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  • Dynamite!!2009感想1

    予想以上に仕事に手間取りきちんと試合を見れておりませんT-T

    とりあえずは録画した動画ファイルで過去の名勝負を飛ばしつつ見ています。
    …が、まだまだ時間がかかりそうです。

    今回は感想を数回に分けて。
    基本テレビ放送順準拠です。

    <スーパーハルクトーナメント~世界超人選手権~決勝戦>
    ○ミノワマンvsソクジュ
    予想:○ 3R TKO

    試合展開が静と動というか緩急ありすぎですね!
    お見合い状態が長く続いたかと思えば組み付くとすぐ足関を狙うミノワマン。
    潰して押さえこみからパウンドを落とすソクジュ。
    3Rではお見合い状態で両者2回もイエローカード。
    その後の打ち合いでミノワマンが左フックを打ち抜きソクジュをTKO。
    ヒザが崩れて腰が落ちましたね。
    失神まではいってませんが、止められても仕方ない倒れ方でした。
    吹っ飛ばされたのではなく崩れたんですから。

    ソクジュは本調子ではなかったとはいえミノワマンがまさかのTKO勝利。
    ミラクルがおきましたね。
    それくらいの実力差というかフィジカルに差がある対戦でした。

    会場は盛り上がっただろうなあ。
    ふと思いましたがソクジュが本調子ではなかったのはやはりストライクフォースでのムサシ戦の影響でしょうか?

    <K-1甲子園リザーブファイト>
    ○藤鬥嘩裟vs日下部竜也
    予想:× 判定2-0

    テレビ放送無し。

    <K-1甲子園準決勝戦>
    HIROYAvs野杁正明○
    予想:× 判定0-3

    HIROYAの予想外の判定負け。
    予想外だったのは判定で負けたことであって判定内容には疑問の余地なし。
    K-1甲子園のルールならばスタンディングダウンをHIROYAは2回とられてるわけで、
    実際のスコアはさらに2、3点ほど差がついていたはずですが、まあそこはHIROYA判定ってことで。

    野杁は本当に高1とは思えない落ち着きようで、そうゆう器なのか、それだけの場数をすでに踏んでいるのか気になるところ。
    目に付いたのは相手の正面に頭をおかないように身体を斜めに傾けてのアッパーがよく当たっていたことと、
    バックスウェーが上手かったこと。
    もちろんアグレッシブで手数が多かったのも勝因ではあるでしょう。

    HIROYAも3Rで野杁をぐらつかせるシーンはあったものの、パワーに頼っているというか、
    一発一発に無駄な力が入りすぎているような印象を受けました。

    <K-1甲子園準決勝戦>
    ○嶋田翔太vs石田勝希
    予想:○ 判定2-0

    クロスになると組み付きが多い印象。
    それだけ嶋田が自分の距離で戦って勝ていたということでしょうか。
    アグレッシブさでは石田が上だった気がしますが、嶋田は左ミドルを前蹴り的に上手く使って
    ペースを崩しませんでした。

    <DREAMvsSRC対抗戦>
    高谷裕之vs小見川道大○
    予想:× TKO

    いい殴り合いでした。
    解説が言っていた「高谷の動きが固かった」、とゆうよりも小見川がパンチを見えていたということでしょうか。
    微妙なリーチの差というか高谷が打ち合うにはちょっと遠かった気がします。
    逆に小見川はパンチをよくかわし、KOシーンの前にも細かくワンツーが当たっていました。
    倒れた後の追撃もスムーズで文句なし。
    小見川、見事。

    <DREAMvsSRC対抗戦>
    桜井“マッハ”速人vs郷野聡寛○
    予想:○ 腕十字固め

    1Rカット放送。
    MMAにおいて使い方の難しいローを多用できる両者の距離感は見事でしたが、
    グラウンドで分があったのは郷野。
    マッハは押さえ込まれると反撃の糸口さえつかめませんでしたね。
    足をつかまれた時に自分からグラウンドに行った事が勝敗の分かれ目でした。
    もちろん結果論です。
    グラバカ勢相手に引き込みはかなり危険ですね^^;

