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  • 【感想】DREAM14

    DREAM14

    2010.05.29

    録画は無事成功。
    午前中に録画した映像を見て感想を書き。

    第1試合 無差別級
    ミノワマンvs.イマニー・リー 予想:○
    1R4:16 裸締め

    リーの体格に見合わないスピードのあるパンチを牽制で見せると一歩下がったミノワマン。
    しかしタックルを切れない、テイクダウンされた後の動きがお粗末なのはしっかりとした
    MMAの練習をした選手ではないので仕方ないでしょうか。
    足関節はかなり警戒されていたのでそこからアームバー狙いからマウント、バック、チョークという流れは
    スパーリングを見ているよう。
    結果はミノワマンの圧勝。

    前回と同じハルク路線はいいとしても今回はどこか消化試合に見えてしまったのは気のせいでしょうか。
    リーが試合後に妙にさっぱりしていたせいか。

    第2試合 フェザー級 61.0kg
    前田吉朗vs.大沢ケンジ○ 予想:×
    判定1-2

    両者ともWEC出場経験ありの対戦。
    2Rは放送カット。
    技術的にはいいものを見せているようなのですが、二人ともどこか思いっきりがないような。
    壁際の攻防が多く、テイクダウンしきれない前田に倒れない大沢と展開もどっちつかず。
    打撃戦の微妙な判定で大沢が勝ちましたがちょっと退屈でした。
    この壁際の微妙なバランスとかがわかれば楽しめるのかもしれませんが私にはちょっとわかりませんでした。

    第3試合 フェザー級 64.5kg
    宮田和幸vs.大塚隆史 予想:○
    判定2-1

    この試合も2Rカット。
    正直どっちが勝っても微妙な判定でした。
    それだけ決定打がなく、宮田が最後にマウントをとった印象点だけが具体的な材料でしょうか。
    ダメージは大塚の方が、スタミナは宮田の方が消耗が激しく見えましたし。イーブンな印象。

    以前もいいましたが、この大塚という選手。
    暴言が売りになっているようですが、内容がともなってない印象が強く、私の中では口だけヤロー扱いです。
    DEEPとかでは勝っているようですが、テレビ観戦が主の私にとってはやはり口だけヤロー。
    宮田もDEEPやケージフォースで勝ち星を挙げてのDREAM復活ですが、キャッチウェイトでもスタミナ切れを
    起こしたところを見ると63kgはきついでしょう…。
    宮田の課題としてはやはりアマレス出身者にありがちなテイクダウン後の動きでしょう。
    解説陣が言っていたようにパウンドを打つべき場面でもついポジショニングしてしまう。
    このままではパウンドが打てる位置でもポジショニングをしてしまい機を逃す可能性大です。

    第4試合 フェザー級63kg
    所英男vs.西浦“ウィッキー”聡生○ 予想:×
    1R2:10 KO

    あっけなく沈んだ所に呆然としました。
    たしかにウィッキーは危険な相手でしたがグラウンドの攻防もなく、一度もタックルにいくことなく終わってしまうと…。
    所が負けるたびにグチってしまいますが、やはり所の対戦相手は下から追い上げてくる選手よりは、
    立場とか実力が格上の選手とやるべきだと思います。
    結果がどうであれ、試合内容はいつも夢中になれるものだし、本人のモチベーションもそのほうが維持できると思っています。

    一方のウィッキーはこれを機にDREAMに売り出してもらえるのでしょうか。
    テレビ向きのハデな外観とワンパンKO至上主義(笑)
    本人が語るとおり、いろんな意味で普通じゃない選手。
    タックルがあるMMAであそこまでパンチをフルスイングできる選手を他に私は知りません。

    試合後のコメントもないほど傷心の所ですが、まだまだ引退せずに頑張って欲しいです。
    一方のウィッキーには是非大物食いを目指して欲しいと思います。
    フェザーには幸運なことにまだまだ強い選手はたくさんいますし。

