前回に引き続きテレビで放送された試合だけ。
古木克明vs.アンディ・オロゴン
元プロ野球選手である古木のデビュー戦との事ですが、打撃力が決定的に違かったかなと。
当然といえば当然ですが、クリーンヒット数が全然アンディの方が上でしたね。
古木は打撃ができないながらも前に出てプレッシャーをかけて何度かテイクダウンを取りましたが、
そこからはやはり経験不足という事で段取りが悪く極めきれず。
しかし身体能力は常人に比べれば高く、戦えないながらも戦い抜いたといった感じでしょうか。
面白かったとは言えませんが、つまらなかったとも言い切れない、そんな素人に近い同士のいい勝負。
石井慧vs.ジェロム・レ・バンナ
殴れないバンナに極めれない石井の典型的泥仕合。
バンナは序盤にクリーンヒットを当てれなければ勝ち目なしとは踏んでいましたが、
後半バテたバンナに対して石井があそこまで極めきれないとは思いませんでした。
ん~なんか理由はハッキリわからないけれど、つまらん試合だったなという印象しか湧き出てこない。
ミノワマンvs.泉浩
こちらは最終ラウンドのダイジェスト放送でしたが、なんだか泉は華がないですね。
ミノワマンが負けてしまったことが残念だったという前提もありますが、なんだか盛り上がりません。
ビビアーノ・フェルナンデスvs.高谷裕之
DREAMフェザー級タイトルマッチのこの試合。
ビビアーノはテイクダウンを数回奪いはするものの、そこからはなにもできずに高谷に立ち上がられる展開。
その事からその数度のテイクダウンは有効とはみなされていなかったと思われます。
でないと後半の高谷のラッシュだけでポイントを奪ったとは考えづらい。
中盤まではお互い動きも固く、大きな展開も結局は無かったのですが、
最終ラウンドにビビアーノが引き込んだ所で高谷のラッシュが始まり、
そこの印象点で試合は決まったようなものか。
個人的にはビビアーノのドロー防衛かな、とも思いましたがビビアーノのテイクダウンが
ポイントになっていなかったとすると最後のパウンドや細かなローを当てていた
高谷勝利もうなずけます。
■
残りの試合はダイジェスト放送。
印象に残ったのは桜庭の耳ベローン状態くらいでしょうか。
あとウィッキーはK-1ルールでもノーガードかよってツッコミたい事かw
今大会のMVPは文句なしに自演乙。
自演乙の勝利だけがスカっとする内容だった。
逆に青木が勝っていたら今回のDynamiteは私にとって最もつまらなかった興行ワースト3に
ランクインしていたでしょう。
勝負論的に語ることはほとんど無い今大会で実は川尻がジョシュ・トムソンに勝っていたという事実。
先につながる線ができたという意味でこの結果は大いに評価したいところです。
私も見てみたい川尻vs.メレンデスの再戦。
今回は予想していなかったので予想点はなし。
満足度は2/10。
厳しいですか?
でもこの大会を面白かったと言える人は少ないと思っています。(私見)
終わり