    <K-1甲子園決勝戦>
    HIROYAvs嶋田翔太○
    ○野杁正明vs嶋田翔太
    予想:× 判定3-0

    1年生の野杁が優勝。
    相手を見ないで打つパンチが上手い印象が強いです。
    連打の後の回避運動も素晴らしい。
    実力もそうですが、感情が表に出ていないという意味で確かに化け物というニックネームはしっくりきますね。
    化け物じゃないですが怪物くんと呼ばれた横井の事を思い出しました…。

    嶋田も2Rで取られたダウンを取り返えそうとやや前にでることが多くなりましたがクロスで打ち合うと分が悪く
    被弾するシーンが目立ちました。
    嶋田も悪くはありませんでしたが、野杁のパンチの正確性が上だった気がします。

    感想2へ続く

  • K-1 WORLD GP2009 FINAL感想2

    準決勝
    ○バダ・ハリvsアリスター・オーフレイム
    予想:×

    組み合いから吹き飛ばすなどパワーを感じるシーンを見せたアリスターでしたが、
    肝心の打ち合いではスピードと回転力で圧倒的な差を見せてハリが2ダウンを取りTKO勝利。

    もう少し競った試合になるかとも思いましたがこの試合も結果的に1R決着。
    あの筋肉の化け物のアリスターに打撃で打ち勝った事実。
    これはハリを本物と思ってもいいのではないでしょうか。
    まあ、去年は負けてますが;

    準決勝
    セーム・シュルトvsエロール・ジマーマン○
    セーム・シュルトvsレミー・ボンヤスキー
    予想:×

    こっちは準々決勝の予想が外れているので自動的に予想ははずれ。
    ボンヤスキーが試合開始早々シュルトからダウンを奪うなどびっくりするシーンもありましたが、
    奇襲止まりのようでした。
    ほぼダメージのないシュルトがそこから準々決勝をフルラウンド戦ったボンヤスキーを圧倒。
    ダメージ的にもスタミナ的にもボンヤスキーは苦しく、2ダウンTKO負け。

    時折ボンヤスキーが垂直ジャンプからパンチを打つなどのセオリーにないパンチを打っていましたが、
    得意の蹴りが顔に届かない相手への苦肉の策だったのでしょうか。
    当たったところで「痛い」くらいのダメージしかないと思いますが。

    またしてもシュルトの強さを見せ付けての勝利。
    ボンヤスキーは好きな選手ではありませんが、シュルトが強すぎるのでこの時だけは
    ボンヤスキーを応援してました。

    ちょっとだけ。

    決勝
    アリスター・オーフレイムvsエロール・ジマーマン
    バダ・ハリvsセーム・シュルト○
    予想:×

    今年5月のIt’s Showtimeでのリベンジ戦となるシュルト。
    前回と同じように試合開始早々倒しにかかるハリでしたが、同じ轍は踏む気はないシュルトが
    パーリングでクリーンヒットを許さず距離を取りペースを崩しませんでした。
    左ジャブでダウンを奪うとそこから左ハイキックと左ミドルの三日月蹴り(私的見解)で立て続けに3ダウンを奪い
    TKO勝利。

    圧倒的な強さでシュルトが全試合1RTKO勝利で優勝。
    こうなって欲しくなかった。
    ハリやアリスターが話題の中心にいましたが、本物の化け物はシュルト。
    シュルトに勝つには本当にいいのを一発最初にあてるしか勝てない気がします。
    つまりほぼバクチのようなものですね^^;

    今年の圧倒的な優勝を見ると、去年のシュルトいじめと皮肉られた包囲網によって
    トーナメントから追い出されなければ5連覇は固かったと思います。

    あまり面白い展開ではありませんが、来年のK-1も誰がシュルトを止めるのか、という展開になりそうです。
    とはいっても今大会、去年の大晦日Dynamiteのハリとアリスターの因縁に端を発した展開で
    予想以上に盛り上がりを見せた気がします。

    予想的中は6/10
    満足度は8/10
    シュルトのずるいぐらいの強さであっさり感はありましたが、
    1R決着劇の多かった今大会はK-1の代名詞になるべき大会でした。