    第5試合 フェザー級60kg
    山本“KID”徳郁vs.キコ・ロペス 予想:○
    1R1:41 KO

    この試合は結果だけで十分でしょう。
    KIDが勝つべき相手に勝った。
    スカ勝ちで。

    第6試合 フェザー級65kg
    高谷裕之vs.ヨアキム・ハンセン 予想:×
    1R4:27 KO

    まさかのハンセンKO負け!
    これは完全に予想外。
    高谷を賞賛するしかないです。

    両者ともに打撃巧者なので判定までいくと思ったのですが…。
    今回は前回と比べてハンセンらしい動きをしていましたが、
    残り時間を気にするなどスタミナにはやはり問題があるようです。
    下がりながらのカウンターでハンセンがよろけたことにちょっと驚きを隠せませんが、
    ライト級のハンセンはこんなに打たれ弱くないはず…という意味でも驚きを隠せません。
    それだけ高谷のパンチが芯を捉えていたということでしょうか。
    そこから追撃の右フックに関しては言うこともないほどの見事なもの。
    是非高谷にはビビアーノのタイトルに挑戦して欲しいと思います。

    で、ハンセンにはライトに戻って欲しいと思います。
    結果的にフェザーで2連敗なことですし考える余地はあると思います。

    第7試合 ミドル級88kg
    桜庭和志vs.ハレック・グレイシー○ 予想:×
    判定0-3

    1Rの腕ひしぎの時に極めたかった桜庭ですが、凌がれてスタミナ的にきつい展開に。
    2Rはグラウンドでハレックの有利な展開が続き、3Rでは桜庭がスタンドでやや有効打を当てるも
    グラウンドでは有利になれず。

    終盤、桜庭がアームロックを仕掛ける流れの途中でハレックのトランクスが脱げたという理由で不可解なドントムーブ。
    これはいただけません。
    関節技にいくかいかないかの流れに水をさされたら相手は持ち直すに決まってます。
    結局アームロックは失敗し、逆に最後はハレックが腕十字をキャッチの体勢に。
    桜庭はレフェリーに向かって極まってないとアピールしながら試合終了。
    結果は桜庭敗北。

    桜庭ならグレイシーとはいえこのくらいの選手になら勝てるかな~と期待していたのでガッカリです。
    途中で流れが切られたこともあってかスッキリしない印象もあります。
    それにしても年齢によるものとはいえスタミナの無さと、それよりも膝の死に具合が酷く見えました。
    膝がここで曲がれば、踏ん張れれば、と思うシーンが何度かありました。

    第8試合 メインイベント  ウェルター級76.6kg
    桜井“マッハ”速人vs.ニック・ディアス○ 予想:○
    1R3:54 腕ひしぎ十字

    始まってテイクダウンに行くまではマッハペースでした。
    間違いなく1Rは取れていた展開。
    しかしテイクダウン後はディアスに下から攻められあえなく轟沈。

    結果論からすればあそこでテイクダウンに行ったのは失敗でしたが、
    自分的には完全に成功したテイクダウンに見えただけに、あそこから深追いせずにヒョードルvs.ノゲイラ戦ばりに
    すぐにスタンドでやり直すという戦法をとっていたらマッハ勝てたはず。

    惜しい。


    ケージは引退と完全引退は否定したマッハに日本はケージではなくリングにするべきと語るディアス。
    今回の大会がケージマッチに至る理由となった対ストライクフォース対抗戦はまたしても日本が負けてしまいました。
    この結果を受けてケージが常時運用されるのか、日本独自の路線を行くのか。
    私にはわかりませんが、個人的には大衆に勝負の場と認知されているリングがいいと思っていますが、はてさて。

    そう、六角形のリングにすればいいのでは、メキシコのプロレスみたいに(笑

    冗談はともかく予想は4/8で半々。
    ただ応援している所、ハンセン、桜庭はみんな負けてしまったので満足度はかなり低く3/10
    まあ、所に限っては相手も応援している選手なのでどっちにしろって感じですが。
    マッハが名目上対ストライクフォース戦で負けてしまったのも要因。

    いろんな要因で満足度が下がる中、ミノワマンの存在は私の中でかなり大きい。
    通な方からはイロモノとしてみられているミノワマンですが、彼の試合が無かったらもっと大会の満足度は下がっています。
    どんな立ち位置だろうとまた次が見たいと思わせれる選手、そして試合をすることは大事なことだと思います。

