもなく、
    八方塞り状態だったのではないでしょうか。
    文句なしの菊田の判定勝利。
    つーか元々菊田はノゲイラ(兄)でさえグラウンドで仕留めきれなかったほど
    グラウンドの実力者。
    彼にグラウンドで勝てるのはミドル級ではいないのではないでしょうか。
    まあ、別な意味で勝ってるのはアローナですけど・・・。

    ▼予想記事

    また長いブランクをおいてのプライド参戦の菊田。
    今年一年でどれだけ成長したか真価が問われる瀧本。
    正直グラウンド、スタンドどちらでも瀧本にとっては厳しい展開に
    なると思われます。
    菊田は総合での経験が段違いですからね・・・。

    予想勝者:○菊田 早苗

     

    第4試合

    ○エメリヤーエンコ・アレキサンダー(ロシア/レッドデビル)
    1R8分45秒 一本勝ち 裸締め
    Xパウエル・ナツラ(ポーランド/高田道場)

    ダイジェスト放送でしたので細部詳細不明ですが、
    柔道出身のナツラは寝技で仕留められてしまったようですね。
    かなりの強豪との連戦と敗北だったので次はもう少しランクの低い選手と
    戦わせるべきではないでしょうか。
    結構連勝しているアレキサンダーはノゲイラとハリトーノフを抑えて
    時期ヘビー級挑戦者の第一候補に挙げられている様子。
    兄弟対決実現か?

    ▼予想記事

    二回目の参戦のナツラの課題は打撃。
    柔道ベースなだけに早い段階で打撃に対応することが望まれます。
    しかし相手がアレキサンダーでは・・・。

    予想勝者:○エメリヤーエンコ・アレキサンダー

     

    第5試合

    ○エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)
    1R26秒 KO
    Xズール(ブラジル/B-TOUGH)

    ズールは文字通り何もできずに殴られただけ。
    ヒョードルの強さだけが目立った試合。
    こーゆー実力差のありすぎる試合は正直つまりません。
    ヒョードルにはもっと強い選手を当ててくれ。

    ▼予想記事

    正直こうゆうカードは組まないでほしい。
    ヒョードル相手に体格だけで勝てないのはすでに立証済み。
    それ相応の強豪選手とやってほしいです。

    予想勝者:○エメリヤーエンコ・ヒョードル

     

    第6試合 PRIDE GP2005 ウェルター級トーナメント決勝戦

    ○ダン・ヘンダーソン(米国/チーム・クエスト)
    3R 判定2-1
    Xムリーロ・ブスタマンチ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

    ダイジェスト放送。
    でもカットされなかっただけましか。
    詳細不明なのですが、さらっと見た感じどちらも非常に苦しい戦いだったようです。
    なにはともあれずっと応援していたヘンダーソンが王者になって嬉しいです。
    これで過去のリングスKOK王者は全員プライドのチャンピオンベルトを
    巻いたことになりますね^^;
    今後ヘンダーソンは王座を守るのか、
    それともミドル級に戻って再びシウバを目指すのか。
    でもウェルター級には美濃輪以外は華がいないのでヘンダーソンにしばらく
    ウェルター級を引っ張っていってもらいたいです。

    ▼予想記事

    匠の対決。
    ヘンダーソンはリングスKOK初代王者。
    ブスタマンチは元UFCミドル級王者。
    マニアには楽しみなカードですが、正直この渋い組み合わせが
    TVで放送されるかどうか・・・。
    ダイジェストでいいので放送してほしい一戦です。

    予想勝者:○ダン・ヘンダーソン

     

    第7試合 PRIDE GP2005 ライト級トーナメント決勝戦

    ○五味 隆典(日本/木口道場レスリング教室)
    1R3分56秒 KO
    X桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)

    こんなに早く終わるとは思っていませんでした。
    しかし私の予想を覆す1R前半でのKO勝利。
    五味の勝ちっぷりには文句のつけようがありません。
    かつてのシウバのような勢い。
    並み居る強豪を寄せ付けないオーラが今の五味に感じます。
    ともかくこれでプライド史上初の日本人の王者が誕生しました。
    やっぱ競技人口の多い軽量級は日本人でも世界に通用する選手が
    いるんだと改めて思って嬉しい試合でした。
    このまま連勝記録を伸ばしてヴァンダレイの記録を塗り替えてほしいですね。

    ▼予想記事

    これまでの勢いからいって五味で間違いないというのが
    ほとんどの人の予想ではないでしょうか。
    かくいう私もこの試合は五味に賭けます。
    とはいっても桜井を格下扱いしているわけではありません。
    パルヴァーとハンセンを退けての決勝戦なので。

    予想勝者:○五味 隆典

     

    第8試合

    ○桜庭 和志(日本/高田道場)
    1R9分39秒 一本勝ち 羽根折固め
    X美濃輪 育久(日本/フリー)