    うむ、面白かった。
    予想はあまり当たりませんでしたが面白かった。
    来年も楽しみです。

    今年の締めは12.31のDynamite。
    とりあえずはそのカード発表を待ちましょうか…。

    終わり

  • K-1 WORLD GP2009 FINAL感想1

    大会からすでに一週間が経過しましたが思ったことなどを。

    リザーブファイト1
    ○ピーター・アーツvsグーカン・サキ
    予想:○

    同じ階級とは思えない体格差があったように見えたこの対戦。
    骨格がヘビーの中では小さいサキなので大型のアーツが対峙するとそう見えるのも当然かもしれませんが。
    アーツが今回もしっかりと仕上げてきてグッドシェイプ。
    ローがキレてるサキ相手でもバランスを崩すことなく一発一発の重みで判定勝利。

    サキの動きは良かったが、アーツはそれ以上によかった。
    よい判定決着でした。

    ルスラン・カラエフvsバダ・ハリ○
    予想:○

    結果的には秒殺で勝ったハリですが、紙一重の勝負に挑んだカラエフにも拍手を送りたい。
    前回は倒し倒されのアグレッシブな展開だっただけに、慎重な立ち上がりを見せるかと思われた
    試合でしたが、私の予想を上回る打ち合いに。

    これぞK-1という内容でしたね。
    技術マニアの方々はやっぱりこの試合もこき下ろすのでしょうか^^;

    ○アリスター・オーフレイムvsエヴェルトン・テイシェイラ
    予想:○

    お互いタフな印象があるので判定までいくかと思われましたが、
    まさかのアリスターの秒殺勝利。
    ほぼ膝蹴り一発で決着がつきました。
    2発目の膝蹴りは反則では?という意見を目にしますがごもっともです。
    ですが、一発目は組む入りに打ち、二発目は抱え込んで打っているのでギリギリセーフでしょうか?
    (現在のK-1ルールは抱え込んでのヒザ蹴りは一発まで。引き込んでのヒザ蹴りは反則。間違ってたらすみません)
    どちらにしても流れの中の打撃ですので止めるのは不可能な展開でしょう。

    この決着でアリスターの化け物ぶりがさらに際立ちました。

    ジェロム・レ・バンナvsセーム・シュルト○
    予想:○

    繰り返しになりますが、左腕という主砲が錆びたバンナではシュルト攻略は厳しすぎました。
    予想のところで3度目の対戦と書きましたが4度目みたいですね;

    wiki参照

    入るところにカウンターで左ミドルのヒザ部分がレバーあたりに当たりバンナがダウン。
    その後前蹴りが突き刺す形で同じ場所に被弾し、あえなく2ダウンのTKO負け。
    今回はいい所がなく破れてしまったバンナですが、引退は撤回。
    まだやる気のようですが果たしてその決断がよいものか悪いものか。
    ここ数年はベスト8レベルの選手に勝ててないので引退でも納得のいく下り坂の最中。
    アーツのように復活というのはあり得るのでしょうか。

    それにしても今回のシュルトは鬼の強さです。

    エロール・ジマーマンvsレミー・ボンヤスキー○
    予想:×

    大穴狙い失敗しました。
    ジマーマンの主な敗因は1Rのダウン、それにつきます。
    それ以外は流れも悪くなかったし、ローで明確なダメージがあったので、
    もしかすると判定ではジマーマンに入れていたジャッジがいたかもしれません。

    まあ、そういった一瞬の隙を突くのが上手いのがボンヤスキーの凄いところでもあり
    いやらしいところでもあるのですが^^;

    ボンヤスキーは今回は周りの声もあってか徹底的な逃げには徹しなかったようです。
    ワンチャンスをものにしたボンヤスキーに拍手。

    リザーブファイト2
    ○ダニエル・ギタvsセルゲイ・ハリトーノフ
    予想:○

    テレビ未放送。
    さすがの死神落下傘も初のK-1ルールでろくなK-1練習もせずに試合をしたのでは当然の結果です。

    お腹周りはやや引き締まった印象を受けましたが、やはりローの鬼のギタ相手にロー対策がなかったのは愚の骨頂。
    根性で3Rまで耐えたもののそこで気持ちが途切れラウンド開始早々にローでTKO負け。