    青木がDREAMの自称大黒柱と言っていますが、ミノワマンはいうなれば縁の下の力持ち、土台とか基礎とかですよね。
    彼がいればこそのDREAMと最近思っています。

    以上

    決まり手、決着時間はスポーツナビ参照。
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2010/2010052902/index.html

  • 【予想】DREAM14

    今回は大会前にきちんと予想ができそうです^^;

    第1試合 無差別級
    ミノワマンvs.イマニー・リー

    K-1、MMA、プロレスにアメフトと主目的経験豊富なイマニー・リー。
    体格差もかなりあります。
    ここはスーパーハルクのミノワマンの関節技で一本を期待しないわけにはいかないでしょう。
    エロール・ジマーマン戦のようにタックルを決めたら関節技を極めるまで逃がさない展開を作れれば、
    ミノワマン勝利は固いか。

    第2試合 フェザー級
    前田吉朗vs.大沢ケンジ

    いつも惜しいところで負ける前田。
    DREAM初参戦の大沢に負けるようだと居場所がなくなるのは明らか。
    頑張れという意味も込めて。
    前田のファイトスタイルは嫌いじゃないのですが、本人のコメントのように少し冷静に
    間合いを大事に打撃戦を展開できれば前田が勝つと予想。

    第3試合 フェザー級
    宮田和幸vs.大塚隆史

    MMAの実力はさておき、肉体的にヤバすぎる宮田。
    苦手な柔術家で勢いのある大塚を止められるか。
    宮田再浮上の期待を込めて。
    宮田はタックルを極めてもレスラーの悪い展開である塩漬け状態にするだけでは
    大塚に勝つのは難しいと思われる。
    フィジカルに物を言わせてパウンドで一気に決めれば。

    第4試合 フェザー級
    所英男vs.西浦“ウィッキー”聡生

    正直どちらが勝って欲しいとは決められない。
    しかしこれまでの頑張りをテレビを通じて知っている分だけ所に感情移入してるので。
    ウィッキーが徹底してグラウンドを避けるようだと泥仕合で判定か、いいのを一発もらって所が負ける可能性大。
    わずかなチャンスをものにして欲しい。
    寝かされたらすぐ立つと豪語するウィッキーに負けずに立たれてもすぐにテイクダウンを仕返しするくらいの勢いがあれば。

    第5試合 フェザー級
    山本“KID”徳郁vs.キコ・ロペス

    Strike Forceで決まっていたカードが流れてそのままDREAMへ。
    KIDの相手はHIROYAにK-1ルールで勝っただけのかませ犬のよう。
    ここでKIDが取りこぼすようだと終わりが近い。
    再浮上に期待して。
    スカ勝ちして欲しいが、ここは丁寧にテイクダウンからパウンド、腕ひしぎのフルコースで。

    第6試合 フェザー級
    高谷裕之vs.ヨアキム・ハンセン

    バチバチの打撃戦を想像してしまいますが、その中の僅かなスキに
    テイクダウンを奪った方が主導権を握る戦いになりそう。
    お互い寝かされたら終わりという選手ではないので、ビビアーノvs.ハンセン戦同様、
    アグレッシブに手数の多い方が判定で勝つと思います。
    前回はらしくなかったハンセンに勢いが戻っていると信じて。

    第7試合 ミドル級
    桜庭和志vs.ハレック・グレイシー

    グレイシーのホープに桜庭がたちはだかるの図。
    MMAの戦績としてはまだまだなハレックの挑戦試合という印象があります。
    桜庭の体調がグッドな状態なら勝てると思いますが。
    終わるまではハラハラしますね><
    ハレックはパワーはあっても打撃に穴があるので案外桜庭は打撃から主導権を奪うかも。

    第8試合 メインイベント  ウェルター級
    桜井“マッハ”速人vs.ニック・ディアス

    この試合に進退をかけるというマッハですが、ディアスに勝つのは正直難しいと思います。
    冷静に見てディアスの勝利。
    ですが、マッハが勝ったほうが自分は嬉しいです。
    自分の予想を覆して欲しい。