    私の予想に反して打撃の打ち合いからの立ち上がり。
    中盤からグラウンドに展開してましたがお互い返し返されと言った感じでした。
    グラウンドの技術の攻防はなかなか良かったと思います。
    最後は経験とパワーで勝る桜庭が極めて勝利。
    といっても美濃輪はタップをせずレフェリーストップのTKO。
    入場とは違って試合内容は技術戦だった好勝負でした。

    ▼予想記事

    色物といえばそうなんですけど、お祭りにふさわしいといえば
    ふさわしいカードではないでしょうか。
    個人的に楽しみなカードでもあります。
    お互いプロレスラーなのでどちらかというと組み技、グラウンド、
    関節技の取り合いといった展開になるのではないでしょうか。

    予想勝者:○桜庭 和志

     

    第9試合

    Xミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
    3R 判定1-2
    ○マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)

    お互い打撃が持ち味でグラウンドにいく素振りは見せませんでした。
    スタンド打撃戦ではハントのプレッシャーが凄まじく、
    どんどんジリ貧になっていったミルコでしたが・・・。
    それはまともにミルコの左ハイキックを喰らっても倒れないハントだから。
    何発耐えてるんだこの男は・・・。
    スタンドで分が悪くなったミルコの方が総合の経験で勝ってる分、
    グラウンドに持ち込むかなと思っていましたけどそれもなく、
    結局グラウンドになったのは3Rの終盤お互い打撃から絡み合って
    バランスを崩した時のみでした。
    結局スタンドで優勢を保ったハントが判定勝利。
    でも実ダメージはハントの方がすごかったと思います。
    ただ彼の打たれ強さが異常なだけだと思います。
    ドスカラスジュニアなんかかすっただけでKOされたのにね^^;

    ▼予想記事

    ハントのリベンジ戦。
    とはいってもK-1ルールでの敗戦ですが。
    客観的に見た場合、総合での経験が充実しているミルコに比べて
    まだまだ感のあるハント。
    ミルコが勝つとは思うんですが、回りの人間があまりにもミルコ
    びいきなので私はハントにビット。

    予想勝者:Xマーク・ハント

     

    第10試合 PRIDEミドル級タイトルマッチ

    ○ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)[王者]
    3R 判定2-1
    Xヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)[挑戦者]

    打ち合いは徹底して拒否するアローナ。
    お互い動きが大きくなくイエローカードをもらう場面も。
    アローナが上になれば徹底してパウンド。
    シウバが上になっても動きが少ないので展開せずパウンドを打ち下ろすのみ。
    判定は難しいですが、前回よりもシウバが下になっていた時間が少なく、
    スタンドで多少打撃を当てていたのもあってシウバの判定勝利。

    やっぱりアローナの戦いは見ててスカっとしません。
    戦い方があまりにもアマチュア思考です。

    ▼予想記事

    シウバ危うしといってもいいカードですが。
    個人的にアローナが大嫌いなので。
    前回のようなグラウンドで上になったら一切のポジショニングを
    変えずパウンドでポイント稼ぎに出られたらシウバでも勝てません。
    今回はシウバはスタンドで優位に、グラウンドでは上になることが
    勝利条件のような気がします。

    予想勝者:○ヴァンダレイ・シウバ

     

    第11試合メーンイベント

    ○吉田 秀彦(日本/吉田道場)
    1R6分04秒 一本勝ち 腕ひしぎ逆十字固め
    X小川 直也(日本/小川道場)

    打撃戦から幕を開け、早い段階でグラウンドに展開。
    返し返される展開が多少ありましたが、最後は吉田の一本勝ち。
    なんか吉田に足関節とられた小川の足首が折れてたそうな。
    本当かどうかはわからないけど、そこでほとんど攻め手を無くしたらしい。
    一部では総合引退の話が出ていた小川ですが、TV放送時のパフォーマンスでは
    まだ総合に戻ってくるようなセリフも。
    しかし彼ももうすぐお年頃。
    やれてあと3年といったところか。
    それに比べて吉田は体格差を覆し、一本極め。
    柔道着も脱ぎ捨ててこれからが総合格闘家本番でしょうか。
    柔道着さえなければノゲイラも対戦したいといっていただけに、
    来年のヘビー級戦線に殴りこむならノゲイラか、リベンジを果たしたい
    ルーロンガードナーか。 

    ▼予想記事

    元柔道家対決。
    個人的には体格で勝る小川が有利と踏む。
    ただ、プロレスが本業の小川に対し、総合一本の吉田の経験は
    体格差を翻す可能性は十分。
    お互いにとって厳しい戦いになるのではないでしょうか。

    予想勝者:X小川 直也

     