    ハリトーノフはMMAの選手なのでローを喰らうたびに掴むモーションを見せていましたね。
    あの動きが出るということはキックの動きを練習していない(モノに出来ているレベルまで達していない)証拠です。

    まあこれに懲りてMMAとK-1を行ったりきたりは止めにしてMMA一本で行って欲しいものです。
    一時期は対ヒョードルの有力株だっただけに復活してほしいところですT-T

    消される前に見るべし。

    ワンマッチ
    京太郎vsタイロン・スポーン○
    予想:○

    テレビ未放送。
    キックで戦いたい京太郎とパンチで戦いたいスポーンで逃げる側と追う側の構図の試合展開。
    3Rでパンチを当てたスポーンとアグレッシブな印象のない京太郎。
    決定打はないとはいえ妥当な判定結果。
    逃げとカウンター待ちでは明確なダメージがなければ判定で分が悪いのは当然か。

    なかなか自分の距離で戦えないスポーンが大振りするのと何度もスリップするシーンが印象に残りましたw

    続く

  • K-1 MAX 2009 FINAL感想

    DREAMが深夜放送だったので一日に二つの格闘技興行を見た事になります。
    こんにちはtamo3です。

    K-1 MAX2009決勝戦の感想を。

    [第1試合 スーパーファイト 3分3R+1R]
    長島☆自演乙☆雄一郎vsシュー・イェン○
    予想:× 1R TKO

    自演乙の試合は今年になってからしか見た事がなかったのですが、こんなに正面からガスガス殴り合いにいく選手でしたっけ?
    案の定反撃でTKo負け。
    ちょっとらしくないような気がしますが、悪い負け方をしましたね。
    この内容では大晦日出場とかは微妙でしょうか。
    アニメのコスプレとかも話題作りにはいいアイディアですが、試合が今回みたいな内容ばかりだと完全にピエロなので…。
    副業である格闘技も頑張ってもらいたいものです。

    [第2試合 準決勝 3分3R+1R]
    山本優弥vsジョルジオ・ペトロシアン○
    予想:○ 1R TKO

    ライトなファンの多くは山本を応援していたと思いますが…。
    残酷なまでに強いペトロシアンの圧勝。
    残念ながら山本は一矢も報いることができませんでした。
    山本の頑張っても歯が立たない姿を見ると自分の実生活の現実を見ているようで辛いです…。

    [第3試合 準決勝 3分3R+1R]
    ○アンディ・サワーvsブアカーオ・ポー.プラムック
    予想:× 延長判定2-1

    今回はどっちが勝ったとしても納得をせざるを得ない僅差でした。
    自分はブアカーオ贔屓なのでブアカーオの勝ちでよかったんじゃない?って思いますが、
    やはりどちらも決定打がなかったのは確か。
    仮にブアカーオが勝っていたとしても文句を言われる筋合いはないでしょう。
    ポイント的にはどうだか知りませんが、組み合いから投げを打つイエローカードものを連発するブアカーオに
    パワーと執念を感じたのですが。
    というかああいう戦い方が谷川Pが嫌いだからムエタイ選手枠減らすとか言ってたんでしたっけ。
    でも自分のスタイルを捨てて無理に打ち合いに行くと去年みたいに酷い結果になりますし。
    ムエタイの選手はMAXでもヘビー級でも辛いですね。

    ただ試合内容的にはサワーvsキシェンコに劣らないぶつかり合いだったと思います。

    [第4試合 リザーブマッチ 3分3R+1R]
    ○佐藤嘉洋vs城戸康裕
    予想:× 2R TKO

    地力差を露呈する形になってしまった結果。
    やはり調子が極端に悪くなければ佐藤は強いですね…。
    城戸はちょっと気持ちで負けている印象です。
    感情が分かりやすいのは彼のいいところでもあるし悪いところでもあるので
    ポーカーフェイスになるのは無理でしょう。

    佐藤はパンチが打てるようにはなってきていますが、
    やはりガードの甘さが打たれ弱いのと相まって目立ってしまいますね。
    リーチの長い選手の宿命でしょうか。