    ざっくりと予想しましたが今回はどうなることやら。
    それよりも心配なのはテレビ放送時、家にいないので録画の成否が心配です。
    失敗するなよ…。

    感想に続く

  • 【感想】DREAM13

    DREAM13

    2010.3.22 神奈川・横浜アリーナ

    テレビで見れた範囲内での感想を。

    第1試合 無差別級ワンマッチ 1R10分、2R5分
    ミノワマン(日本)vs.ジミー・アンブリッツ(アメリカ)×
    2R 2:42 足首固め

    1Rでアンブリッツに肩固めを極められかけた時はパワーでねじ伏せられるのか?と
    焦ってしまいましたが、スタンドに戻るとスタミナ切れのアンブリッツがミノワマンの打撃に対応できない状況に。
    2Rではミノワマンがマウントをとられるとすぐにリバースし足首固めへ。
    お見事の一本勝ち。
    安心して試合を見れない、ハラハラしながら試合を見ることになるという点では
    所に似た部分があって楽しかったです(笑)

    第2試合 ライト級ワンマッチ 1R10分、2R5分
    菊野克紀(日本)vs.弘中邦佳(日本)×
    1R 1:26 KO(右フック)

    弘中はもうちょっと何かやるんじゃないかな~と期待していましたがグランドの展開になることもなく、
    スタンドで菊野が圧倒。
    三日月蹴りがあるという相手の心理をうまく読んでパンチから入ったのが上手かったです。
    KOシーンでも菊野は細かい左アッパーから右フックへのコンビネーションと、
    パンチのテクニックもバカにできないものをもってるみたいですね。

    第3試合 フェザー級ワンマッチ 1R10分、2R5分
    コール・エスコベド(アメリカ vs.前田吉朗(日本)×
    1R 2:29 KO(左ハイキック)

    ペース的には前田の試合でしたが一瞬の油断でKO負け。
    アグレッシヴで詰めが甘いっていうのが前田のいいところでもあり悪いところでもあるので…。
    攻撃的が故のリスクなのでなんとも言えません。
    もっと緩急を付けれるようになればペースを支配し続けれる気もするのですが、性格的に無理かな?
    エスコベドは得意のグラウンドの展開がないまま勝利したので代名詞の三角締めは披露せず終い。
    契約が続行していれば次はグラウンドが強い選手とやると面白いかもしれません。

    第4試合 ウェルター級ワンマッチ 1R10分、2R5分
    長南亮(日本)vs.アンドリュース・ナカハラ(ブラジル)×
    2R終了 判定3-0

    飛び飛びの放送だったので自分的判定の判断材料がそろわず。
    印象に残っているのはTKO寸前の長南がテイクダウンで危機を脱し、優勢に試合を終了した印象点くらいか。
    ナカハラは懸念しいていたスタミナ切れ的なものは見受けられず。
    ウェルターでもやっていけそうです。
    長南もグラウンド打撃だけでなく、関節技を少しでも使えれば、相手からすらば「嘘っ!?」って感じで
    虚を付けると思うんですけど、やっぱりガンガン殴るのは性格なのかなw

    第5試合 ライト級ワンマッチ 1R10分、2R5分
    KJ・ヌーン(アメリカ)vs.アンドレ・ジダ(ブラジル)×
    2R終了 判定3-0

    ダイジェスト放送なのでこれといった印象はなく。
    ヌーンの連打シーンを放送しただけみたいな。
    ジダはこれで3連敗…。
    次はあるのか。

    第6試合 セミファイナル ヘビー級ワンマッチ 1R10分、2R5分
    ジョシュ・バーネット(アメリカ)vs.マイティ・モー(アメリカ)×
    1R 4:41 アームロック

    金的アクシンデントで流れが途切れたこの試合。
    モーは無理に試合を続行したようで、グラウンドになるとアームロックが極まる前にタップアウト。
    まあ、しかたないですよね><
    ジョシュは細かいボクシングテクニックを身に付けたのか、
    ガードを固めて間合いを詰めて投げるという戦い方ではなく、
    巧みにモーの強打を空かしていました。
    モーの打撃だとガード上からでもダメージがあるからなのでしょうけど^^;
    結果的にジョシュが勝ちましたがイマイチな試合でした。
    今回の内容だとジョシュがアリスターに勝つ可能性は低いかな?