    結果・・・10/12・・・なかなかの的中率。
    ミルコVSハントが当たったのが大きいが小川VS吉田を外したのも大きい。

    ※読み参考
    金子 賢[かねこ けん]
    近藤 有己[こんどう ゆうき]
    中村 和裕[なかむら かずひろ]
    瀧本 誠[たきもと まこと]
    菊田 早苗[きくた さなえ]
    五味 隆典[ごみ たかのり]
    桜井“マッハ”速人[さくらい まっは はやと]
    桜庭 和志[さくらば かずし]
    美濃輪 育久[みのわ いくひさ]
    吉田 秀彦[よしだ ひでひこ]
    小川 直也[おがわ なおや]

     

  • 結局私の地域では放送されなかったPRIDE30

    なんなんですかね~。
    DSEさん。
    総合格闘技というバイオレンスなものを昼間から放送するなんて。
    仙台放送では午後7時前からそういったものを放送された試しなんてないですよ。

    おかげで前回のPRIDEライト&ウェルター級GPも未放送で未見。
    今回は二回連続。
    ちょっと勘弁してほしいです。
    ミルコVSジョシュ見たかったな~・・・。

    というわけで感想らしい感想も書けないです。
    つーか書く気がおきない・・・。

  • 結局私の地域では放送されなかったPRIDE武士道GPウェルター級

    12日にはK-1ミドル級世界王者対抗戦も行われましたね~。
    そっちはTVでやってくれたんで見れました。
    よかったよかった。

    先日の続き、PRIDEウェルター級トーナメントの感想。
    パンクラスの郷野が言っていた通り、日本人が多すぎる構成の大会でした。
    8人中4人?アレ?半分も・・・ありえないですね。

     

    まず長南亮VSダン・ヘンダーソン。

    カーロス・ニュートンに勝つほどまでに強くなった長南ですが、
    さすがに優勝候補筆頭のヘンダーソン。
    文句なしのKO勝ちでした。
    秒殺勝利をしたヘンダーソンと判定勝ちをした郷野の準決勝の試合では
    ただでさえ実力的に不利なのに、スタミナ面でも不利な郷野が1R終盤に力尽き
    るという展開。
    ワンマッチは別としてやはり1デイトーナメントに限った話、一本かKO勝利の方が
    有利なのは言うまでもないようで。
    郷野が判定ではなく序盤にTKOで勝ち進んでいたら違った展開になったかも・・・
    いやなるわけないか。
    正直ダンヘンといい勝負できそうな選手は日本人では近藤くらいかなあ。
    ダンヘンが万全な状態でもう一度見てみたいカードです。

    なにはともあれヘンダーソンを応援している身としては嬉しい限りですね。

     

    反対側のブロックでは美濃輪のフィル・バローニへのリベンジマッチ。

    今回はグラウンド中心で攻めた美濃輪で、終始攻め続けるも一本はとれず。
    しかし大差の判定勝ち。
    レビューを見た限りグラウンドで攻め込まれたからといって美濃輪にクレームを
    つけるバローニに不快感あり。
    これはボクシングじゃなくてMMAなんだからグラウンドでハメられたからといって
    文句をいうのはお門違いってもんでさあ。

     

    そしてその美濃輪の準決勝の相手はブラジリアントップチームの
    ムリーロ・ブスタマンチ。
    プライドではあまり勝ち星に恵まれていないもののUFCでは王者になったことも
    ある実力者。
    その実力者の実力が発揮されたのかグラップラーのブスタマンチとしては珍しい?
    TKO勝利。

    レビューからするとグラウンドの柔術テクニックでかなり優位な状態を保った
    ブスタマンチが反則ではあるが美濃輪の後頭部近辺にサッカーボールキックが
    3発入ったところでレフェリーストップ。
    まあ、この反則に近い打撃に関しては文句はありません。
    流れですからね~。ヒーリングのヒザなんかも厳密には反則ですが反則
    とりませんし。

     

    ともかく試合終了後にBTT全員総出で美濃輪の健闘を称えにリングインしたとか。
    パンクラスを退団してフリーになった美濃輪がプライドに参戦するまで武者修行に
    いってたのがブラジルのBTT。
    まあBTTの人たちにとって美濃輪はチームメイトのようなもの。
    戦いづらい部分はお互い結構あったようです。
    ブスタマンチはそのBTTの柔術の先生。
    今回は先生に今後のためになる痛みを伴う手ほどきを受けたってところで
    しょうか、美濃輪。


    そんな感じでウェルター級の決勝戦はダン・ヘンダーソンVS
    ムリーロ・ブスタマンチ。
    奇しくもこのカードはプライドGP2003ミドル級トーナメントのリザーブマッチと
    同じカード。
    このときはダン・ヘンダーソンの秒殺KO勝利。
    しかしこの時はお互い調整が十分ではなく、もう一度しっかり準備を整えた上で
    再戦したいといったいたカードでもあるようで。

    たしかに実績からいえばどちらともAランクですしね。
    ダン・ヘンダーソン(リングスKOK初代王者)
    ムリーロ・ブスタマンチ(UFCミドル級王者)
    楽しみではあるんですが・・・やっぱりTV放送時にはダイジェストになる感じ
    バリバリです^^;