    [第5試合 スーパーファイト 3分3R+1R]
    渡辺一久vsチョン・ジェヒ○
    予想:○ 3R判定1-2

    お互い気持ちの強さを全面に出した試合でしたね。
    ただ渡辺は効いてないアピールでごまかしてましたがほとんどといっていいほどローをカットできていませんでした。
    これだとこの先厳しいと思います。
    ボクサー出身選手の課題、ロー対策。
    これを高いレベルでこなせるかどうか。

    そしてこのジェヒという韓国人選手、地味につええ。
    ビッグネームはやりたがらない選手筆頭になりそう。

    [第6試合 スーパーファイト 武田幸三引退試合 3分3R+1R]
    武田幸三vsアルバート・クラウス○
    予想:○ 2Rドクターストップ

    結果は予想するまでもなく。
    試合内容よりも目だってしまうのが角田レフェリーのレフェリング。
    最後だからキッチリKO負けするまでと思ってスリップ裁定でもしていたのでしょうか。

    時間差で倒れた武田を見たとき多くの人が「もう止めろ」と思ったはず。
    カウントナインで続行判断するとき、武田の目の焦点は合ってなかった気がします。(白目?)
    テレビで見ていた私にはそう見えるほど朦朧とした表情をしていました。
    その後のダウンもスリップ裁定する角田。
    選手を殺す気か。

    すでに武田は選手として試合をできるコンディションにないと私は感じていました。
    避けれない、当てれない、極端な打たれ弱さ、素人目に見ても壊れていると判断できます。
    ですので事故なく終わったことだけが良かった点。

    武田の最後まで強い選手と戦おうとする心意気には「漢」を感じますが、それと安全性とは別の問題。
    リングの上で死ぬ気で戦っても本当に死ぬのはダメです。
    今年は三沢さんの事故もありました。
    ボクシングでも例年になく多くの死亡事故が起きています。
    今回は無事に試合が終わりましたが、今回のような角田レフェリーのレフェリングでは死亡事故を量産しかねないと思います。

    言いたいことは後から後から湧き出てきますが、とりあえずは武田が生きてリングを降りれたことにホッとしています。

    武田選手、長い間お疲れ様でした!
    これからは家族を大事にして生きてください。

    それからクラウスも因縁も何もないのに武田の気持ちを汲んだ対応をしてくれてありがとうと言いたい。

    [第7試合 スーパーファイト 3分3R+1R]
    ○ドラゴvs小比類巻太信
    予想:○ 3R判定3-0

    テレビ放送なし。
    いつもの小比類巻に戻っていたようで…。

    [第8試合 スーパーファイト 3分3R+1R]
    ○アルトゥール・キシェンコvsトゥファン“ストーム”サラフズン
    予想:○ 3R KO

    テレビ放送なし。
    予想は当たり。

    [第9試合 スーパーファイト 3分3R+1R]
    マイク・ザンビディスvs日菜太○
    予想:× 3R判定0-3

    テレビ未放送ですが。
    うーむ。
    日本人がザンビに勝つことを素直に喜べない自分。
    ついに日本人にも攻略されてしまったザンビ。
    ダウンを奪われての大差の判定負けだそうです。

    やはりあのフック主体のファイトスタイルの限界か…。
    今回の試合を落としたことで来年はK-1に呼ばれるかどうかも微妙になってしまいましたザンビ。
    日菜太は日本トーナメント本命になるか。

    [第10試合 決勝戦 3分3R+1R]
    山本優弥vs.ジョルジオ・ペトロシアンの勝者
    アンディ・サワーvs.ブアカーオ・ポー.プラムックの勝者
    ペトロシアンvsブアカーオを予想。
    ○ジョルジオ・ペトロシアンvsアンディ・サワー
    予想:× 3R判定3-0

    準決勝を外したことで決勝も自動的に外れ。
    それにしても「強すぎる」の一言に尽きるペトロシアン。
    準決勝でのハンデがあるとはいえサワーを相手にほぼ完封に近い勝利。
    3Rには判定負けを悟ったサワーがバクチで大技を狙いにいくシーンが何度も見られました。

    細かい技術解析なんかはマニアの方に任せるとして、私の感想は前述のように「強すぎる」。
    しかし同時につまらないとも思いました。
    私が面白味を感じる対戦カードというのは実力が僅差でどっちが勝つかわからないカード。
    今回のサワーvsブアカーオやサワーvsキシェンコのようなカードです。