    第7試合 メインイベント DREAMフェザー級タイトルマッチ 1R10分、2R5分
    ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)vs.ヨアキム・ハンセン(ノルウェー)×
    2R終了 判定2-1 ※ビビアーノが初防衛に成功

    1Rはハンセンの手数が非常に少なく、ビビアーノがテイクダウンを数回奪うなどで優勢。
    ハンセンは主にローキック中心で当てていくもビビアーノは怯まず。
    ビビアーノがテイクダウンを数回奪うシーンではハンセンは見事な切り替えしで技をかけさせませんでした。

    2Rではハンセンガ数回ハードヒットを当てるもやはり手数が少なくスタミナに問題ありなのか、
    フェザー級初戦でペース配分がわからないのか、思い切りの良さが出ていませんでした。
    逆にビビアーノは2Rも数回テイクダウンを奪いポイントの上では明らかに優勢。

    結果は2-1でビビアーノが勝利し王座防衛。
    王者ということでお互い決め手がない内容ではドロー防衛としてこの結果は妥当でしょう。
    2Rにハンセンのアッパーでビビアーノのマウスピースが吹っ飛んだシーンで私は「このままいけるか?」と
    思いましたがビビアーノは上手くかわしましたね。
    判定のシーンではハンセンに1ポイントコールされるとビックリした表情をして手を挙げてました。
    ハンセンもあの内容でポイントが取れるとは思ってなかったようです。

    ハンセンファンの私としては残念な結果ですが、いつもと比べて思いっきりのよさが出ていない試合でした。
    ビビアーノは高谷やハンセンといった選手にスタンドで付き合うだけの打撃をもってきているとなると、
    グラップラーという認識を改めてオールラウンダーと認識しなければならなくなってきているようです。


    今回はミノワマンが勝ち、ハンセンが負けたので十分に満足がいく大会ではありませんでしたが
    膠着などは少なくまあまあの5/10

    会場ではジョシュvs.モーの金的アクシデントでかなり長い空き時間があったらしく、
    冷めてしまった人がいたとか。
    全体としてはあまり成功したとはいえない大会だったかも。

    今回から本格的にDREAM、Strike Forceの交流戦が始まったわけですが、
    果たして次は誰と誰がやるのか。
    DREAMからStrike Forceには誰が乗り込むのかが興味の対象です。
    といっても去年、一昨年にDREAMで活躍した外人選手のほとんどがSFと契約してしまったわけですが…。

    それにしてもウェルター以上の階級に選手がいなすぎる。

    試合時間、決め手等wikiペディア参照。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/DREAM.13

  • 【予想】DREAM13

    アップが大会終了後なので後だしジャンケンな感もありますが、
    脳内予想はいつもしているのでそれをつらつらと。

    第1試合 無差別級
    ミノワマンvs.ジミー・アンブリッツ

    ミノワマンの試合の場合、いつも応援してしまっているので
    相手が誰でもミノワマン予想にしてしまいます。
    まあ、相手がヴァンダレイとかランペイジとかの時は負けを予想しますが…。
    そこまでの実力派の選手じゃなければミノワマン。

    第2試合 ライト級
    菊野克紀vs.弘中邦佳

    菊野の三日月蹴りは幻想と言い捨てる弘中。
    ウェルター級では実力を発揮しきれていませんでしたが、
    ライト級に落としてからは3連勝と調子のいい弘中が菊野=三日月蹴りを攻略できるか、というところが
    ポイントだと思います。

    第3試合 フェザー級
    コール・エスコベドvs.前田吉朗

    パルヴァーやフェイバーなどの強豪ストライカー相手に負け星を付けさせられている
    元WECフェザー級王者のエスコベド。
    スタンド打撃戦は日本屈指の実力がある前田にとって相性がいいと言えるのではないでしょうか。