    今回ペトロシアンが文字通り化け物じみた強さを発揮して優勝してしまったために、
    来年のK-1MAXにあまり期待がもてません。
    ペトロシアンの強さがサワーやクラウスに近い位置にあるのなら楽しみにもなるのですが、
    残念ながら頭一つ抜けているといっても過言ではないので。
    もしくは来年さらにペトロシアン級の選手が参戦すれば話は別なのですが、あんな化け物そうそういるわけもなく(苦笑

    とりあえずはトップレベルで未対戦のvsブアカーオとvsキシェンコが実現すれば…といったところでしょうか。

    予想の時も書きましたがK-1甲子園の予想はなし。
    HIROYA贔屓の判定だったのは相変わらずだったようですが、もはや当たり前のことなので突っ込む気はなし。
    vs魔裟斗とvsHIROYA戦はポイントマイナス1からスタートと選手は知るべきです。
    判定じゃ絶対勝てないと知るべきです。

    的中率5/10
    鉄板な試合しか当たりませんでした。
    満足度6/10
    やはり山本効果で熱が入ったのが大きな要因でしょうか。
    結果的には惨敗でしたが試合が始まるまでの煽りとしては上出来でした。
    山本頑張れ~って本気で思いましたし。
    競技性的にはやはりサワーvsブアカーオの試合で満足しましたが、
    ペトロシアンは強すぎて競い合いにならずに圧倒していたのでイマイチ。
    なので全体的な満足度は低め。

    強すぎてイマイチ応援する気になれないペトロシアンもメディアでキャラが露出してこれば
    ヒョードルみたいに応援したくなる選手になるかもしれませんが、今のところイチオシの選手にはならず。

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  • DREAM12感想

    深夜枠で1時間30分枠だったので少し期待していましたが後半15分くらいはK-1MAXの予告番組で拍子抜けです。
    こんにちは、tamo3です。

    当然、感想はテレビで見た試合だけをつらつらと。

    [フェザー級]
    藤原敬典vs宮下トモヤ○
    予想:○ 3R判定0-3

    テレビ放送なし。

    [ライト級]
    ○弘中邦佳vsパーキー
    予想:○ 1R終了時TKO

    若干パーキー優勢な感じで終了した1R。
    しかしパーキーが左目が見えないと訴え試合終了。
    弘中にとっては全く勝った気のしない勝利でしょう。

    [フェザー級]
    ○前田吉朗vsチェイス・ビービ
    予想:○ 1R裸締め

    この試合はビービがどうのこうのではなく前田のパフォーマンスが素晴らしかった。
    立ってよし寝てよしな印象を受けました。
    PRIDEの時はイマイチな印象しかなかった前田ですが、やはり適正階級で戦えれば素晴らしい選手なのですね~。
    打倒フェルナンデス候補に名乗りを上げましたが期待してもいい内容の勝利だったと思います。

    [ミドル級]
    パウロ・フィリオタレック・サフィジーヌvsユン・ドンシク
    予想:○ 3R判定2-1

    テレビ未放送。
    微妙な試合だったようですが…。

    [ミドル級]
    ○柴田勝頼vs石澤常光
    予想:○ 1R パウンド

    柴田、ちょっと動きが良くなってきたかも。
    MMAではロートルもいいところな石澤相手とはいえタックルをきっちりと切って
    打撃戦を展開できた事は評価してもいいのではないでしょうか。

    途中足を止めて打ち合うなどプロレス魂を見せてしまうところもありましたが、
    ダウンを奪った後のパウンドの追撃の動きなんかはかなりスムーズだったと思います。
    調子が上がってきたところでそろそろ中堅外国人選手と戦ってみるのも面白いと思います。

    それにしても石澤さん、思っていた以上にグッドシェイプで驚きました。
    最近プロレスもやってなかったのでタプタプのお腹とかになってるかもとか思いましたが、
    そこは身体を見せる職業のプロレスラー。しっかり管理していたようです。

    たくさんの人が笑っていたようですが、石澤の「DREAM?金のないPRIDEね」は私もツボに入りましたw
    さすがケンドーカシン、マイクパフォーマンスではナンバーワンでしょう…。