    第4試合 ウェルター級
    長南亮vs.アンドリュース・ナカハラ○

    日本復帰初戦の長南とミドルからウェルターに落として初戦のナカハラ。
    個人的にはナカハラのポテンシャルの伸びに期待。
    懸念は階級を落としたことによるパワーとスタミナ。
    長南はUFCで芳しい成績を修めることができなかったので日本では
    うっぷんを晴らしたいところですが果たして…。

    第5試合 ライト級
    KJ・ヌーンvs.アンドレ・ジダ○

    MMA内のボクシングテクニックではBJペンと並んで評価の高いヌーンがDREAM初参戦。
    ジダはテクニックに囚われない荒々しい、セオリーにない打撃が武器なだけに
    テクニシャンのヌーンのリズムを崩せるかどうか。
    最近連敗して後がないのでジダには頑張ってもらいたいです。

    第6試合 セミファイナル ヘビー級
    ジョシュ・バーネットvs.マイティ・モー

    ヒョードル戦が消滅してからかなり長い期間がありましたが、ようやくジョシュがMMAにカムバック。
    そしてDREAM初参戦。
    ギャラは大丈夫なのかDREAM。
    この組み合わせならジョシュに賭けざるを得ない。
    多くの方々が言うようにハント戦のような結末になりそうな気がします。
    ハントとモーは体型が似てるせいか特にそう思いますw

    第7試合 メインイベント DREAMフェザー級タイトルマッチ
    ビビアーノ・フェルナンデスvs.ヨアキム・ハンセン○

    ハンセンファンの私にとってここは当然ハンセン勝利予想。
    ライトからフェザーに落としていきなりのタイトルマッチ。
    元ライト級王者の特権ですかね。
    ビビアーノも確かに強いとは思いますが、最近は決め手に欠き、
    なんとなくヒカルド・アローナっぽくなってきているのが残念です。
    アグレッシブなハンセンが相手ですのでビビアーノもアグレッシブにいって好勝負を演じてもらいたいです。
    そしてハンセンが勝ってくれ!

    感想に続く

  • Dynamite!!2009感想5 総括と青木事件について

    なんだか今年もすごいスピードで駆け抜けていく予感。
    もう10日過ぎた…。

    で、年末のDynamite!!2009の最後のエントリー。

    予想的中率は9/18
    満足度は4/10ってところです。

    まず面白いところよりもダメなところが多く印象に残ってしまいました。
    大晦日に5時間放送する関係上試合数が多くなるのは仕方ありませんが、
    もう2,3試合減らしてもよかったのではないでしょうか。

    自分は録画したものをチマチマ見ていったので特に問題はありませんが、
    会場で観戦した人は辛かったというか後半ダレたのではないでしょうか。

    賛否両論ありますが、K-1甲子園をDynamite枠でやることに関しても「?」マークが付きます。
    K-1甲子園はあくまでK-1とK-1MAXのコンテンツとして扱ったほうがストーリーも
    作りやすいのではないでしょうか。
    来年も大晦日が決勝戦なのかな?

    DREAM対戦極の対抗戦もギャラリーにとってはイキナリ感が強く、
    カード発表も例年よりさらに遅かったので、イマイチ乗れませんでした。
    せめて年内最後のDREAMか戦極で発表されていれば、
    大晦日は「ついに」といった気持ちで向かえられたのにな、と残念に思います。

    あとはスーパーハルクトーナメント優勝者であるミノワマンにベルトも賞金もないといった、
    まさにテレビの一企画でしかなかったオチや、魔裟斗や吉田の過去の試合は放送するのに、
    一部のしょっぱい試合はダイジェストすら放送されないといった事は相変わらずTBSというかなんというか。

    個人的に特にダメだと思うのがいわゆる「青木事件」です。

    この記事のエントリーした日からわかるように大晦日からは大分たっているので、
    ネットでどのように騒がれていたのかは多少なりとも把握した上での意見です。

    おおまかに青木に対する批判的な意見を大別すると

    1. 腕を折ったことも試合後の侮辱行為両方ともいけない
    2. 腕を折ったことは仕方が無いが侮辱行為はいけない

    腕を折ったことを批判し侮辱行為は良いと言う意見は私の見た限りでは皆無でした。
    また少数ですが、腕を折ったことも侮辱行為も肯定する意見もありました。

    私の意見は上記の2となります。
    格闘技である以上、パンチでケガをすることがあるように
    関節技でタップしなければ折れることもあり得るという意見です。