    [ミドル級]
    桜庭和志vs ゼルグ“弁慶”ガレシック○
    予想:× 1R 膝十時固め

    うれしい誤算。
    まさかの桜庭一本勝ち。
    私の予想も可能性としてはかなり高かったと思うのですが、それを覆す桜庭はさすが。

    それにしてもこの試合の桜庭のタックルは素晴らしかった。
    レスリング経験のない私でもあの超低空タックルは凄いと感じました。
    五体満足だった若い頃の桜庭だったらあのタックルを切れる選手はトップレベルでもそうそういないと思います。

    しかし、アキレス腱固めをかけている間の弁慶のパウンドはやばかった。
    あれは止められてもおかしくないほどの連打。
    桜庭の打撃を食らいながら技をかけるっていうのは相変わらず見ててハラハラします;

    どうやら桜庭も弁慶もケガは思ったほど酷くはない様子。
    でも桜庭の大晦日出場は微妙かな…。

    [ウェルター級]
    ○マリウス・ザロムスキーvsペ・ミョンホ
    予想:○ 1RTKO

    圧倒的強さのザロムスキー。
    3試合連続のハイキックでKO勝ち。
    ミョンホはハイキックのガードが甘かったですね。
    腕が浮いたままガードしてたようで、ガードした腕ごと吹っ飛ばされました。

    今DREAMに参戦している選手でザロムスキーを止められる選手いますかね…。

    [ライト級]
    ○エディ・アルバレスvs菊野克紀
    予想:○ 2R 肩固め

    1Rはアルバレス危うし状態だったのですが、
    2Rにグランドの展開になるとアルバレスペースに。
    菊野はグラウンドでの弱点を露呈しましたね。
    テイクダウンで上を取られるとほぼ何もできない状態に。
    アルバレスが上手いというのもあるとは思いますが…。
    打撃に関しても一発一発は相当な強さですが、乱打戦が苦手というのも見えてきました。
    ロングレンジ~ミドルレンジでのプレッシャーは半端ないですが、クロスレンジでかき回されると芳しくない印象を受けます。

    これは大晦日は青木vsアルバレスのリマッチと川尻vs菊野を期待するべきか…?
    うーんでも相性的に青木は川尻の方がやりづらそうですよね。
    どうなることやら。

    [ヘビー級]
    ○アリスター・オーフレイムvsジェームス・トンプソン
    予想:○ 1Rフロントチョーク

    ゴング&ダッシュはありましたがやや控えめなダッシュのトンプソンでした。
    それにしてもあれだけの身長の選手をスタンドフロントチョークで極めるアリスターって…。
    K-1開幕戦から決勝戦の間にこれでMMAを二戦したわけですが、全くの無傷。
    恐ろしい…。
    打倒シュルトの一番手になりそうな勢いです。

    なんだかんだいって試合は8/9
    桜庭の試合以外の予想が的中しました。
    今回は予想バッチリですね。

    DREAM初のケージでしたがやはりテレビで見る上ではリングもケージも見やすさは変わらず。
    CAGE FORCEで見たときは柱が邪魔で邪魔しょうがなかったのですが、8本から6本になっていることで
    多少は見やすくなっていたのでしょうか。
    色が黒ではなく白というのも他のケージの大会と差別化ができてよかったと思います。
    色が違うってだけで大分バイオレンスなイメージが払拭されるもんなんですねえ。

    ぶっちゃけプロレスやK-1はリングでもいいですが、MMAはケージで統一してもいいと思います。
    ロープ際のドントムーブと態勢の直しは流れを切ることにつながり、微妙なジャッジングにもつながるので
    そういった曖昧な事がなくなるケージ導入を積極的にしてほしいところです。

    そういえば、コスト面で厳しいから年1回といっていましたね;

    満足度は最初からそこまで大きな期待をしていなかったせいもあって相対的に満足度は高め。
    8/10

    今大会はまあまあ面白かったと思います。
    これは対戦カードではなく内容で満足したからかな?
    判定も少なかったし。

    DREAM ウェルター級グランプリ2009 DVD-BOX

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