    もちろん折れる前に青木側からレフェリーに何らかのアクションがあってもいいような気もしますが、
    それを察して止めるのがレフェリーであり、タオルを投げるセコンド陣がいるのです。
    恐らく、今回は試合が始まってから1分弱しか時間が経ってなかったのでレフェリーもセコンドも
    躊躇したという事も考えられますが。
    今回のケースは「レフェリーはストップが早いことがあっても遅すぎる事はあってはならない」という原則を
    破ってしまった形になります。
    リアルタイムで進行する試合において難しい問題だとは思いますが、残念な結果になったということです。

    一気に腕を折りにいった青木も悪いし、タップしなかった廣田も悪い。
    止めれなかったレフェリーも悪い。タオルを投げなかったセコンドも悪い。
    青木1人だけが悪者のように言われていますが、青木だけが原因で起きた事故ではなく、
    現場の人間全てが複合的に原因がある事故ということです。
    青木が腕を折ったことに対する私の意見は、腕を折る事を肯定するわけではありませんが、
    今回の事故は格闘技の試合ならあり得る事故として仕方が無いと思っています。

    パンチでだって眼窩底骨折とかあります。
    ローキックでだって足が折れる場合もあります。(ひ骨とか)

    侮辱行為についてですが、個人的には強い嫌悪感を抱きました。

    ネットで記事を読んでいると中には殺気があっていいとか、
    もともと格闘技はこうゆうものとか肯定する意見がありました。
    これは完全に個人の視点によって意見がバラつくのではないかと思います。

    実際に競技をやっている人と見ているだけの人の意見が違うように、
    格闘技にスポーツマンシップを求めている人とストリートファイトの延長だと思っている人の
    違いだと思います。

    私は競技経験はなく、ただの観戦者です。
    しかもほとんど実際に見に行くことは無く、お茶の間のライトな視聴者です。
    そしてどちらかというと格闘技にはスポーツマンシップを求めています。
    割と格闘技とか見る程度のややライトな層です。

    テレビでDynamiteを観戦した人のほとんどがそのライト層なのではないでしょうか。

    その大多数の人が腕を折った後に相手に対して侮辱行為をするシーンを見て
    かっこいいと感じているとは思えません。
    私と同じく嫌悪感を抱いていると思っています。
    あのシーンを見てハイテンションになるほど自分はサディスティックではありません^^;

    グダグダ長くなりましたが、倒した相手にたいして侮辱行為をすることは
    格闘技や武道において「礼」を欠くことですね、っていう意見です。

    日本では昔から武道において大切なのは心技体の3つをバランスよく育てることだといわれています。
    これは体育の柔道や剣道など学校の授業でも教わることなのではないでしょうか。

    今回の青木の侮辱行為は心技体のうち「心」を欠いた行為であり、まさしく「技」に溺れたという話ですね。
    青木のグラウンド「テクニック」は誰しもが認めるところですから。

    後日、青木は謝罪を表明し、処罰も受けるとのことなのでとりあえずは
    責任問題はこれで解決ということになります。

    しかし、大晦日に気分の悪いものを見せ付けた事による一般層への格闘技の印象は
    非常に悪いものになります。(一般の人が見ている前提で)
    これは腕を折るシーンをあえてカットしなかったTBSに責任があると思います。
    PRIDEが放送されていた時代、特に凄惨なシーン(シュルトvsハリなど)はフジはカットしていましたね。

    注目を集められれば良いも悪いも関係ないという会社の方向性がほんの一瞬によく出ていると思いました。
    とはいっても騒いでいたのはネットのみのようですが。

    さて、今年のDynamiteを総括すると全体としては可もなく不可もなく?
    いやちょっと不可の部分が多かったです^^;
    可の部分もありましたが、不可の方が目立ってしまうのは仕方がない事ですね。

    とりあえずは2010年も各団体ともに存続はするようで、楽しみにしたいと思います。

    うーん、総括と青木問題を分ければよかったかな?
    文章が長すぎ…。

    終わり